韓国ドラマ「魔女宝鑑」第27話（最終回）あらすじと見どころ：真実の愛の犠牲！BS11｜予告動画

最後の1日を新婚夫婦のように過ごしたジュンとヨニが作った似顔絵入りの凧、は空高く舞い上がるが…果たしてラストに待ち受ける真実の愛の犠牲とは？韓国時代劇BS11でBS初放送中「魔女宝鑑～ホジュン、若き日の恋～」1月27日（土）第27話（最終回）あらすじとみどころをご紹介、予告動画は公式サイトで公開している。
※BS11では全27話で放送。全20話版で視聴しているために以下の紹介が前後することもあります。ご理解ください。今回紹介するのは20話版の20話。

※1月28日（日）からのこの時間では、「波瀾万丈嫁バトル」を放送。

【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、豆知識と共に、各話の詳しいあらすじと見どころなどを紹介していくので参考にどうぞ。

【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】

■キャスト
ホ・ジュン役：ユン・シユン
ヨニ(ソリ)役：キム・セロン
プンヨン役：クァク・シヤン
チェ・ヒョンソ役：イ・ソンジェ
ホンジュ役：ヨム・ジョンア　他

■第27話「真実の愛の犠牲」
一軒家で、最後の夜を幸せに過ごすジュンとヨニ。その頃、ジュンの決心を知るヨグァンは、ジュンとヨニの悲しい恋を思いやけ酒を飲む。そんなヨグァンに、見知らぬ男が「命は大事にしてくれないと困る。一方は必ず死ぬ。気の毒な縁だ」と不気味な言葉をつぶやき、「苦しまずに死ねる」と“犠牲水”を託す。そして「その犠牲は数千万の命を救う」といって立ち去る。

その頃、ジュンに寄り添い幸せな眠りについていたヨニは、悪霊の声に誘われ庭へ。巻物を見つけホンジュの呼び出しに応じる。ホンジュは、ヒョンソが隠していた『魔医禁書』の末尾に記された「真実の愛の犠牲だけが最後の火をともせる」ことを明かし、揺さぶりをかける。
ジュンが自分のために死ぬつもりなのだと気づいたヨニは、ジュンの元に戻り、呪いが解けなくてもいいから逃げてほしいと涙で頼む。

一方、余命僅かと悟ったヒョンソは、プンヨンにヨニの呪いが解けたらホンジュを三昧真火で燃やしてほしいと頼む。

チョンビン寺に戻ったヨニは、ヨグァン立ち合いの元、ジュンとの婚礼の儀を挙げる。ジュンは準備しておいた花の冠をヨニの頭に乗せてやる。ヨニに時間がないと感じたジュンは、ヨグァンから“犠牲水”を受け取る。2人で見上げた夜空に、大きな星が煌めきヨニのアザが赤く光って、ヨニは気を失う。「愛する者を守れる男になりたかった」とつぶやき、犠牲水を飲んでヨニの傍で死に向かうジュン。しかし、最後のロウソクは灯らなかった。そして死を決心したはずのジュンの意識が戻った。

その頃、死に場所を求めて歩くヨニは、ジュンへの愛を胸にすり替えておいた“犠牲水”を飲む。すると、寺の最後のロウソクが灯った。隠れ家ではホンジュが吐血し、憐みの目で自分を見つめるヒョンソに恨みの言葉を吐いて苦しみにのたうち回る。ヒョンソはホンジュを抱きかかえ、プンヨンの三昧真火の中に入っていく。二人が燃え、黒い悪霊が立ち上る前で、プンヨンは泣き崩れる。

全てのロウソクが灯ったのを確認し、ジュン、ヨグァン、そしてプンヨンはヨニの死を確信する。

ジュンは、ヨニと約束した通り科挙の医科試験を受け、一番に試験会場から出ていく。そして、試験が上手くいかなかったと勝手に解釈するヨグァンとスンドォク夫妻を後にして、プンヨンの元へ。プンヨンは官職を辞して、より広い世界を見て多くの人を助けたいと旅立つ。

その後、すっかり健康を取り戻した宣祖は、内医院の医官となったジュンを冷やかしながらも、ジュンとの再会を喜ぶ。そして、なぜ医官を目指したのかと問う宣祖に「人の体を治し、心を癒やす書物を記したいから」とその理由を語り、宣祖は笑顔で「余が死ぬ前に完成させてくれ」と告げる。

40年後、老いたジュンは、子供達に学問を教え、『東医宝鑑』を完成させる。そこには鍼灸や薬湯だけでなく、幽霊を見る薬や愛の妙薬まで記してあった。弟子を伴って都へ向かうジュンは、山頂で空高く舞う色とりどりの凧を見つける。凧に誘われ一軒家に近づくと、ジュンの姿は40年前の姿に。そして振り向いたジュンの目の前には黒髪のヨニの美しい笑顔があった。

幸せな最後の1日。ホンジュの言葉で奈落の底に突き落とされたヨニ。ジュンに抱き付いて涙するヨニの姿に涙腺決壊必至。

寺での可愛い婚礼。ほっぺの赤い丸は“ヨンジ”という魔除け。詳しくは【韓国の伝統的な婚礼衣装】で解説。
愛らしい新婦が、ジュンに聞こえないよう「せめてもう1日一緒にいたい」、とヨグァンにささやくヨニの言葉が辛い。

お髭を生やした宣祖はすっかり柔和な表情で、ちょっぴり威厳も感じる。
40年の老いたジュンを演じるのは名優キム・ガプス。子どもたちに学問を教える姿がほほえましい。ここでジュンが名前を出す“イム・コッチョン”とは、朝鮮に実在した三大義賊の1人である林臣正のこと。三大義賊についてはコチラで説明。ジュンの弟子を演じるのは「六龍が飛ぶ」などで人気の子役俳優ナム・ダルム君。

弟子が驚いた医学とは思えない愛の妙薬などの記述は、実際の『東医宝鑑』にも記されている。これについては、【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】で実在のホ・ジュンと共に別に紹介する。

◇BS11「魔女宝鑑」番組公式サイト
　2017.10.28スタート　土・日10：00-10：55　BS初放送
◇作品公式サイト

【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】