大森南朋、松雪泰子、仲村トオルらでリメイクする韓国法医学ドラマ「サイン」って?原作紹介と予告動画
2019年の7月連ドラは韓国ドラマのリメイク作品で大賑わい!「ボイス」(日テレ)、「TWO WEEKS」(フジ系)に続いて大ヒット法医学ドラマ「サイン」がテレビ朝日にて大森南朋、松雪泰子、仲村トオル、飯豊まりえらの共演でリメイクされることが分かった!原作の予告動画と見どころをご紹介。
先行発表された唐沢寿明主演「ボイス 110緊急指令室」は日本テレビ(毎週土曜日夜10時~)で、を三浦春馬主演「TWO WEEKS」はカンテレ・フジテレビ(毎週火曜夜9時~)で放送される。
©テレビ朝日そして昨日、テレビ朝日にて「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」が毎週木曜夜9時から放送されることが発表された。
原作「サイン」は、韓国版 「CSI:科学捜査班」と言われ、韓国で初めて法医学を扱った本格メディカルサスペンスドラマ。韓国で2011年に放送され、一度見たらやめられないと、最高視聴率25.5%を記録した。
国立科学捜査研究所を舞台に、偏屈だが有能な法医学者ユン・ジフンと猪突猛進型の新米女性法医学者コ・ダギョンのコンビが、法の力で事件の真相を隠ぺいしようとする権力社会に立ち向かっていく姿を描いた本格的な法医学サスペンスである。
リメイク版で大森が演じる真実と正義を追求する偏屈で無頼な解剖医、柚木貴志役を原作で演じたのはパク・シニャン(ユン・ジフン役)。ラブコメ「パリの恋人」、サスペンス「銭の戦争」、時代劇「風の絵師」、リーガル「町の弁護士チョ・ドゥルホ」などに主演した演技は俳優だ。失礼ながら高身長の超イケメン韓国人俳優ではないが、抜群の演技力と作品選びの確かさで日本でも人気の俳優だ。彼の出演作品はどれも見始めたらはまってしまい、大ヒット!普段韓国ドラマを観ないというドラマファンも彼が出演した作品は視聴したという声をよく聞く。ちなみに「銭の戦争」は、草彅剛主演で2015年冬ドラマとしてリメイクされている。(詳細)
原作のヒロインは2人で、一人は猪突猛進型の新米女性法医学者コ・ダギョン。日本でもヒットした韓国映画『カンナさん、大成功です』の主演を演じたキム・アジュン。抜群のルックスでこれまでイケてる女性役を多く演じた彼女が、本作で髪はぼさぼさの冴えないヒロインを熱演し、演技幅を広げた。この映画は日本のコミックが原作で、日本でも山田優主演で映画化されている。
もう一人のヒロインは、ジフンの元恋人でソウル中央地検強力係検事チョン・ウジン役のオム・ジウォン。彼女もまたさまざまなドラマでメインキャストとして出演する、韓ドラファンおなじみの名女優だ。
リメイク版ではジウォン役を松雪泰子が、ダギョン役を飯豊まりえがそれぞれ演じる。
そして仲村トオル扮する国立大の法医学教授・伊達明義役は原作ではチョン・グァンリョルが演じた(のイ・ミョンハン役)。チョン・グァンリョルが主演した時代劇「ホジュン~宮廷医官への道~」は、韓国で最高視聴率63.7%という驚異の数字をたたき出している(韓流ドラマ視聴率TOP30(1990年~2010年)。本作でもカリスマ演技で視聴者を魅了した。
韓国版は実在の法医学鑑定機関「国立科学捜査研究院」が舞台で、一つの事件をきっかけに、国や権力の息がかかりやすい状況下での巨大な闇に立ち向かっていく。そのきっかけとなる事件の被害者をK-POPアイドルグループのSUPERNOVA(元・超新星)のゴニルが担当したことでも当時話題になった。
ちなみに、日本では該当する国家機関がないために、「日本法医学研究院」なる、厚労省・警察庁共管の架空組織を設定する。法医学の現場で実際に起こりうる、第三者による解剖結果への“干渉”や“忖度(そんたく)”を国レベルに押し上げ、物語をダイナミックに揺り動かしていく。
演技派が演じた韓国版に負けないほどの実力派を配した日本版キャスト陣。また、テレ朝木10枠といえば、「緊急取調室」「BORDER」など事件ものと、「ドクターX~外科医・大門未知子~」や「DOCTORS~最強の名医~」などの医療ものを得意をする枠だけに大いに貴台できそうだ。だが気になるのは、途中CMのない全20話で放送された韓国版を、日本版ではどう脚色するのか?脚本家の腕の見せ所だ。
なお、オリジナル・韓国版「サイン」の各話のあらすじや見どころ、キャストの魅力などは【「サイン」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。
◇Youtube「サイン」予告動画
【作品詳細】【「」を2倍楽しむ】