NHKBSP「コウラン伝 始皇帝の母」王妃が宴で毒盛り!第19話予告と第18話ネタバレ:王とコオロギ

2021年02月20日09時00分ドラマ
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中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母(原題:皓镧传)」(全34話)本当に怖いのは誰?ラスボス厲(れい)王妃、ついに趙王に刃を向ける!国の覇権を巡り王と王妃、命を賭けたバトルが始まる2月21日(日)夜9時からNHKBSプレミアムにて放送の第19話あらすじと第18話ネタバレあらすじ、豆知識(王とコオロギ)を紹介、番組公式サイトでは紹介ムービーが視聴できる。



「コウラン伝 始皇帝の母」は、中国、春秋戦国時代、趙の名家で育った聡明で美しい娘、李皓鑭(りこうらん)が、時代に翻弄されながら、秦の始皇帝の母となるまでの波乱に満ちた人生を描く愛と闘いの物語。
【「コウラン伝」を2倍楽しむ】では時代背景や人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころなどまとめて紹介している。

2月14日放送の第18話では、秦軍がゾンビ作戦で邯鄲にまで攻め入り、首都陥落の危機に!皓ランのアイディアで見事に秦軍を撃破した趙国。そして国民総出で応戦する中、皓ランが戦場で出産!後の、秦の始皇帝となる政が誕生した。羽王子の死や皓ランが井戸の中に逃げ込むなど、盛りだくさんの内容だった第18話だが、やはり一番目立ったのは王妃の統率力だった!騒ぐ民を自ら矢で射抜き、さらに混乱する国民を鼓舞する見事な演説を見せた。「人生は大博打。勝てば大いに喜び、負ければ葬られるだけ。」と語る王妃が勝負師の片鱗を見せ、王様を凌ぐカリスマ性に視聴者からも「王妃がカッコよすぎる」と注目が集まった。

そして2月21日放送の第19話では、王妃が趙王から国を奪うことを決意し、宴の席で毒を盛る!そして次々と出席者が倒れる中、ついに王妃が趙王に刃を向ける。一方、第18話で逸王子の母親殺しの罪で投獄され、厳しい拷問を受けた殷小春(いんしょうしゅん)。どうやら真実を隠している小春だが、第19話ではその真相が明らかになるのか?これまで皓ランを支え、明晰な頭脳で数々の困難を乗り越えてきた小春の運命は?ハラハラする展開が見逃せない第19話も楽しみに待ちたい。

■前回:第18話ネタバレあらすじ
秦国が趙国の首都、邯鄲にまで攻めて来た。羽王子は嬴異人(えいいじん)を城の塔に吊り下げ、秦に退却するように仕向けた。秦の王陵将軍は異人を心配して秦太子の安国君に手紙を届けた。一方、秦国では白起が太子の命を受けても出陣しないので、安国君を怒らせないために息子の白仲が自らの軍を率い出陣した。趙では王齕(おうこつ)将軍が邯鄲にいる王陵将軍の軍と共に邯鄲の城を攻撃したが、落城することはできなかった。

ある夜、秦が攻めてくるのだが、矢を射ても兵士には効かず、亡霊が攻めてきたと言って趙の国民を怖がらせた。ついに国民たちは国外へ逃げ出そうとして城の入り口に集まり、城門を開けるよう騒ぎ出した。それを聞いた厲王妃は、逃走を先導する者を射殺し、「また逃げる者がいたら殺す」と宣言した。そして、今こそ国民全員で立ち上がるべきだと鼓舞した。王妃の演説を受け、集まった民衆は戦で夫や息子を亡くした女たちを中心に、最後まで戦うことを誓うのだった。

皓ランは異人を助けるために城塔へ向かった。羽王子が異人を殺そうとしているところに駆けつけた皓ランは、秦軍を撃退する計画があるから異人の命を助けて欲しいと願い出た。まずは計画を話すように迫る羽王子だったが、そこへ登場した王妃が皓ランの申し出を受け入れた。そして異人は一命を取りとめ、撃退計画が進められることになった。夜の帳が降りると、また秦の亡霊兵たちが襲撃して来た。すると趙軍は城門を開け、たくさんの火をつけた牛車を走らせた。すると亡霊に見せかけた張りぼてを使っていた秦軍を牛たちが粉砕し、秦は軍の退却を余儀なくされた。

その戦の最中、産気づいた皓ランは小春と異人の助けを借りて、息子・政を出産した。そして、皓ランは秦軍を撃退した功績を趙王に認められ、父の見舞いのために実家へ帰ることを許可された。実家で父・李赫(りかく)を見舞った皓ラン。しかし「秦に嫁いだ娘を出せ」と言って大勢の人々が押し寄せてきたので、李赫は皓ランを井戸に隠したが、自分は逃げられず殺されてしまった。そこへ呂不韋(りょふい)が助けに来たので、皓ランは命拾いした。

趙王は体調が優れず、王位を逸に渡すと宣言し、羽王子を落胆させた。憤慨する羽王子に、呂不韋は暗に王妃の助けを求めるよう助言した。羽王子から相談を受けた王妃は、自分に任せるようにと告げるのだった。一方、逸王子が太子に任命されたことを知った小春は王宮を出る事を決意する。邯鄲を離れる小春を追いかけ、逸王子は都に留まるよう説得した。しかし、後から来た暗殺集団に囲まれ、逸を守ろうとした小春は、飛んできた矢を受け傷を負ってしまう。間一髪で高昊陽(こうこうよう)が軍を率いて駆けつけ、暗殺者を射殺した。落馬した暗殺者はなんと羽王子だった。「父上に殺される」とつぶやきながら、羽王子は逸王子の胸の中で息を引き取った。

逸王子は小春を連れて王宮に戻った。逸は、自分の母と妹の死の真相を解明したいと趙王に申し出ていた。それを受け、当時の産婆を見つけた趙王は取り調べを行った。産婆は、逸王子の母親の出産に立ち会ったのは殷医師だと告げた。殷医師の娘である小春は、出産当時も立ち会っており、逸の母親に折檻された恨みを晴らすため薬を盛ったと語った。それが原因で難産になった母親は亡くなったのだと告白した小春だったが、それが事実だと思えない逸王子は、小春に真実を語るよう涙を流して説得した。しかし、趙王は衛兵に命じ小春を牢屋へ入れ、厳しい拷問にかけるのだった。

■豆知識:王とコオロギ
第18話で呂不韋と趙王が2匹のコオロギを対戦させて遊んでいた「闘蟋(とうしつ)」。闘蟋とは、ひと秋にコオロギの雄同士を喧嘩させ、チャンピオンを決める伝統的な相撲競技。しかし、子供が遊ぶようなものではなく、コオロギの飼い主たちによる賭博競技として栄えてきた。史実によると、唐の時代にはこの遊びは確立されていたが、今でも中国の男たちを魅了する賭博のひとつ。飼い主たちはコオロギ戦士の育成のためにお金、時間、知識を注ぎ込み、熱中のあまり家を失う者もいるほどだと言われている。

闘蟋のプロセスは、重量測定の後、「闘盆」と呼ばれる仕切りがされた器に2匹のコオロギが入れられる。コオロギの闘志を掻き立てるために、飼い主は触覚に似た道具で刺激したり、中にはやる気を起こさせるためにメスのコオロギと交尾させてから戦いに挑ませるなど、万全の態勢を整える。もともと闘争本能の強いコオロギは、他の雄と出会うと必ず戦う性格を持っており、闘蟋では羽を振るわせ鳴いた方が勝者となる。

もとは宮中の遊びであった闘蟋。映画『ラストエンペラー』(1987年)の中でも描写されるが、中国において、コオロギはひと秋を生きることから”儚い命の象徴”とされてきた。また、中国の故事に”栄枯盛衰ははかなきもの”を意味する「邯鄲の夢」という言葉がある。第18話では、邯鄲が秦の攻撃を受ける最中、呂不韋と闘蟋に興じる趙王が描かれた。ドラマの舞台となっている戦国時代に闘蟋があったかは定かではないが、遊びに夢中になり政治を疎かにする趙王から、趙国滅亡を予感させる描写となったのではないだろうか。

■第19話あらすじ
皓ランは、投獄された小春が弁明を避けているように見え、何か理由があるのではないかと確信していた。一方、趙の国内を混乱させ、異人を秦に逃がすチャンスを伺う呂不韋は新たな策を講じる。そして厲王妃はついに趙王から国を奪うことを決意。宴の席に出される料理と酒に毒になる薬を仕込ませる。次第に苦しみだす王と出席者たち。そしてついに王妃が王に刃を向けるのだった。その頃、国を追われた雅王女はある女性に出会うのだが・・・。

原題:皓镧传
制作:2019年 中国

■キャスト相関図(NHK)
李皓鑭(リ・こうらん)役:ウー・ジンイエン [声:中村千絵]
呂不韋(りょふい)役:ニエ・ユエン[声:東地宏樹]
嬴異人(えいいじん)役:マオ・ズージュン [声:平川大輔]
雅(が)役:ハイ・リン [声:松井茜]
厲(れい)役:ニン・ジン [声:深見梨加]
趙 丹(ちょうたん)役:ワン・ジーフェイ [声:内田直哉]
韓 瓊華(かんけいか)役:ジャン・ナン [声:甲斐田裕子]

紹介ムービーとインタビュー映像
NHK「コウラン伝 始皇帝の母」番組公式サイト
 2020.09.27スタート 毎・日21:00~22:00 BSプレミアム
  ※再放送 翌週13:00~ 
Youtube予告動画

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