「朝鮮心医ユ・セプン」(全31話版)第4話~第6話:九尾狐事件、ウヌの自立とセプンの再生|ネタバレ・見どころ
キム・ミンジェ×キム・ヒャンギ主演の韓国ヒューマン時代劇「朝鮮心医ユ・セプン」の全31話版の第4話~第6話のあらすじと見どころを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】
「朝鮮心医ユ・セプン」は、李氏朝鮮時代を舞台に韓国tvNで2022年にシーズン1(全12話)、2023年にシーズン2(全10話)に分けて放送されたヒューマン時代劇。
※2026年2月3日から、BSテレ東とテレビ大阪とで放送される全31話版で、シリーズをまとめて再編集。
【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと時代背景や見どころ、ネタバレなしのあらすじなどまとめている。
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ばあちゃん役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
■第4話~第6話の見どころ
・「九尾狐事件」の真相解明猟奇的な連続殺人に見せかけた事件の裏に、権力と私欲が絡んだ人為的な犯行が浮かび上がる。検死・推理・心理描写が重なり、セプンとウヌの“心医”としての資質が際立つ。
・ウヌの過去と自立の物語
義弟の犯行を暴き、婚家との縁を自ら断ち切るウヌ(キム・ヒャンギ)。社会的な立場や慣習に縛られながらも、「人を助けたい」という意思を貫く姿が強い余韻を残す。
・セプンの再生と仲間への想い
マンボクを「唯一の家族」と語るセプン(キム・ミンジェ)。医師としてだけでなく、一人の人間として人を守ろうとする姿が描かれ、彼の再生の物語が本格的に動き出す。
・女医誕生への布石
「男医には診せられない」という壁を逆手に取り、ウヌが女医を目指す決意を固める展開は、本作ならではの痛快さと希望を感じさせるポイント。
■第4話
ケス医院に居候するばあさんから“プン”と呼ばれていたセプン(セヨプ)は、この地で改めて「ユ・セプン」と名乗ることを決意する。 ある祭りの帰り道、ウヌとセプンは左議政の養子で御史のシヌ(チョン・ウォンチャン)と出会う。冷静沈着でカリスマ性を備えたシヌは、感情や情熱を表に出さない人物だが、ただ一人ウヌだけが彼の心を揺さぶる存在だった。幼い頃から差別を受けて育ったシヌは、ウヌの父・ソ県令(キム・ハクソン)に見込まれて弟子となり、ウヌとは兄妹同然に育った過去を持つ。 しかしその裏で、彼は左議政の命を受けた密偵として「ユ・セヨプ=セプン」を捜すためソラク県に来ていた。翌日、料理上手のナメ(ヨン・ボラ)がケス医院に戻ってくる。南海出身の彼女は、実は帰化した異民族の子孫で、故郷を追われた末に偶然ケス医院へ流れ着き、今は食事係として皆を支えていた。
同じ頃、山中で肝臓を抜き取られた遺体が発見される。昨年も起きた「九尾狐事件」と酷似していることから、模倣犯の可能性が浮上。ウヌは過去の検案経験を活かし、セプンとともに捜査にあたる。
一方セプンは、ナメからケスが単なる強欲な医者ではなく、貧しい者を救うため両班から高額な診療費を取る“英雄”なのだと聞かされる。その夜、検死書を読み込むウヌは、首吊りと絞殺の違いを説明するため、セプンの首に紐をかけて実演するという大胆な行動に出る。
やがて再び九尾狐事件が発生し、現場付近で血まみれの白丁の娘ヨニが発見される。夢遊病のため記憶がないヨニは、有力な容疑者として御史シヌから厳しく問い詰められ、「私が殺したようです」と自白してしまう。セプンとウヌは無実を信じて奔走するが、シヌは彼女を投獄する。
セプンはヨニが本当に夢遊病なのか、過去の診療記録を調べる。やがて牢を抜け出し、裸足で山へ向かうヨニを、ケス、シヌとともに尾行。セプンが声をかけるとヨニは気を失い、ケス医院へ連れ帰られる。
なぜ牢の鍵は開いていたのか――。真相を追う中で、事件の背後にこの地の座首イム・スンマン(キム・ヒョンムク)と、ウヌの義弟(コ・ゴンハン)が関与していたことが判明する。イム・スンマンは九尾狐事件に見せかけて利益を得ようとし、義弟は出世を狙っていたのだ。王への献上品を横領し、希少な白い貂(テン)を巡って人々を排除していたのである。
その夜、ヨニが「お化け(トッケビ)が出た!」と錯乱状態に陥る。ウヌは、ヨニが犯人を目撃していたと確信し、遺体から矢に刺された痕跡を発見。遺体は矢で射殺され、矢を隠し血抜き刀を置くことで九尾狐事件に偽装されていたことが明らかになる。
■第5話
セプン(セヨプ)はヨニの証言をもとに九尾狐事件の現場を再検証し、さらに天才的な記憶力を持つ薬剤倉庫係の少年チャングン(ハン・チャンミン)の協力を得て、ヨニが診察に来た当日の記録から真犯人を絞り込んでいく。 一方、義弟にとって、昨年の九尾狐事件を解決したウヌの存在は邪魔でしかない。イム・スンマンと結託し、ウヌを婚家へ戻させようと画策する。ウヌは父・ソ県令に婚家へ戻ると告げるが、それは義弟を疑い証拠を掴むための策だった。婚家で証拠を探すウヌの前に義弟が現れる。ウヌはひるむことなく矢じりを突きつけるが、激昂した義弟は彼女の首を絞める。そこへセプン、マンボク(アン・チャンファン)に率いられたシヌが現れ、義弟は真犯人として捕らえられる。
姑はウヌを平手打ちし、さらにセプンは、長男の胃がんを隠してウヌと結婚させたうえ、彼女を殺害しようとした事実を暴露。ウヌは亡き夫の位牌に礼をし、自ら婚家との縁を断ち切る。
行き場を失ったウヌは「人を助ける仕事がしたい」と語り、セプン(セヨプ)はケス医院で医術を学ぶ道を勧める。
その頃宮中では、血を吐いて倒れる尚宮が現れ、先王の死と酷似した毒殺の疑いが浮上。尚宮は事件当時に関わった宮女がまだ生きていると告げて息絶え、王(オ・ギョンジュ)は事実を伏せるよう命じる。
シヌはイム・スンマンを呼び出し、今回の事件への関与を問いただすとともに、勝手な行動を慎むよう暗に警告する。また、セプンがユ・セヨプかどうかを確認するが、スンマンは否定する。
しかし、セプンの父(チャン・ヒョンソン)が残した毒殺の証拠である鍼と蝶の飾りは、シヌの持ち物だった。果たしてシヌは敵なのか――疑念が深まる中、左議政からの手紙を盗み見たスンマンは、セプンの正体を見抜き、味方になるよう迫るが、セプンはきっぱりと拒絶する。
※豆知識
ウヌが自らチョゴリのオッコルムを切って離婚を宣言する場面は、当時実際に存在した離婚の方法。 詳しくは「ポッサム」第8話豆知識参照。■第6話
ケス医院に、手の震えに悩む娘ヒョヨン(チャン・ヒリョン)と婚約者キルスが訪れる。本人は一言も話さず、二人の間にもどこか不自然な空気が漂うことにウヌは違和感を覚える。帰り際、下僕ケバン(ムン・ヨンイル)が二人の前に現れる。 その後、薬草を採りに山へ入ったマンボクは、偶然ヒョヨンとケバンの口論に遭遇。争いの最中、何者かに殴られて気絶し、目を覚ますとそばでケバンが死んでいた。マンボクは殺人犯として捕らえられてしまう。ケス医院の仲間たちはマンボクの無実を証明しようと奔走し、ウヌもセプンから医術を学びながら事件解決に挑む。手の痺れで来院した娘が、チョン大監(キム・スンテ)の娘ヒョヨンであることが判明。
セプンはウヌに、マンボクが自分にとって唯一の家族だと打ち明ける。ウヌは、マンボクを守ろうとするセプンの眼差しが、ヒョヨンのそれと似ていると指摘する。
策を講じてチョン大監の屋敷に入り込んだ一行は、ヒョヨンを診察しようとするが、婚約者キルスは「外の男医者には診せられない」と強硬に拒む。マンボクを救いたい一心で訴えるセプンの言葉に、ヒョヨンは口を開こうとするが、父と婚約者に阻まれてしまう。
帰り際、キルスはケバンがヒョヨンに恋情を抱いていたと笑い話にするが、ウヌは皆が「ケバン」と呼ぶ下僕を、彼だけが「バン」と呼ぶことに違和感を覚える。また、「男の医者に脈診はさせられない」という言葉を逆手に取り、「医書に詳しい女医ならいいのですね」と言質を取る。
マンボクを救えるのはヒョヨンだけ。処刑まで残された時間はわずか――ウヌは女医になる決意を固め、セプンから猛特訓を受け始める。一方、イム座首(チョ・テハク)は賄賂を受け取り、マンボクの刑を急がせようとしていた。
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】