女性行員誕生!2つの母子対立!加野銀行のモデルは?NHK朝ドラ「あさが来た」第18週あらすじ・みどころと予告動画

2016年01月30日17時10分ドラマ
(C)NHK

あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)の商いは順調だが、娘・千代(小芝風花)は成長するほどにあさへの反発を続けていた!和歌山のはつ(宮﨑あおい)も長男・藍之助(森下大地)と対立し…そんな中、あさは、ライフワークである“女性の自立と高等教育”について動き出す!「あさが来た」2月1日(月)~6日(土)第18週「ようこそ!銀行へ」のあらすじと見どころをご紹介!ドラマ番組公式サイトに予告動画が公開、NHKオンデマンドで見逃し配信中。

前回見逃した方はコチラで詳しいあらすじを紹介⇒各話詳細あらすじ

あさがきた商いの方は順調だが、どうも娘千代との喧嘩ばかりのあさ。和歌山の姉・はつもまた商いがしたいという藍之助と折り合いが悪い。そんな姉妹たちの子育ての悩みにさりげなくフォローをするのが、よの(風吹ジュン)。夫の正吉(近藤正臣)がいた頃は、ただただ可愛い姑だったが、ここにきてまるで正吉のように人心掌握に長けてきた。
それにしてもよそ様のお嬢さんたちに自立の手助けをするあさが、わが子の教育に手を焼くとは…。

ところで、加野銀行のモデルとなったのは1888年(明治21年)に設立の加島銀行。ドラマと同じようにヒロインの義弟・広岡正秋(ドラマ、榮三郎)が初代頭取で、夫(新次郎)は相談役に就いた。 支店も40店舗あまりまでできたが、昭和恐慌のあおりをうけ、経営が悪化。結局、1937年(昭和12年)、50年続いた加島銀行は看板を下ろすことになってしまう。支店も鴻池銀行と野村銀行、山口銀行などに買収され、関連建物で現存するのは旧池田支店だけ。
加島銀行(現存する加島銀行・池田支店の建物)現在は、「河村商店」となっているこの建物が、朝ドラブームで今人気スポットとなっている。大正7(1918)年に建築された旧池田支店は木造モルタル2階建てだが、正面は石や赤れんがで重厚感を演出。東京駅や日本銀行本店、大阪市中央公会堂を手掛けた建築家、辰野金吾(1854~1919年)も設計に関わり、平成15年に国の有形文化財に登録された。

第18週で新たに登場するのは加野銀行の招かれざる客・萬谷。原案本の「小説 土佐堀川」にも登場する万屋がモデル。果たしてどんな人物なのかは、次の「第18週詳細あらすじ」で紹介するのでお楽しみに。

■キャスト( )は原作役名⇒相関図(NHK)
今井あさ役(浅子):波瑠/東出奈々・鈴木梨央・小芝風花
姉・はつ(春):宮﨑あおい/守殿愛生
白岡新次郎(広岡新五郎)役:玉木宏
眉山惣兵衛(大眉五兵衛)役:柄本佑
五大友厚(五大友厚)役:ディーン・フジオカ
うめ役:友近
ふゆ役:清原果耶

【第18週(2016/2/01-06)】
あさが来た■第103話(月)
加野銀行の経営は順調で、あさ(波瑠)は新聞に取り上げられる程、実業家として知られるようになっていた。新次郎が社長就任した紡績会社も順調。
だが、母・あさのことがおもしろくない娘・千代(小芝風花)は、あさとけんかばかり。新次郎(玉木宏)はそんなあさと千代のことを心配に思って…。あさは加野銀行の従業員と勉強会を開く。平十郎(辻本茂雄)が先生を務め、あさもいっしょに学ぶようになる。そんな時、ある人物が現れる。

あさが来た■第104話(火)
やってきたのは、はつ(宮﨑あおい)の長男の藍之助(森下大地)だった。やっと両親の許可を得たので加野銀行で働きたいと、一人でやってきた。事情を察したあさは、とりあえず働くことを許す。喜ぶ藍之助にあさは…。平十郎(辻本茂雄)は藍之助にうそをつかないように働くことが大切であると話す。その話を聞いた藍之助は…。娘の千代(小芝風花)の担任の教師に呼ばれたあさと新次郎(玉木宏)は、千代の進路について真剣に考えるようになる。

あさが来た■第105話(水)
あさ(波瑠)は、娘の千代(小芝風花)には自分の道を自分で選べるように女学校に入学して、もっと勉強してほしいと新次郎(玉木宏)に話す。それを聞いていた千代は、勝手に決めないでほしい、花嫁修業に励みたいと反発。そんな千代の心を、藍之助(森下大地)が思いがけない一言で揺さぶる。藍之助は、加野銀行で一生懸命に働いていた。それを見ていたあさは…。そして、和歌山で暮らすはつ(宮﨑あおい)と惣兵衛(柄本佑)のもとにあさからの手紙が届く。

あさが来た■第106(木)
あさからの手紙で、家出をしていた長男の藍之助(森下大地)が大阪の加野銀行で働いていることを知ったはつ(宮﨑あおい)は、激怒。一方、あさは加野銀行の顧客で資産家から娘のことで相談を受け、学問を学んだ女性の生き方を考える。加野銀行で女性を採用することを思いつくあさに、新次郎(玉木宏)と榮三郎(桐山照史)と平三郎(辻本茂雄)は、反対。それでもあさは強く訴え、ついに女性行員の募集をはじめる。そしてある日、姉のはつが大阪にやって来る。

あさが来た■第107話(金)
加野銀行では女子行員育成が始まる。新次郎(玉木宏)は、あさ(波瑠)とけんかばかりしている娘の千代(小芝風花)に京都の女学校へ進学することを勧める。すると千代は…。加野銀行にやってきたはつ(宮﨑あおい)は、勝手に家出した藍之助(森下大地)を和歌山に連れて帰ろうとする。すると藍之助は、みかん農園を継ぎたくない、商売の仕事をしたいと。対立するはつと藍之助の間をよのがとりなす。加野銀行では、あさが採用した女性の銀行員が働きはじめるようになる。お客たちの反応もよく、順調にすべりだしていく。

あさが来た■第108話(土)
娘の千代(小芝風花)を京都の女学校に進学させてはどうかと、あさ(波瑠)に提案する新次郎(玉木宏)。だが、千代は女学校への進学を悩む。そんな千代によの(風吹ジュン)が、京都の女学校の下見をしようと優しく誘う。すると千代は…。
あさが採用した女性が働きはじめた加野銀行は、店内が明るくなったと評判になり、客足も伸びていた。加野銀行に萬谷(ラサール石井)という男が現れ、金を貸せと言い張り騒動が起こる。するとあさは…。

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■スタッフ
原案:古川智映子「小説 土佐堀川」
脚本:大森美香
音楽:林 ゆうき
演出:西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー:福岡利武、熊野律時
制作統括:佐野元彦

■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>

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