韓国ドラマ「100日の郎君様」第2話詳しいあらすじと見どころ：狙われる世子D.O.（EXO)！豆知識：毛塵橋って？

桜の樹の下の美しい娘を見かけたユルは、なぜかイソを思い出すが…K-POPグループEXO（エクソ）のメインボーカルD.O.（ディオ）ことド・ギョンス×ナム・ジヒョン共演の韓国ドラマ「100日の郎君様」第2話の詳しいあらすじと見どころを紹介！番組公式サイトで予告動画が公開されている。
（※NHKBSプレミアムにて2019.07.21-11.03放送時に紹介したものです。ネタバレなしの第2話あらすじと見どころ⇒コチラ）

「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛を描く前代未聞の世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。タイトルの“郎君様”は“旦那様”という意味。
【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころと共に、時代背景やキャストの魅力、豆知識などを紹介していく。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころだけを先にチェックして、あらすじは見逃した時や視聴後の確認用にどうぞ。



■第2話：狙われる世子D.O.（EXO)！
世子イ・ユルは、橋の近くで初恋の相手ユン・イソの面影がある女性を見かけて追うが男に邪魔されて見失ってしまう。いっぽう、橋の下に隠れたホンシムに漢城府の役人チョン・ジェユンが、なぜ逃げたのかと声をかける。逃げようとするホンシムを捕らえるジェユンは、ホンシムの身元確認をする。ホンシムは毎月15日に毛塵橋(（モジョンギョ）で兄と会う約束と答える。ホンシムに興味を持ったジェユンは、来月の15日にまた会おうと立ち去る。
おぞましい事件の後、何年もユルなりにイソを探していたのだ。幼馴染で護衛武士トンジュ/ドンジュに「なぜ、忘れないのですか？」と聞かれた世子はどう答えるのか？世子の手のひらから舞う桜の花びらが悲しい。
ジェユンは何故、ホンシムを追う世子の行く手を邪魔したのか？漢城府の役人は都の取り締まりをする警察のような役職。だが、どうもジェユンはホンシム（イソ）に必要以上の関心を寄せているようだ。

ユルは医女殺しの黒幕を突き止めるため、誕生日の宴を開くことに。贈り物に弓矢を指定し、医女殺しの刺客が放った矢の出どころを探るのだ。次々に矢が贈られるが目的の矢はない。ところが最後にチャオンから贈られた弓矢こそが、医女殺しの弓矢と同じもの。ユルはなぜ、舅のチャオンが自分を殺害しようとしているのか、その目的が分からない。その夜、ユルの病が、自分との床入れを避けるための仮病と疑う世子嬪ソヘが部屋に来る。執拗に床入れにこだわるソヘに嫌味を言うユル。自分を嫌うのは父のせいかと聞くソヘに、政略結婚と知っての婚姻関係だと答えるユルに、今宵、床入れをしてほしいと迫る。「女人の身でありながら、勇気が言っただろう」と理解を示すふりをするユルだが、「私の心が、私の心をどうにもできない」と冷たく突き放す。大恥をかかされたソヘは父チャオンに会いに行き、失敗したと話す。
ユルと腹違いの弟の仲は？医女殺しの弓矢を贈ったのは果たして誰か？クーデターの首謀者キム・チャオンは左議政の地位につき、国庫より豊かな富を得ていた。10歳で世子になったユルは、ユルの学問の遅れを不満に思う臣下を黙らせ、完璧な世子となるために10年以上も必死で学んできたのだった。

一晩考えても、チャオンが自分の命を狙う理由が分からないユルは、内医院の薬方帳を調べさせるが、すでに何者かが持ち出した後だった。そんな中、『民草□萬願』の穴埋め問題を解くチョン・ジェユンを見かける。彼が薬房日誌を持ち出したと知ったユルはその理由を聞き、ジェユンは先日殺害された医女の事件を調べていると答え、医女殺しが痴情のもつれでも、怨恨でもなく、謀殺だと推論する。ところが、世子は「本件については今後調査をするな」と厳命する。チャオンが世子の命を狙う理由は世子嬪にあるとにらみ、嬪がこのところ検診を受けていない事実と合わせて、とんでもない仮説を思いつく。
的を狙うユル役のD.O.のまなざしが鋭い。果たしてジェユンはどんな答えを導き出したのか？そして、医女殺しが痴情のもつれでないと判断した理由は？果たして、

疑問が解けたユルは世子嬪ソヘの部屋を訪ねる。人払いをしたユルは医女を部屋に招き入れ、脈診を受けさせようとする。胃もたれを理由に医女の検診を拒絶するソヘ。ユルは、夜を共にしない妻が身ごもった友人の話を聞かせ…。そのころ日照りで大凶作を心配する声が王への非難となっており、王に代わって世子を雨乞いの儀式に出すようにチャオンから言われる。おまけに、儀式への参加を命じたユルには、やることがあると断られて王の面目は丸つぶれ。王はユルに怒りをぶつける。頭ごなしに怒る父王に失望するユル。王は、クーデターの日から自分を非難する世子を不忠だといい、凶悪な先王から命を狙われていたとクーデーターの必然性を説くが、ユルの父への恨みは全く消えない。部屋に戻ったユルは、ユン・イソの形見のリボンを取り出して、必ず復讐すると誓う。
凶悪な先王とは？これについては「時代背景とD.O.（ディオ/EXO）世子のモデルは？」の「■反正（クーデター）により即位」で推察している。

そのころ、父に妊娠したことを告白したソヘは、大切な家門に傷をつけない方法で解決するからと毒をもらう。誰の子だと問うチャオンの言葉に答えず、必ずお腹の子を世孫にすると約束する。そしてチャオンは刺客ムヨンに世子暗殺を命じる。
果たして愛されない世子嬪のお腹の子の父親は？

一方、生き別れた兄に今回も会えなかったイソが、ホンシムと名を変えて暮らす田舎の村に戻ると、世子が出した命令のせいで、早く誰かと結婚しろと迫られる。その夜、ソンジュヒョンに住むパク令監に5番目の妾にならないかと話を持ち掛けられる。そのころ、王の代わりに雨乞いに出かけたユルは、途中で奇襲を受け…
ホンシム目当てに美味しいものを差し入れるパク令監のいやらしさ。演じたのは、「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」「医心伝心～脈あり！恋あり？～」アン・ソクファン。雨乞い儀式に出かける際、馬上のユルとトンジュ7が世子と臣下ではなく親友の間柄に戻るシーンがある。ほんの一瞬だが、2人の名演技に強い絆を感じさせてくれるのでお見逃しなく。「これ以上私のために戦うな。今から自分だけを守れ。友としての頼みだ」。親友トンジュを演じたのは「花郎(ファラン)」「恋の花が咲きました」のト・ジハン。ジハン最高の男気をお見逃しなく。

■豆知識： 清渓川に架かる毛塵（モジョン）橋
イソが、16年前に生き別れた兄と「離れ離れになったら、満月の日に橋で会おう」と約束していたのがこの毛塵橋。
ソウルナビよりこの橋は、ソウル市民憩いの場・清渓川(チョンゲチョン)の最初の（最も西に位置する）橋。伝統的なアーチ橋。名前の由来は、昔、果物を売る果廛を毛廛(隅廛)と呼んでいて、この橋がちょうどその毛廛の近くにあったから。
聞慶セジェ オープンセット場清渓川は朝鮮時代以前から続く歴史ある河川。朝鮮時代には周辺住民の生活排水が流入する下水道代わりの川として利用された。経済成長期には川を覆って清渓川高架道が建設され都市化が進んだが、2000年代に入り復元の世論が高まり、「清渓川復元事業」がスタート。
清渓川でバイオリンのミニコンサート（撮影：2019.6.30）2005年に生まれ変わって以来、市民憩いの場として定着した。清渓川には22個の橋がかかっており、川沿いには滝や噴水・壁画スポットなど見どころいっぱい。市内中心部を流れているので明洞(ミョンドン)や仁寺洞(インサドン)などからも歩いて行ける。夜にはライトアップもされソウルの名所の一つとして観光客に人気。



■キャスト⇒相関図（NHK）
イ・ユル/ウォンドゥク役：ド・ギョンス（EXO-D.O.）
ユン・イソ/ホンシム役：ナム・ジヒョン
左議政　キム・チャオン役：チョ・ソンハ
王役（イ・ホ/ヌンソン君）：チョ・ハンチョル
漢城府参軍従7位　チョン・ジェユン役：キム・ソノ
世子嬪　キム・ソヘ役：ハン・ソヒ
ムヨン役：キム・ジェヨン

◇NHK「100日の郎君様」番組サイト
　2020.05.17スタート　毎・日23：00-24：00　地上波放送 NHK総合
　2019.07.21-11.03　　毎・日21：00～22：00　NHKBSプレミアム
◇公式HP
◇公式Twitter：roukunsama_PR

【作品詳細】【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】