【後編ネタバレあらすじ】「教場Ⅱ」ラスト5分!風間教官(木村拓哉)の義眼の秘密が明らかに!見逃し配信中

2021年01月05日11時13分ドラマ
@フジテレビ

「教場Ⅱ」後編、卒業シーン、途中リタイアした学生たちのその後も描かれ、ほっとした気持ちになったのもつかの間、壮絶なラストシーンが!風間教官(木村拓哉)の義眼を刺し、遠野(北村匠海)の命を奪った犯人は?前編、後編で13.5%と13.2%と高視聴率をたたき出した「教場Ⅱ」には2022年の新春に続編の期待がかかる!前後編の見逃しはFODで配信中だ。

●「教場Ⅱ」前編のネタバレあらすじはコチラ⇒【前編】



これほどまでに強烈な印象を残すラストシーンで「教場Ⅱ」が締めくくられると視聴者の誰も想像しなかったのではないかとも思えるほど、壮絶なラストであった。それも、エンドロールが終わってからの5分間だ。木村拓哉演じる風間公親の刑事時代、右目が義眼になった事件が描かれた。同僚の遠野(北村匠海)と二人で追っていた男に遠野は「ナイフを捨てろ」と言うが、男はビルに逃げ込む。持ち場を離れ追いかけてゆくと待ち伏せしていた男にアイスピックで刺されてしまう。そして、援軍を頼む電話をかけている風間も右目を刺される。その現場にのちに200期生となる鳥羽(濱田岳)がバイク便の配達で来ていたのだ。卒業式のシーンで、風間が鳥羽に向って「私の右目のことで 覚えがあるな」と言ったのは鳥羽が犯人を見ていたことを風間は知っていたのだ。200期生の生徒に凶器を捨てるためにナイフを捨てろではなく、「持っているものを捨てろ」と教えていたことにもつながるシーンであった。

そんな壮絶なラストで終えた後編の視聴率は、13.2%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)と、二夜連続で13%超えの高視聴率であった。ラストシーンから「続編が来年に放送されるのか?」「映画にでもなるのか?」といった声も多数でている。

後編も生徒たちの心の闇にぐっと迫るドラマの展開があった。200期生が主となっていたが、199期に休学し、200期に復学してきた石上志穂(上白石萌歌)のトラウマを描くことで、199期生のドラマも描かれた。当初、伊藤健太郎が演じる予定であった出馬役はジャニーズWESTの重岡大毅が演じた。重岡大毅は、NHK「これは経費で落ちません!」などでは好青年を演じていたが、日本テレビ「知らなくていいコト」で、ジャニーズのアイドルとしては異例ともいえるほどのくずな人物を演じていたが、今回の「教場Ⅱ」でもほんの数分のシーンでも印象に残るような役であった。

ドラマは極限状態の生徒たちや教官を描き、重いイメージであったが、番組公式Twitterには、出演者たちのクランクアップ画像など楽しげな笑顔が満載である。また、2020年の「教場」に引き続き、主演の木村拓哉と親交の深い明石家さんまが登場し、ドラマを和ませていた。2020年、2021年に話題となった「教場」は2022年にも続編が放送されるのか、今から一年後が待たれる。

■後編・ネタバレあらすじ
警察学校の訓練も進み、夏を迎えていた。風間教官(木村拓哉)のクラスでは、鳥羽(濱田岳)、忍野めぐみ(福原愛)、漆原(矢本悠馬)、比嘉(杉野遥亮)、杣(目黒蓮・Snow Man)、伊佐木陶子(岡崎紗絵)、吉村(戸塚純貴)、坂根千亜季(樋口日奈・乃木坂46)たちが訓練を続けていた。

ある日、副教官である田澤愛子(松本まりか)が生徒たちの注意報告書を風間に提出した。しかし、愛子は一枚を故意に抜いていた。それは、比嘉の報告書だ。そこには、「愛子が誘惑してきてこまる」という内容が書かれていた。風間に聞かれた愛子は、比嘉が自分に告白してきたという。しかし、実情は逆なのだ。愛子は所轄で刑事をやっていた時代に男性の先輩に署での紛失事件の犯人にされてしまった。そのことで男性警察官を恨んでいた。そのため、風間が目をかけていると思われる比嘉を追い落とすことで間接的に風間を、男性警察官を貶めようとしていたのだ。もちろん、風間はそんな愛子の策略はわかっていた。火災訓練の際、4階から愛子を比嘉につかませ、地上のエアマットの空気を抜かせた。愛子は比嘉に助けてくれと懇願するが、愛子の重さに耐えきれず、愛子は落下してしまった。その姿をみて、199期から復学してきた石上志穂(上白石萌歌)は衝撃を受けてしまう。

そんな生徒たちの様子をめぐみはよく見ていた。志穂がなにかしらのトラウマを背負っていること、模範生だった陶子の様子がおかしいこともみていた。陶子は入学当初からトップの成績であったが、最近はめっきり調子が悪い。そして、一人だけ指紋採取のテストもうまくいったが、全く嬉しそうではなかった。

備品室から複数のものが紛失する事件も起きていた。ある日、風間はコンビニでサンドイッチと缶コーヒーを買って帰ってきた杣に花壇の前で話しかけた。倉庫から盗まれた件は危険な香りがすると話した。直後、ビニール袋に缶コーヒーだけを残した状態で、植木鉢に勢いよくあてると、鉢は当然割れた。そして缶コーヒーでも武器になると話す。風間は化学の実験として、紛失した備品だけで作成したもので爆破してみせた。そして、その中にくぎをいれておけば実験場にいた全員が怪我をするということも教えた。その時の様子を復帰してきた愛子に撮影させていたが、誰も特別な反応はしていなかった。備品を盗んでいたのは杣だった。簡単に爆薬が作れる記事をみてやってしまったのだった。

クラスの中でも優秀な杣と陶子だったが、二人とも学校をやめたがっていた。二人は親が警察官であるためほぼ強制的に入学させられたのだ。そして、二人は子供のころに会っていた。同じような境遇の二人は互いのことを理解できたため、付き合っていたのだ。そして、陶子は杣の子を妊娠していた。志穂は陶子に「子供を産んでから戻ってくるといい」と休学するように勧めた。杣は家族を養うという自覚が芽生え警察官になる意識を高めた。

風間は志穂がトラウマを克服しないと警察官になれないと思い、鳥羽、めぐみ、漆原、比嘉、杣らに199期に何があったのかを語らせた。それは…。199期生では、浦美(三浦貴大)と出馬(重岡大毅)という成績2トップがいた。交通訓練の際、運転手役の出馬が運転をあやまり、浦美を引いてしまったのだ。出馬は車内にハチが入り込んだため混乱したというが、実は、嘘だった。浦美が怪我をすれば自分がトップになれると思い、故意にやったのだ。志穂は別の職業でもう一度がんばるように出馬に言ったのだが、それを聞いた出馬は「冷たい同情だ」といって4階から飛び降りて怪我をしてしまい、退校となった。浦美は復学して警察官になっていた。自分が出馬を追い込んだと思っている志穂に風間は「ここを卒業したら、私は市民の命を背負うことになります」と何度も言わせトラウマを克服させた。

そして迎えた卒業式の日。生徒たちはみな胸をはって卒業証書を受け取った。風間は一人一人を握手した。千亜季には音楽を続けるようにいい、吉村は「犯人を見つけたら自分が捕まえる」といわせ、比嘉の手を握り剣道をやってきた手だと話す。めぐみは「最近、目がきつくなったといわれます」と言った後、「人は変われます」と話した。杣は警察官になることを吹っ切った気持ちになったことを話し、漆原は「宮坂先輩は自分の中に生きています」と宣言する。志穂は最近出馬を会い、怪我が治ったら再度警官を目指していることを風間に告げた。そして、鳥羽にも祝福のあいさつをしたが、急に鳥羽の手を取り「私の右目のことで 覚えがあるな」とささやいた。200期生もそれぞれの職場で実践で働くようになった。

大雨のシーンでドラマは再開。犯人を追ってきた遠野(北村匠海)と風間は車の中から犯人を追ってビルの屋上へ向かう。そこに別の人間がナイフのようなものをもって立っていた。風間は追うなというが、遠野が追いかけていき、逆にその男にめった刺しにされてしまった。風間が反撃するが、男は風間の右目にアイスピックを突き立てた。男が逃げる際、バイク便で配達にきていた鳥羽にぶつかった。そして、アイスピックが突き刺さったままの風間は遠野に呼びかけを続けた。

フジテレビ 2021年1月3日(日)、4日(月)前後編「教場Ⅱ」。出演:木村拓哉、濱田岳、上白石萌歌、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、目黒蓮(Snow Man)、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良、樋口日奈(乃木坂46)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、三浦貴大、佐久間由衣、嘉島陸、佐藤仁美、和田正人、高橋ひとみ、松本まりか、小日向文世ほか。脚本:君塚良一。番組公式Twitterアカウントは「@kazamakyojo」予告動画は番組公式サイトで公開されている。

フジテレビ「教場Ⅱ」番組公式サイト
フジテレビ「教場Ⅱ」番組公式Twitter @kazamakyojo
FOD「教場Ⅱ」見逃し配信