チャン・ヒョク、ファンとロマンチックシーン再現!【「カネの花」SPイベント in TOKYO】再現レポート②
11月14日(水)東京・豊洲PITにて開催された『チャン・ヒョク主演ドラマ「カネの花~愛を閉ざした男~」スペシャルイベント in TOKYO』再現レポート②!ドラマの予告動画は公式サイトで公開中だ。
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【ドラマイベントレポート】
日程:2018年11月14日(水)
場所:豊洲PIT
出演者:チャン・ヒョク
MC:古家正亨
主催:ジュピターエンタテインメント株式会社/共催:株式会社永晃
企画・協力:MBC、コンテンツセブン
制作:株式会社A・R・A
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以下、【 】はコーナー、< >は映像、下線は日本語、赤字は記者の感想やその場の雰囲気など。
【チャン・ヒョクセレクト名場面集】
<セレクト1映像:亡くなった弟が埋められている場面で静かに涙する場面>
(水中で弟と手が離れてしまう回想シーンもある第10話⇒10話あらすじ)
選んだ理由:幼い頃ではなく、成人したピルジュが初めて家族についての表現をするシーンだったから。このシーンは当初台詞はなかったが、チャン・ヒョク自身が「寒い」という台詞をつけた。これはそのまま温度と言いう意味と触れたくても触れられない抽象的な感情。土の中でもいいから弟に触れたいという愛情や、復讐というのも「寒い」とい感情で表している。ドラマ全体を通して、このシーンが一番感情を露わにしたシーンだったので選んだそうだ。
MC:他にもご自身で台詞をつけるアドリブはありましたか?
チャン:書き言葉でなくもっと話し言葉にというお願いをしたりすることもあります。もちろんそこには相手との感情を引き出すためを思ってのこと。でもこの作品の中では特に直したいと思うことは、この他にはありませんでした。
(途中、通訳の話す日本語「思いましたし」を口真似するいたずらっ気もみせるヒョギ=チャン・ヒョク)
ここでとても悲しいエピソードがありました。このシーンは零下13・4度の撮影で白いヒートテックを着用して挑みました。
冷たい土の中の弟に申し訳なくて上着を脱ぐという設定の撮影だったんです。弟への謝罪の想いから声を出しては泣けない。それでも感情が湧き出しむせび泣くというシーン。ところが最後に監督が静かにもう1回撮らせてほしいと。完璧な演技だと思ったんですが、どうやら白いヒートテックが見えていたそうです。後でメイキング映像があれはご覧ください。悲しい話でしょう?(それは土中の弟に面目ない!会場大爆笑。「クレソ(だから)演技賞をもらったんですね」MC談)
©女性チャンネル♪LaLa TV
<セレクト2映像:ピルジュがマルランに正体を明かすシーン>
(チャン・ヒョクがイ・ミスクの耳元で自分の正体をバラす⇒21話あらすじ参照)
選んだ理由:このドラマの撮影で僕が感情を露わにしたのは、セレクト1で選んだ場面とこの場面、そして祖父であるチャン名誉会長(イ・スンジェ)に自分が孫だと明かす(第19話)3度だけ。祖父との関係も大事ですが、このドラマを最初から最後までリードするのはマルランとの関係だと思いました。ピルジュは「復讐すべきか、しないべきか」と悩み続けてまるでハムレットのような役でした。結局、マルランの絶頂期に復讐をしようと決心し、20年間待ったわけですが、復讐を果たした後、ピルジュは虚無感に捕らわれてしまいます。
この距離の近さはこれまでの役の中でかなり強烈でした。
MC:チャン・ヒョクさんとイ・ミスクさんとのプロの演技合戦も本作の核になっていますね。
チャン:プロの演技合戦とまでは行かないでしょうが、今回のドラマではイ・ミスクさん、イ・スンジェさんら先輩、後輩のみなさんと一緒に作り上げました。その中で演じることに対する解釈や姿勢について再認識し、お手本になれるように努力もしました。全員との調和が上手くいったことで視聴者からの共感を得ることができたのだと思います。
そして、イ・スンジェさんが台本の読み合わせでこれまでの俳優さんの姿勢やエピソードを語ってくれました。イ・ミンスクさんには、俳優にとって演技力は3で残りは姿勢だと教えられました。こうした話を僕も後輩に話してあげようと思います。ドラマは決して一人ではできない。ちゃんとした姿勢で共演者やスタッフさんともコミュニケーションを図ってうまく調和できた時に、演技が溶け込むことができるのだと知りました。
選んだシーンはイ・ミンスクさんの忍耐がなければありえないシーンでした。演技はアクションとリアクションがありますが、このシーンでなぜ、イ・ミンスク先輩に忍耐が必要かわかりますか?もう一度映像を流して考えてみてください。
(突然のチャン・ヒョクからの質問に、客席のファンが「くすぐったいのを我慢した」と回答。みんなの笑いを誘ったがこれが見事正答!これこそ「自分がここで我慢できなければ相手の演技をぶち壊す」との配慮ある姿勢なのだ)
©女性チャンネル♪LaLa TV
【ファンが選ぶ名場面ベスト3】
順位に関係なく選んだ3場面をチャン・ヒョクと抽選で選ばれたファンが再現するコーナー。3場面共純粋に名場面を選んだというより、やってほしい希望映像のようでもある。これについては「女性らしいセレクト」と寛大なコメントのチャン・ヒョク。劇中、復讐や憐憫がメインになっているが、愛らしいシーンもあってそんなシーンが選ばれましたねとも。
選ばれたファンはそれぞれ以下のシーンを熱演。最も盛り上がったのはPart2の「おんぶの再現」。ロマンチックというよりチャン・ヒョクが荷物を持って山登りしているよう。(爆笑)
<Part1:ピルジュがブチョンに大粒の飴を口に入れてやるシーン>
(チャン・スンジョがチャン・ヒョクに飴を食べさせてくれと甘えるシーン。スンジョ扮するブチョンに対しては復讐対象の息子だが、ピルジュは弟のように思っている一面もある。これも復讐の躊躇の一因⇒第8話。チャン・スンジョの可愛い演技に客席大盛り上がり)
<Part2:泥酔したモヒョンをおぶって家に続く階段を上るシーン>
(友人たちと飲んで泥酔したモヒョンを助けておぶってやる。第2話の胸キュンおんぶ+モヒョンのピルジュ頬なでなでの名場面)
<Part3:野鳥の観察中の急な雨でピルジュが自分のコートの中にモヒョンをかぶせるシーン>
(カメラに詳しいモヒョンがピルジュにカメラのアドバイスをしている時に急な雨が降って来る第6話のこちらも胸キュンシーン)
<映像:「カネの花」の予告動画と最新主演ドラマ「バットパパ(原題)」の予告動画>
一旦退場したチャン・ヒョクがお色直しで再登場。グレーに黒の格子のソフトなロングジャケットの中のボルドー色のセーターが秋らしい。
●イベント再現レポ③に続く
◇特設サイト
◇チャン・ヒョク本人からイベントについてのメッセージ動画
◇「カネの花」作品公式サイト
【韓流イベントレポ】【記者会見(前半)/(後半)】【イベント①/②/③】
【作品詳細】【「カネの花」を2倍楽しむ】