「相棒16」第8話 外来生物ジゴクバチによる連続テロか!?予告動画と第7話ネタバレあらすじ

2017年12月05日14時48分ドラマ
©テレビ朝日

中央アジア系のテロ組織メンバーが日本に潜入!右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が外来種のジゴクバチに刺されて死亡した遺体を発見!外来種生物によるテロなのか?特命係が事件の真相を解決する!テレビ朝日「相棒」season16(水曜夜9時~)明日12月6日放送の第8話「ドグマ」予告動画は番組公式サイトで公開中。次回予告と前回(第7話)ネタバレあらすじを紹介。

初回視聴率15.9%から始まった今シーズンは、16.6%、14.2%、16.4%、14.6%、13.8%、13.5%と、少々数字を落としているものの、前回も殺人事件とネットの裏社会を絡めた興味深いストーリ―展開だった。(数字はビデオリサーチ、関東地区調べ)
また、シリーズファンには苦い思い出、カイトこと甲斐享(成宮寛貴)の“ダークナイト”事件で、右京が停職処分を受けたあと、ロンドン研修時代の相棒・南井(伊武雅刀)が登場した。
彼はすでに刑事をリタイアしているものの、今も冴えたプロファイリングで亘(反町)を驚かせた。
この倫敦からの客人が何とも怪しく、事件の関与を匂わせるエンディングだった。
視聴後、早くもネットでは、「右京vs南井」が正月スペシャルになるのではないかと予想する声もあった。

次回のタイトルは「ドグマ」。ググってみると「各宗教・宗派独自の教理・教義」と出てくるが、どうも否定的に「独断的な説」などに用いられるのが多いようだ。また、事件のキーとなる「ジゴクバチ」は、ドラマで設定した架空の生き物らしい。事件は外来生物を使ったテロ事件なのか?

■前回(第7話)「倫敦からの客人」
中年男性が遺体で発見された。被害者は派遣社員の西田。付近に落ちていたスマホには犯人と思しき男と揉みあう映像が残されていたものの、身元の特定はできず捜査は難航。
青木(浅利陽介)からの情報で、その動画が“ダークウェブ”と呼ばれるネット内の裏社会で公開中の、殺人動画のサムネイルと同じものだと右京たちが知る。この情報から右京は、動画が撮影された場所を特定し、動画にあった別の男女の2遺体も発見した。

来日中だった右京のロンドン時代の元相棒・南井(伊武雅刀)は、この事件を慎重さの裏で犯行に不安感を憶えている人物とプロファイリングし、亘を驚かせた。さらに、連続事件のように思われた2つの事件に類似点が多いが、別の事件の可能性も指摘。それは右京もまた同意見だった。

そんな中、動画に映っていた犯人らしき男の身元が判明。男は平岡でダークウェブで大麻や拳銃を売っていた。右京たちは男のアジトにたどり着くが、男は遺体で発見。西田と同じ日時に死亡していた。

捜査本部では、被害者と思われていた西田を容疑者とし、西田は6年前と3年前に男女を殺害し、その動画をダークウェブにアップロード。そして平岡も殺害しようとしたが、反撃を受けて傷を負い、帰る途中で力尽きたのだと推理した。

しかし、右京は無職だった平岡が大麻や拳銃をどう入手したのかが気になった。そして右京があぶりだしたのは、スマホを最初に発見した刑事・土村だった。彼は2か月前まで押収品の管理部署にいた刑事で、平岡とやり取りして押収品を横流ししていたのだった。平岡との関係を断ち切ろうとしたが、平岡に脅された土村はダークウェブで殺人計画請負人と知り合う。彼の計画で土村は平岡を殺害し、西田も殺害した。

右京はこの殺人計画請負人の正体に気づいた。その人物は西田の息子・真人(深澤嵐)だった。真人はサイコパスで、自分の異常さを知り疎外感を覚えていた。動物からついにはホームレスと家出少女を殺害した。

真人にとって自分と同種の人間が集まるダークウェブは、唯一自分を肯定してくれた心の救いだった。そして、何の才能もない父に罪を負わせて殺害すれば、自分は優れた人間になれる。将来は殺人計画を練ることで仕事にしようと考えていたのだった。

西田は息子の異常性に気づいていた。更生保護施設に収容しようとしていたのだ。見覚えのあるスマホをみて真人の関与を確信し、瀕死の状態ながら、息子を守るためにスマホを遠くの池に投げ込んだのだった。

逮捕された真人は護送車の中で彼のスマートウォッチに入ったメッセージを見て涙を流し、トイレに行きたいといって個室で青酸カリを服毒した自殺した。彼は残された全てのデータを復元できないように消去していた。

日本を発つ南井を見送りに来た右京は、3年前ロンドンでも同じように犯人が自殺し、全データを消去した事件のことを話した。その時も犯人は青酸物で自殺した。
そして右京は、「光を強くあてればその分影が濃くなる」と南井のいった言葉を口にし、「影…犯罪者の中には贖罪の心を持つことができない者がいる。そんな犯罪者は自らの死でその罪を贖わせるのがふさわしい」と続けた。
右京は南井が差し出した手を握らず、「いつかすべてを照らしてみせます。影ができる余地などないほどに…」という言葉でかつての相棒を見送った。

■第8話「ドグマ」
中央アジア系のテロ組織メンバーが日本に潜入したという情報が警視庁公安部に入り、緊急手配が敷かれる。
そんな中、右京(水谷)が住宅街で外来種のジゴクバチに遭遇。亘(反町)と共に出所を追うと、無数のジゴクバチに刺された遺体が相次いで見つかり、右京たちは連続殺人を疑うが、公安外ジブと法務事務次官の日下部(榎木孝明)が、事件に関わるなと圧力をかけ、事件は公安の外事課に引き継がれることに。
外来生物を使った連続テロなのか?なぜ公安は特命に圧力をかけるのか?

「相棒season16」は、テレビ朝日にて毎週水曜よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二 他。
Twitterアカウントは「@AibouNow」。

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