「テミスの不確かな法廷」冷酷・落合(垣松祐里)が少女に見せた優しさ光る 第5話ネタバレ第6話予告
2月3日(火)放送NHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」(毎週火曜、22時、NHK)第5話で、証書主義・落合が不遇の少女・春(石田莉子)に手を差し伸べる姿が心を打った。2月10日(火)第6話では法曹界のタブーに安藤(松山ケンイチ)らが立ち向かう。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「テミスの不確かな法廷」は「宙わたる教室」の制作チームが贈る法廷ヒューマンドラマ。松山ケンイチ演じる前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補・安堂清春は、幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、周囲にその特性を隠し“普通”を装って生きて来た。そんな安藤の元に、複雑な人間模様が絡み合い、難解な事件が舞い込んでくる。
事件の鍵は“謎の少女”
2月3日放送の第5話では、落合(垣松祐里)が下した立ち退き催告から端を発した津村(市川実日子)殺傷事件、さらに事件現場にいた“謎の少女”の正体の謎を追い求め、安藤たちが奔走する姿が描かれた。津村を刺したベトナム人男性・グエンはなぜ少女をかくまっていたのか?その背景には、少女・春(石田莉子)の壮絶な過去が隠されており、普段は冷静沈着な落合が、「『助けて』と声を上げてください」と救いの手を差し伸べ、寄り添う優しさを見せた。“法曹界のパンドラの箱”ついに解禁
そして2月10日放送の第6話では、「前橋一家殺人事件」がついに本格始動。過去に有罪判決が出ているものの、証拠の矛盾や不自然さから「本当に彼が犯人なのか?」と疑念が浮上し、再審の可能性が出て来る。一度裁判所が下した判決が覆るのか、再審制度の難しさに安藤ら前橋地裁第一支部が切り込んでいく。■第5話ネタバレあらすじ
執行官・津村が、強制立ち退きを催告するためベトナム人・グエンのアパートを訪れた際、グエンに刺される傷害事件が発生する。グエンは一緒にいた少女と共に逃亡するが、すぐに警察により確保された。書類に基づく判断を重視するエリート判事・落合(垣松祐里)は、自らが判を押した立ち退き命令は適切で、責任は注意不足だった津村にあると主張。しかし、グエンと一緒にいた少女の身元は不明のままで、津村は少女の様子に違和感を覚え、安藤たちは少女の背景を探り始める。そんな中、児童相談所に預けられた少女が逃亡する。安藤たちが捜索する中、落合が少女を発見。少女の正体は、来生春といい、出生届がだされておらず、戸籍もなく、祖母と母と暮らしていたが学校にも行けず、痴ほうの祖母の介護を担っていたことがわかる。しかし1年前に祖母が他界。母のスナックを手伝わされていた春だが、その母も、先日、玄関先で死亡していた。争った痕跡から、警察は行方不明の春を捜索していたことまでわかる。春は何も語らないが、グエンは彼女を監禁していたのではなく、むしろ保護していた可能性が高まる。
春と法廷で対峙した落合は、これまで感情を排し、事実だけで判断してきたが、「私見を述べます」言うと、淡々と所在尋問を行い、「困難は分割してください。助けてと声をあげてください」と語り掛ける。落合の言葉が春に届き、春は初めて事実を打ち明けるのだった。春は、母の死について「私が殺した」と告白し、罪悪感から自ら命を絶とうとした時、グエンに助けられたと明かした。グエンは、病気の妹の治療費と家族の生活のため日本に出稼ぎに来ていたが、その妹も他界。妹と同世代の春のことを放っておけなかったのだった。
法廷で春は、「グエンは悪くない。私がお母さんを殺したことを警察に話せるようになるまで待ってくれてた。お願いします。グエンを助けて下さい。」と頭を下げた。そしてグエンは「混乱して人を傷つけた。本当にごめんなさい。」と傍聴席にいる津村に頭を下げた。
その後、裁判所で処分を下せないことから春は戸籍を取得。落合は春の元を訪れ、グエンに下った判決を伝えた。結果は、懲役1年6月。執行猶予はつかず、刑務所に入った後、国に強制送還されることとなった。春は「私、グエンに必ず会いに行く」と意思を固め、そんな春に落合は、これからも困難に直面したら「助けて」と声を上げるよう伝え、グエンが春に“お守り”として渡していたものと同じ、ラムネを渡したのだった。
■第6話あらすじ
「前橋一家殺人事件」がついに本格始動し、安藤と落合が司法の核心に踏み込んでいく。これまで“法曹界のパンドラの箱”として語られてきた事件だが、過去に有罪判決が出ているものの、本当に犯人は彼なのか?という疑念が再浮上。再審の可能性が示唆されるようになる。NHK 2026年1月6日スタート。毎週火曜日22時放送「テミスの不確かな法廷」。出演:松山ケンイチ、鳴海唯、垣松祐里、山崎樹範、山田真歩、葉山奨之、小木茂光、入山法子、市川実日子、和久井映見、遠藤憲一 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK「テミスの不確かな法廷」番組公式サイト
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