チェ・ドクムン、異例の“金土ドラマ掛け持ち” 「人妻キラー」と「財閥 x 刑事2」で同時間帯に存在感

09時45分ドラマ
左:MBC「유부녀 킬러」HPより、右:SBS「재벌X형사2」EP.5より

8月21日放送の金土ドラマで、同じ21時50分枠のライバル作品「人妻キラー」と「財閥×刑事2」に俳優チェ・ドクムンが同時出演した。視聴率争いを繰り広げる競合ドラマに同じ俳優が登場する珍しいケースとして、韓国メディアでも大きな話題となっている。



韓国ドラマ界で、思わずチャンネルを見比べたくなる“異例の現象”が起きた。
ベテラン俳優のチェ・ドクムンが、MBC「人妻キラー」(原題:유부녀 킬러)とSBS「財閥×刑事2」(原題:재벌X형사2)の両作品に出演。しかも両ドラマは毎週金・土曜午後9時50分から放送される直接のライバル作品だ。同時間帯の競合ドラマに同じ俳優が登場することは極めて珍しく、韓国の主要エンタメメディアが相次いで取り上げている。

ライバル作品で見せる“まったく違う顔”
MBC、SBSMBC「人妻キラー」、SBS「財閥 x 刑事2」
現在の金土ドラマ枠では、「人妻キラー」が視聴率トップを維持し、「財閥×刑事2」が追い上げる構図となっている。そんな中、チェ・ドクムンは2作品で対照的なキャラクターを演じ、作品ごとに異なる魅力を見せている。➡【8月21日視聴率TOP10】

「人妻キラー」では主人公を支える編集局長
「人妻キラー」は、家庭を守る平凡な主婦でありながら、裏では伝説のスナイパーとして生きるワーキングマザーの二重生活を描くアクションコメディだ。

チェ・ドクムンが演じるのは、ニュースメディア「Not Today」の編集局長ナ・グクジン。一見すると厳格で口うるさい上司だが、主人公の記者クォン・テソン(チョン・ジュンウォン)の信念を誰よりも理解し、陰から支える頼もしい存在として物語を支えている。

「財閥×刑事2」では事件を動かすキーパーソン
一方、「財閥 x 刑事2」は、財閥3世刑事チン・イス(アン・ボヒョン)と、新たに強力1チームのチーム長となったチュ・ヘラ(チョン・ウンチェ)が難事件に挑む人気バディ捜査劇。

チェ・ドクムンは8月21日放送の第5話に特別出演し、「ホテル殺人事件」の重要人物であるローズバードホテル代表ヨム・ジェソプ役として登場した。事件の真相を左右するキーパーソンとして、緊迫したミステリーを大きく盛り上げている。

つまり同じ金曜夜、チャンネルを替えるだけで“主人公を支える温かな上司”と“事件の鍵を握る重要人物”という、まったく異なるチェ・ドクムンの演技を楽しめるのだ。

同時間帯の掛け持ちはなぜ珍しい?
韓国ドラマでは事前制作が一般的になり、俳優が複数作品を並行して撮影すること自体は珍しくない。しかし、放送時間まで重なる競合ドラマへの同時出演、いわゆる「裏かぶり」は極めて稀なケースだ。今回の“ダブル出演”が韓国メディアのニュースになったのも、その希少性ゆえである。

放送直後には、「チャンネルを変えたらまたチェ・ドクムンだった」「金土ドラマ最大の隠れた主役」といった視聴者の反応も話題となり、名脇役としての存在感を改めて印象付けた。

■チェ・ドクムン(최덕문)プロフィール
1970年3月5日生まれ。1999年公開の映画『ペパーミント・キャンディー』で本格デビューした実力派俳優。舞台で培った高い演技力を武器に、温厚な近所の男性から冷徹な悪役、頼れる上司まで幅広い役柄を自在に演じ分ける韓国を代表する名バイプレーヤーだ。

映画では『10人の泥棒たち』『暗殺』『タチャ 神の手』など大ヒット作に多数出演。ドラマでは「ヴィンチェンツォ」「車輪」「ドクター弁護士」「グリーン・マザーズ・クラブ」など話題作でも印象的な演技を見せており、韓国エンタメ界に欠かせない存在として高い評価を得ている。

「人妻キラー」はMBCで毎週金・土曜日(21:50)から放送、日本での配信は未定。「財閥 x 刑事2」はSBSで毎週金・土曜日(21:50)から放送、その後、Disney+(ディズニープラス)で世界配信している。

両作品の全話あらすじと見どころ、キャスト・キャラクター徹底解説、制作発表会レポートなどはそれぞれの【2倍楽しむ】でまとめている。