「鉄槌教師」キム・ムヨル、小学校と中学校に舞台を広げ勧善懲悪の大活躍【第5話第6話】
教育現場の問題を描き、公開前から論争を巻き起こした話題のNetflixシリーズ「鉄槌教師」(原題:참교육)全10話が6月5日に世界で同時配信された。
第5話と第6話では、舞台を小学校・中学校に移し、ファジン(キム・ムヨル)らがモンスターペアレントや、法で守られる中学生児童を相手に勧善懲悪の大活躍を見せ、ファジンと因縁のある人物の登場で後半ストーリーへの橋渡しとなるエピソードが描かれた。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
「鉄槌教師」は、被害者の立場に立って学校の問題を解決する架空の政府機関「教権保護局」を描くNetflixオリジナルシリーズ。
■キャスト⇒【キャスト・キャラクターをおすすめの作品と共に徹底解説】
ナ・ファジン役:キム・ムヨル
チェ・ガンソク役:イ・ソンミン
イム・ハンリム役:チン・ギジュ
ポン・グンデ役:ピョ・ジフン
ファン・ギテ役:キム・ジョンス
ほか
■第5話あらすじ
心を病んで、勤務先の小学校で首を吊ろうとしていたところをハンリム(チン・ギジュ)に止められたジソン(ソン・シアン)は、小学校教師を対象とした心理テストの結果、休職を言い渡される。全ては彼女の日記を見た母親から依頼されたものだった。ジソンに代わって学級を受け持つことになったファジン(キム・ムヨル)は、言うことを聞かず、すぐ泣く小学校低学年の生徒に手を焼き、改めて教育者の大変さを痛感。当初は熱意を抱いて教壇に立ったジソンだったが、内気なウジン(チェ・ジャウン)の母親ジヨン(パク・ジヨン)が毒親に変貌し。教育からプライベートに関する苦言まで、スマホの通知がひっきりなしに鳴り響き、周りにも助けてもらえず一人思い悩む。ウジンは心を開いていくが、授業中のトラブルが原因で、嫌がらせはエスカレート。虐待をでっち上げられたジソンは他の保護者からも心無い態度を取られ、顔面神経痛を患い、死を考えるまで追い詰められていた。
彼女の壮絶な体験を知ったハンリムは、社会の理不尽さに怒りを見せるが、年間の虐待疑いの通報件数に対する立件数の少なさ、悪質通報者へのペナルティの薄さに言葉を失う。
ファジンはウジンに問題を解かせ、得意の演技で抗議しに来たジヨンの懐に入り込むと、事あるごとにジヨンの携帯に連絡し、苛立たせる。更には父親の職場にまで押しかけ、周りの見ている前で騒ぎを起こし、これ以上教育にケチをつけるなと警告。さらに校長らには、教師としてではなく先輩として教員を支えて欲しいと説いた。
学校まで乗り込んできたジヨンは校長が要求を飲まないと分かるとウジンを連れ去り、保護者会を招集。しかしその場にいたファジンは、虐待の疑いでジヨンを告訴。教師をいじめたという悪評は瞬く間に保護者に広まり、ジヨンの怒りは再びジソンへ。彼女を狙って学校へ向かったジヨンに、初めて教権局の身分を明かしたファジンは、ウジンが母の嫌がらせを泣きながら謝罪している姿を見せ、ジヨンはようやく自らの過ちに気づき、法の裁きを受けた。ガンソク(イ・ソンミン)は、保護者のクレームの真偽確認と、悪質通報へのペナルティの強化を宣言するとともに、保護者からの嫌がらせで命を落とした教師へ謝罪した。
ガユン(ハヨン)の日記を手に取ったファジンは、彼女を殺した生徒ギュチョル(イ・ボンジュン)に関する記述を目にして手を止める…。
■ 見どころ
これまで思春期の問題児を抱える高校を主な舞台にしてきたが、第5話では舞台を小学校に移した。リコーダーの柔らかな音色で幕を開けた。しかし温かみのある描写とは裏腹に、これまでのエピソードで最も不快指数が高い、閲覧注意エピソードとなった。保護者からのハラスメントが描かれ、パク・ジヨンが教師を精神崩壊に追い込む毒親を怪演。視聴者をモヤモヤさせながらも、最後は他のエピソードと同様にしっかりと勧善懲悪で結ばれた。各エピソード毎に学校も、トピックも変わってテンポ良く描かれてきたので、ここまで観ると、次のエピソードへの期待が止められない。■第6話あらすじ
ジウンらが面白半分にファジンの調査を受ける一方で、ハンリムはいじめの実態を調査するが、同級生は何かに怯えて真実を言おうとしない。補導当時、酒を飲まされていたユンジン(キム・チェウン)が、ジウンらにロッカーに監禁されているのを見つけたハンリムは、彼女がジウンのせいで違法ドラッグにハマり、密売に加担させられていることを知る。一度は匿名で通報したもののそれが知られてしまい、以来登校のたびにロッカーに閉じ込められていた。証言を拒んでいた彼女もハンリムを信頼し証言。
ドラッグのことを指摘されても笑っていたジウンらだが、教権局は麻薬捜査犬やグンデ、ハンリムの活躍でグループを誘導し、ガンソクの働きかけで都市から隔離された少年刑務所に入所させた。初めは楽しんでいたジウンらも、髪を剃られ、ハンリムのスパルタ教育に怯え、しまいには他の受刑者から目をつけられ、徐々に泣き言が増えていく。問題を起こして親に居場所を伝えようと閃いたジウンは班長(キム・ギュンハ)を殴り、騒動を起こすが、彼がいじめ加害者を皆殺しにした殺人前科者だと知り、さらに怯える。
保護者たちは子どもたちとの面会を許され、違法ドラッグを売っていたと知っても教権局の極端な措置に抗議するが、親としての教育責任の不足を一喝され、ジウンがユンジンに襲いかかったことで、ジウンらは再び少年刑務所への移送が決まる。この物議を醸した一件で、教権局は法で守られていた未成年の犯罪への処罰を強めることを宣言。
成人するまで班長に怯えながら暮らすことになったジウンだが、ドラッグの出所を巡って、別の受刑者に口封じで殺されそうになり、それを庇って刺されたのは服役していたギュチョルだった…。