今田美桜「クロスロード」7.2%キープ!小池栄子「さよならノワール」2.7%、火9対決で明暗

11時32分ドラマ
テレビ朝日「クロスロード~救命救急の約束~」、フジテレビ「さよならノワール」

2026年7月期の夏ドラマで、火曜午後9時の同時間帯に激突する今田美桜主演のテレビ朝日系「クロスロード~救命救急の約束~」と、小池栄子主演のフジテレビ系「さよならノワール」。7月14日に放送された第2話の視聴率が発表され、両作の明暗がさらに鮮明となった。



「クロスロード~救命救急の約束~」第2話は、平均世帯視聴率7.2%、個人視聴率4.1%を記録。初回の世帯7.2%、個人4.1%から数字を落とすことなく、好調をキープした。

一方、「さよならノワール」第2話は世帯2.7%、個人1.5%。初回の世帯3.1%、個人1.8%からそれぞれ数字を下げた。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。

同じ火曜午後9時に放送される“火9ドラマ”の直接対決は、第1話に続いて「クロスロード」が大きくリードする結果となった。

「クロスロード」初回7.2%から数字落とさず 今田美桜の初医師役も話題
「クロスロード~救命救急の約束~」は、1分1秒を争う救命救急の現場を舞台に、医師や救急隊員たちが命と向き合う姿を描く医療ドラマ。今田美桜が初の医師役に挑み、磯村勇斗、寛一郎らが共演している。

14日放送の第2話では、鈴木愛理演じるシングルマザーをめぐり、児童虐待やDVの疑いが浮上。救命救急の現場に運び込まれた患者を治療するだけではなく、その背景にある家庭の問題にも踏み込む社会派のストーリーが展開された。➡第2話ネタバレあらすじ・見どころ

初回と全く同じ世帯7.2%、個人4.1%を記録した点も注目される。連続ドラマでは初回の話題性から第2話で数字を落とすケースも少なくないが、「クロスロード」は視聴者をそのままつなぎ留めた形だ。

朝ドラ主演を経て初の医師役に挑む今田の熱演に加え、医療ドラマらしい緊迫感と、毎話描かれる社会問題を絡めたストーリーが安定した支持につながっているとみられる。一方で、第1話に続いて第2話も「児童虐待疑惑」と「DV疑惑」という2つの重いテーマを1時間で描いたため、「要素を詰め込みすぎて感情移入しづらい」「一つの事件をじっくり描いてほしい」という視聴者の声も。

小池栄子「さよならノワール」は2.7% 初回から0.4ポイント減
一方、視聴率で苦戦を強いられているのが、フジテレビ系「さよならノワール」だ。

小池栄子演じる元マル暴刑事と、北香那演じる心理学者が犯罪被害者支援室でバディを組み、事件によって傷ついた人々に寄り添う警察ヒューマンドラマ。岡山天音ら個性派俳優陣も脇を固めている。➡第2話ネタバレあらすじ・見どころ

初回は世帯3.1%、個人1.8%でスタート。第2話では世帯2.7%、個人1.5%となり、世帯で0.4ポイント、個人で0.3ポイント下落した。

しかし、視聴率とは裏腹に、作品そのものへの評価は決して低くない。元マル暴刑事と心理学者という異色のバディ設定をはじめ、犯罪被害者とその家族に焦点を当てた重厚なストーリー、岡山らキャスト陣の演技には、SNSでも「重厚で見応えがある」「俳優陣の演技に引き込まれる」といった肯定的な声が寄せられている。

それだけに、作品への評価とリアルタイム視聴率とのギャップが目を引く。

苦戦の背景をめぐっては、前クールのフジテレビ系ドラマ「夫婦別姓刑事」を巡るハラスメント騒動や佐藤二朗の降板劇など、局側で相次いだトラブルの余波を指摘する報道もある。こうした作品の内容とは直接関係のない“外因”が、視聴者のフジテレビ離れに少なからず影響しているのではないかとの見方だ。


火9直接対決はテレ朝が2週連続リード 配信で巻き返しなるか
第2話の世帯視聴率を比較すると、「クロスロード」の7.2%に対し、「さよならノワール」は2.7%。その差は4.5ポイントまで広がった。

リアルタイム視聴率では「クロスロード」が2週連続で大きくリードしているが、現在のドラマ人気は世帯視聴率だけでは測れない。SNSで高評価を集める「さよならノワール」が、TVerなどの見逃し配信や口コミを追い風に巻き返すのか。それとも「クロスロード」がこのまま好調を維持するのか。2026年夏の“火9対決”は、第3話以降も注目を集めそうだ。


なお、同じ14日に放送された松本若菜主演のTBS系火曜ドラマ「君の好きは無敵」(火曜22時)も、この日スタート。初回の平均世帯視聴率は5.9%、個人視聴率は3.3%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。➡第1話ネタバレあらすじ・見どころ