テレビ愛知「六龍が飛ぶ」第1‐5話あらすじと見どころ:イ・ソンゲの苦悩~新朝鮮の地図

2019年10月14日14時21分ドラマ
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高麗時代末期、理想の国を作るために立ち上がった6人の英雄の活躍と愛を描いた超話題の韓国時代劇「六龍が飛ぶ」(全50話)が、明日テレビ愛知でスタート!子役たちの熱演が光る第1話~5話のあらすじと見どころをご紹介、作品公式サイトに予告動画が公開中だ。

【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】では時代背景や、各話の詳しいあらすじと見どころやキャストの魅力や豆知識をまとめて紹介している。



■第1話:イ・ソンゲの苦悩
高麗後期の14世紀。咸州の名将イ・ソンゲの五男イ・バンウォンは父のような強い男になりたいと願っている。その頃、都ではイ・インギョム率いる都堂三人衆が政界を牛耳り、私腹を肥やしていた。元と修好を結ぼうとする三人衆によって、高麗には明との戦の危機が迫る。イ・ソンゲはこれを防ぐために王命を受けて上京。初めて都を訪れたバンウォンは母を捜しに来ていたプニとタンセに出会う。
冒頭、メインキャストの3人が洞窟で出会う。バンウォンは喜びの表情だが、一方のタンセは何やら企んでいる様子。このあたりの事情はしばらくの間お預け。ドラマ序盤は子役たちの熱演に注目しよう。子役の紹介やこの回の詳しいあらすじと見どころ、「イ・インギョム邸で披露された寸劇」はコチラで詳しく紹介⇒1話詳細

■第2話:最強の男
バンウォンは父のイ・ソンゲがインギョムに屈する姿を目撃して失望。一方、チョン・モンジュら文官はイ・ソンゲが宰枢の職を断ったと聞き、元との修好が既成事実になることを危惧する。そんな中、チョン・ドジョンは元の使臣を迎える迎接使に任命されるが、改革派の文官たちによって小屋に監禁されてしまう。バンウォンはタンセを救おうと小屋に飛び込み、縛られたドジョンを発見するが…。
第1話で尊敬する父イ・ソンゲがイ・インギョムに頭を下げる場面を目撃したバンウォが深く傷つく。貧しい民の暮しに心を痛め、友を助けようとしたバンウォンだが、ここで彼が考えた“善”と“悪”。そして“善”と“正義”…これが彼の心に狂気の火をくすぶらせることになる。そんな彼が、父に代わって見つけたザントガル(モンゴル語で最強の男)こそがチョン・ドジョンだった。まるでミュージカル用にドジョンが歌うシーンは必見!この回の詳しいあらすじと見どころ、「インギョムとキル・テミの回想シーンに登場するキム・ネピョンという人物と怪文書について」「ドジョンが歌った歌」についてはコチラで詳しく解説⇒2話詳細



■第3話「燃えた「孟子」」
民心を動かし、戦を阻止したチョン・ドジョン。プニとタンセは流刑地へと向かうドジョンに長平門で歌った歌について尋ね、母が魯国公主に仕えた女官だったことを知る。一方、ドジョンの姿に感銘を受けたバンウォンは成均館に入学。意気揚々と通学するのだが、成均館ではキル・テミの息子キル・ユが儒学生を自主退学や自殺に追い込んでいた。バンウォンとホ・ガンは流刑から戻ったホン・インバンにキル・ユの悪行を訴えるが…。
流刑地に連行されるチョン・ドジョンに近づくためにプニが今回も大活躍。タンセや檻の中のドジョンが目を丸くする表情に注目。この兄妹の対比が実に面白い。この回、バンウォンの少年時代を演じたナム・ダルム君の演技がさらに光る。ラスト視線の演技は背筋が寒くなるほど。現代ドラマ「ここに来て抱きしめて」でも圧巻の演技を見せている将来楽しみなイケメン子役だ。キル・テミ役のパク・ヒョックォンにも注目!相変わらずのオネエぶりと、イ・インギョムが投げつけた肉を箸で挟み取るスゴ技(笑)にはびっくり。終盤、謎の男との腕ためしにも注目。謎の男の正体が分かるまでもうしばらく我慢を!この回の詳しいあらすじと見どころ、「恭愍王と魯国公主」については⇒3話詳細

■第4話「七夕の悲劇」
大家族の長男ムヒュルは乱世を生き抜くために武術で身を立てようと決心し、ホン・デホンに弟子入りする。一方、キル・ソンミに会いに行ったタンセは母を捜し続ければ家族が皆殺しになると忠告され、村に戻る。タンセは思いを寄せる同じ村のヨニと幸せな毎日を送るが、祭りが行われる七夕の日に村が襲撃される。ヨニを守れなかったタンセは自らを責め、崖から身を投げようとするが…。6年後、バンウォンは衝撃的な光景を目にする
ホン・インバン役を演じた名優チョン・ノミンと堂々と渡り合った子役俳優ナム・ダルムが今回もスゴイ。これまでイ・バンウォンが生まれ育った咸鏡道(함경도、ハムギョンド)の方言を可愛く話していた少年が、正義のために善を捨てると標準語で言い捨てる熱演が、目的のためには兄弟を虐殺する後のバンウォンを予感させる。この回の詳しいあらすじと見どころ、「拓俊京=チョク・ジュンギョン」や「韓国の七夕」については⇒4話詳細

■第5話「新朝鮮の地図」
ペク・ユンが謎の刺客に殺害される事件が発生。文官たちはテミを疑い、都堂は大混乱に陥る。一方、洞窟で地図を発見したバンウォンは新国家建設の立案者を探し出そうと決意。まずはペクを殺した刺客を追い始め、彼がカササギ毒蛇と呼ばれていることを知る。その頃、プニの住む村では税の取り立てが高騰。ドジョンの助言に従い、村人と共に密かに自分たちだけの土地を耕していた。ある夜、プニたちはついに初めての収穫を行うが…。
鉦(カネ)の音と共に現れるお面の講談師。早口でまくしたてる講談を披露するのは誰か?そして、ムヒュルの師ホン・デホンが何やら怪しい(笑)。ホン・インバンはどんな手で第二の派閥の領袖の地位を確実にするのか?「王や国が滅びても、民が亡びた国はない」変わり果てたインバンの恐ろしい統治哲学だ。この回の詳しいあらすじと見どころ、「伊西郡」については⇒5話詳細



「根の深い木」のプリクエル〈前編〉ドラマとしても話題になった本作。JYJジュンスの劇中歌を始めOSTも大いに注目を集めた。
10月15日(火)からのテレビ愛知での放送をお楽しみに。

テレビ愛知「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2019.10.15スタート 08:15-09:30
「六龍が飛ぶ」公式サイト

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