エル、瀕死の告白「仮面の王 イ・ソン」第12話あらすじと見どころ:王妃選びと竹筒の秘密!予告動画
影絵は、側室が産んだ生後間もない世子暗殺しようする物語…世子イ・ソン誕生の際に大妃が企てた暗殺計画そのものの展開に怯え倒れてしまった大妃!大妃の本性を知った頭領こと世子ソンは…ユ・スンホ×キム・ソヒョン×キム・ミョンス/エル(INFINITE)の韓国時代劇「仮面の王 イ・ソン」第12話あらすじと見どころ、豆知識をご紹介!予告動画はYoutubeにて公開中。
(※以下、NHKBSプレミアムにて2018.04.15-08.26放送時に紹介したものです。)
【「仮面の王 イ・ソン」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあり、なしのあらすじと見どころ、時代背景や主人公のモデル、メインキャスト3人が来日した取材会の再現レポートや、直前SPの内容を詳しくまとめているので視聴の参考にどうぞ。
©2017MBC■第12話
大妃の誕生会で父の汚名を晴らしてくれると信じていたガウンは落胆する。大妃が倒れた事情を知る由もない仮面の王イソンはガウンに話しかけるが、王が父の仇と思っているガウンの態度は素っ気ない。思わずガウンの父を殺害したのは自分でないと口にしてしまう。失言に気づいたイソンは、時が来れば真実を話すといって今の言葉を秘密にするよう頼む。
影絵をした女官を捜させるが手掛かりはなく、世子ソンが生きていことにも怒る大妃だが、当面の敵は王妃選びで実権を奪おうとしている辺首会の首領テモクだと考える。一方、大妃も敵と悟ったソンは、「頭領」として再び大妃を訪ね、辺首会を討つために協力すると持ち掛ける。
大妃は影絵の犯人がテモクだと考えているが、ウ・ボは20年前のことを知っている人物を疑っているようだ。当時のことを詳しく知っているのは、先代王、側室、ウ・ボ、そしていつも王のそばにいる…。さあ、影絵を仕組んだ黒幕は?
大妃を見舞うそぶりのソンの表情に注目!
辺首会の集会。ファグンが、王妃選びで内命婦の首長を替えると発表、それに向けての準備をするよう命じる。その場にテモクが姿をみせ、ケシの花畑管理担当者となったウジェに、鴆花薬(チム毒)は月初めと半月以外には絶対に持ち出してはいけないと厳重注意を促す。
花畑警備の者に制裁を加えることで威厳を保とうとするファグンの父ウジェだが、テモクに叱られまたもや面目丸つぶれ。
大妃は、辺首会が王に届ける鉢植えがやはり怪しいと考え、今度は飾りの竹筒を持ってくるようガウンに命じる。ガウンはお茶を持ってイソンの元へ。イソンが眠った隙に竹筒を盗み、仮面の下の顔を見せようとするが…。その頃、ソンはファグンと会っていた。毒を見せて解毒剤について尋ね、ファグンは心当たりを探ると答える。
お茶を置いて退室しようとしたガウンに、仮面の王イソンが言った言葉…なんと(11話)で世子ソンと同じ。ガウンがお茶を運んだ目的は?何もかも見抜いているメチャンはいったい何者?竹筒の中身を見た大妃の反応は?
イソンの異変を聞いたソンは急ぎ温室へ。イソンは毒の禁断症状に悶絶し、「チム花の中毒にさせられた。なぜもっと早くに来てくれなかったのか」とソンに訴え、「15日に1度中毒症状に怯え、操り人形の王と侮られるのが、すべて世子の身代わりになったためだ」と嘆く。世子ソンは、イソンを救おうと毒を盗むために辺首会に忍び込む。しかし気づかれてしまい、ファグンに助けられる。
ついにソンは、ファグンが辺首会の大行首でテモクの孫だと知ってしまう。
禁断症状で苦しむ仮面の王イソンを見て驚くガウン。御医を呼びに行こうとするガウンを止めたイソンは、どうせ死ぬなら…と「お前に思いを寄せている」と告げる。応えることができないというガウンに、「なぜ王より頭領なのだ」とイソン。「ソンと自分は夢を共有している」と、ソンへの思いを告白するガウンに手を伸ばそうとしたその時、ソンが駆けつけ、イソンを救う。
現代ドラマで「愛している」という言葉を時代劇では「恋慕(ヨンモ)している」と言わせることが多い。控えめな言葉ながら思いの深さと切なさがより強く伝わる言葉だ。「夢の共有」に対して、「異なる生き方(異線)をしたかった」と切なさ爆発のイソンの言葉の意味に、ガウンは気づくのか?ソンの到着がもう少し遅ければ…俳優キム・ミョンス渾身の演技に注目!
大殿から出てくるソンに、「辺首会が15日に一回、王に竹筒を届ける」と教えるガウン。その瞬間、ソンは亡き父・先王のツツジの植木にも同じ竹筒があったことを思い出し、父もまたチム花の中毒になっていたと思い知る。一方、ガウンは自分が竹筒を盗んだせいで王が死ぬところだったと、衝撃を受ける。そして問われるままに、父の汚名を晴らし辺首会を倒すために宮女になったとソンに告白するが…。
さあ、二人の会話を遮るのは誰か?ところでツツジの植木についてはある深い意味もある。詳しくは1話で。
辺首会に侵入したソンに激怒するウ・ボに、「イソンもヤンも鴆花薬の中毒になっていた。ヤンは辺首会が毒を作る花畑から逃げ出したようで、朝廷の大臣たちもこの毒でテモクに操られている」と話す。「花畑の少女たちを救い、テモクの専横を止めるには花畑の場所を探すことが先決だ」とも。すでにチョンウンは褓負商の組織網を総動員して場所を捜させていた。そしてウ・ボには解毒剤作りを頼む。
危険を顧みず友の命を救ったソン。賤民イソンの命より世子イ・ソンの命が大切と考えるウ・ボ。まあこの場合致し方ない考えだ。
便殿。大妃が内命婦の首長として揀択に備え、禁婚礼を宣布と嘉礼都監の設置を命じる。ソンの忠告通りに吏判ウ・ボをその都提調に任命し、ソンには別監の官職を与える。
※豆知識:“揀択(カンテク)”とは、王や世子の妃を選ぶ審査。“嘉礼都監(カレドガム)”とは、王族の婚礼を管理するために臨時に置かれる官庁。“都提調(トジェジョ)”は各官庁の責任者、“別監(ピョルガン)”は雑用係など下級役人。
いよいよ王妃候補が立てられる。辺首会は配下の大臣2人の娘を王妃と嬪(側室)候補にし、大妃は家門の右相の娘ヨンジュを立てることにするが、頼りないヨンジュを守るためにもう一人の娘を候補に挙げる。さっそくイソンにこれを報告し、揀択の際に味方するよう迫る。
ソンも気にかけていた大妃が選んだもう一人の候補者は?
揀択に向けて候補の娘たちが次々に王宮入りする。辺首会の息のかかった2人の娘に続いて、ソンたちが推すべき大妃推薦の娘2人が姿を見せるが…。
揀択の審査が始まるが、ここでとんでもない事態が起きる!
いよいよ揀択の審査が始まる。4人の候補者の様子に注目。さあ、いったい何が起きるのか?
※豆知識:娘たちが王宮入りの際、鉄釜の蓋を踏むが、これは書類審査で選ばれた娘たちが王宮の門をはじめてくぐる時のしきたり。鉄釜の蓋は宮中での行動を慎重に期すようにという警告を込めたものらしい。但しこれには諸説あるようだ。
■キャスト⇒(相関図)NHK番組サイト
世子イ・ソン役:ユ・スンホ
ハン・カウン役:キム・ソヒョン
イソン役:エル(キム・ミョンス)
キム・ファグン役:ユン・ソヒ
テモク役:ホ・ジュノ
ウボ役:パク・チョルミン
中殿(のちに大妃)役:キム・ソンギョン
◇NHK「仮面の王 イ・ソン」番組公式サイト
2019.11.23-2020.04.10 土08:30-09:30 再放送
2018.04.15-08.26 日21:00-22:00 NHKBSプレミアム
2018.04.08直前スペシャル放送
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「仮面の王 イ・ソン」を2倍楽しむ】