NHK「太陽を抱く月」第2話詳しいあらすじと見どころ:ふたつの月(キム・ユジョンとキム・ソヒョン)の出会い|予告動画
世子フォン(ヨ・ジング)と重臣ホ・ヨンジェ(ソヌ・ジェドク)の娘ヨヌ(キム・ユジョン)は、互いの身分を知らないまま別れたが…一方、ヨヌとポギョン(キム・ソヒョン)は危険な出会いを果たす!NHKBSプレミアムで再放送の韓国ドラマ「太陽を抱く月」5月17日(日曜、夜9時~)第2話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。
※詳しいあらすじを知りたくない方は「見どころと豆知識」だけをご覧になり、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではネタバレなしのあらすじ、キム・スヒョンとハン・ガイン,、キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートなどまとめて紹介している。
■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・ミノ)
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)
■第2話「ふたつの月」
王位後継者・世子フォンは偶然出会った聡明な少女ヨヌに再び会いたいと願っていた。一方、宮殿とは距離を置いて暮らすフォンの異母兄、陽明君は親友であるヨヌの兄、ヨムとウンと久々の再会を喜び、久しぶりに杯を交わしながら土産話に花を咲かせる。そして、フォンの手紙の解読に悩むヨヌには、“解憂石(ヘウソク)”書いた石と「何を悩んでいるんだ?この石に聞いてごらん。いい解決策が得られるから・・」と、旅の土産を残す。
宮廷では王、成祖(ソンジョ)が息子フォンの新しい講師(侍講官※)を決める。選ばれたのは、文科の首席合格、人格、容貌とすべて兼ね備えたヨヌの兄、ホ・ヨム。王はヨムが“師匠”であり、“友”にもなれる臣下として大いに喜ぶが、フォンはその講師が、まだ17歳の若いヨムと知り憤慨。大妃ユンもまた、ヨムが王の信頼する大提学ホ・ヨンジェの息子だということで気に入らない。
※侍講(シガ)官とは、王位後継者(世子)の教育を司る教育機関・侍講院(シガウォン)に所属する教育係。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】(◆侍講院)で。
帰宅したヨムは、妹のヨヌに世子フォンの心を開くのが難しいと言う。ヨヌは自分のせいかもしれないと思い、フォンの心を開く方法を教える。ヨヌの助言で、世子フォンに「この世の万物を瞬時に明るくし、瞬時に暗くできるものは?」と言う謎かけを出題したヨム。フォンの妹ミナ王女は即座に“まぶた”と答えるも、フォンは書物をあさって“君主の政治”といかにももっともな答えを出す。これをヨムはバッサリと「傲慢と偏見が世子の目を狂わす」とまで言う。ところがフォンはこれでヨムを師と認め、さらに師の妹が心惹かれるあの少女だと知り、ヨヌへの想いをますます募らせる。
一方、ヨヌの使用人のソルが、ポギョンの使用人の財布を盗んだとの容疑で暴行を加えらる。しかし、それは誤解で、ポギョンはソルの無実を知っていたが、自分に無礼を働いたソルを懲らしめようと暴行させたのだった。急ぎ迎えに来たヨヌは、奴婢と言えども自分にとって大切な友でもあるソルにひどい暴行をさせたポギョンに憤る。そんなヨヌに、「面倒な奴婢は早く売り払った方がいい」というポギョン。するとヨヌは「人に貴賤はなくとも人格には貴賤がある」と切り返す。
そんな2人が、世子フォンの妹ミナ王女の学友として3日に1度宮廷に通うことに…。
■第2話見どころ
今回の注目は何と言ってもキラキラ輝くヨム様!演じたのはイム・シワン。「ミセン-未生-」「王は愛する」「他人が地獄だ(原題)」や映画『名もなき野良犬の輪舞』などで若手演技派の一人に上げられる俳優だが、当時はK-POPアイドルグループZE:Aのシワン君として大人気。本作で“演技ドル”としてブレイクし、ついには“ホヨムアリ”(ホヨムに夢中!)という流行語まで跳び出したほど。彼が出演したシットコムドラマ「スタンバイ」の第11話(写真もあり)ではヨムの姿も披露している。日本でもこの“きらきらシワン”が注目を集め、BS11で放送していた人気番組「韓ラブ」(2013)に俳優としてインタビューも受けた⇒BS11「韓ラブ」に注目度NO.1の演技ドル、ZE:Aシワン登場!番組収録現場潜入レポ。
そしてもう一つお勧めは、フォンの妹ミナ王女と内官ヒョンソン。ミナ役を演じたチン・ジヒは、フォン役ヨ・ジングと、「幻の王女チャミョンゴ」でも共演している。ふくふくとした愛らしい笑顔とコミカルな演技がチャーミング。一方、道化役の内官ヒョンソン役を演じたのはチョン・ウンピョ。彼とヨ・ジング(成長してからはキム・スヒョン)とコミカルな絡みが、これまでの世子(王)と内官とは違う関係性で話題になり、大ヒットの要因の一つとも言われた。アジアの至宝イ・ビョンフン監督も本作でのチョン・ウンピョの存在を高く評価し、「オクニョ 運命の女(ひと)」で、主人公の養父役にキャスティングした。これに関しては「オクニョ」の来日記者会見で、チョン・ウンピョが楽しいエピソードを語っているので、気になる方は取材会再現レポート①で確認されたい。
◇ NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
2020.05.10スタート 日21:00-22:00 再放送(BSP)
2014.07.13-09.20 日23:00-24:00 終了(総合)
2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 終了(BSP)
2013.01.20-06.23 日21:00-22:00 終了(BSP)
◇Youtube「太陽を抱く月」予告動画
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】