Netflix「鉄槌教師」で強烈な存在感 チョ・ギュチョル役のイ・ボンジュンとは?<ネタバレなし>
Netflixシリーズ「鉄槌教師」(原題:참교육)が6月5日に全10話一挙配信される中、物語の発端となる重要人物チョ・ギュチョルを演じた若手俳優、イ・ボンジュンにも注目が集まっている。
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「鉄槌教師」(原作:참교육)は、行き過ぎた生徒・教師・保護者によって混乱する教育現場で被害者の立場に立って学校現場を立て直すために設立された「教権保護局」の活躍を描く社会派×アクションドラマ。原作は同名の人気ウェブトゥーン。キム・ムヨル、イ・ソンミン、チン・ギジュ、ピョ・ジフン(Block BのP.O)らが出演し、崩壊した教育現場に立ち向かう「教権保護局」の活動を描く。
「鉄槌教師」の世界を動かしたチョ・ギュチョル
イ・ボンジュンが演じるチョ・ギュチョルは、ジンウォン高校に通う生徒。ある事件を犯した罪で少年刑務所に収監されており、その衝撃的な事件を契機に教権保護局が創設される。
つまり彼は、ナ・ファジンが活躍する「鉄槌教師」の物語そのものを動かしたキーパーソンだ。
未成年であることや生徒という立場を盾に、暴力や犯罪を繰り返す危険な存在であり、序盤から視聴者に大きな衝撃を与える役どころとなっている。
原作ウェブトゥーンでは体格が大きく腕力に優れたキャラクターとして描かれていたが、ドラマ版ではイ・ボンジュンの持つシャープな雰囲気を生かし、知能が高く狡猾で周囲を巧みに操る人物として再構築された。単なる暴力性ではなく、不気味な冷徹さを漂わせるキャラクターへと変貌している点も注目ポイントだ。
舞台で磨かれた演技力
1995年11月15日生まれのイ・ボンジュンは、東亜放送芸術大学ミュージカル専攻を卒業。身長178cm、血液型はA型で、所属事務所はLUCKY COMPANY。2020年、ミュージカル『ジーザス』でデビューした後、韓国演劇界の中心地・大学路(テハンノ)で経験を積んできた。
特に音楽劇『テイル(태일)』では主人公テイル役に抜擢され、高い感情表現力で注目を集めた。その後も『MAD HATTER』『ウェルテル』『親愛なるエレーナ先生』『悪い磁石』『スプリング・アウェイクニング』『ブラックメリーポピンズ』など話題作に出演し、若手実力派として評価を高めている。
映像作品でも存在感を発揮
近年は映像分野への進出も本格化している。
ドラマ「ランニングメイト」ではパク・ジフン役を演じたほか、「あなたが殺した」ではイ・ドンギュ役として出演。また、人気ファンタジー時代劇「還魂」と「還魂:光と影」では松林精進閣の術士ク・ヒョ役を務めた。
さらに、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、「財閥家の末息子〜Reborn Rich〜」、「浪漫ドクター キム・サブ3」にも出演。中でも2024年の「捜査班長 1958」では、権力を利用して暴行や殺人を繰り返す財閥御曹司ジョン・ヒソン役を演じ、紳士的な笑顔の裏に狂気を秘めた悪役として強烈な印象を残した。
「鉄槌教師」でさらなる飛躍へ
舞台で培った繊細な感情表現と映像作品で磨いた存在感を兼ね備えるイ・ボンジュン。これまでにも悪役や問題児役で才能を発揮してきたが、「鉄槌教師」のチョ・ギュチョルは、その集大成とも言えるキャラクターだ。
物語の根幹を揺るがす重要人物として、わずかな登場シーンでも強烈な存在感を放つ彼の演技は、多くの視聴者に新たな発見を与えている。Netflixで世界配信された「鉄槌教師」をきっかけに、イ・ボンジュンの名前がさらに広く知られることになりそうだ。
なお、チョ・ギュチョルの真の姿が明らかになるのは本編は第9話と第10話。全話あらすじと見どころは、キャスト・キャラクター解説、制作発表会レポートなどと共に【「鉄槌教師」を2倍楽しむ】でまとめる。
◇『鉄槌教師』予告編 - Netflix