BS日テレ「ストーブリーグ」第3-4話あらすじと見どころ:仲間への疑心~隠されていた事実!予告動画

2021年04月16日12時25分ドラマ
©SBS

優勝‐廃部‐優勝‐廃部…という異例の経歴でドリームズのGMに採用されたスンス(ナムグン・ミン)は、ドリームズのシステムを変えるために動き始める!BS日テレでBS初放送の「ストーブリーグ」(全16話)、次週4月19日(月)からの第3話と第4話の詳しいいあらすじと見どころを紹介、本作はDVDも好評発売、TSUTAYAでの配信、レンタル中で公式サイトにて予告動画が視聴できる。



「ストーブリーグ」は、野球経験ゼロのゼネラルマネージャーと落ちこぼれ球団が放つ感動作。【「ストーブリーグ」を2倍楽しむ】ではドラマの見どころや韓国での評判などまとめて紹介している。

■キャスト「押さえておくべき4人+α人物紹介」
ペク・スンス役:ナムグン・ミン
イ・セヨン役:パク・ウンビン
クォン・ギョンミン役:オ・ジョンセ
ハン・ジェヒ役:チョ・ビョンギュ
他、ソン・ジョンハク、イ・ジュニョク、チョ・ハンソン

■第3話「仲間への疑心」
ドリームズにはドンギュとのトレードで実力派投手のカン・トゥギが加入する。そんな中、1年前のドラフトの映像を見たスンスは、1巡指名権があるにも関わらず、有望な新人を獲得できないのはスカウトチームに問題があると考え、監督からドラフト会議の責任者について聞く。その頃ギョンミンは、伯父であるドリームズのオーナーのクォン・イルド会長から呼び出され、今年中にドリームズを解散させるよう命じられる。

新GMの歓迎会。スンスはスカウト担当のヤン・ウォンソプがいないことに気づき、チーム長セヒョクの隣へ。セヒョクはやんわりとスカウトチームの人事異動は無用と念押し。そこに社長とギョンミンが顔を出し、セヒョクを監督の器と持ち上げる。ギョンミンたちを見送るスンスは「監督が同席していたことをご存じでしたか」と一言。ギョンミンは、ドリームズを廃部にするためにGMにしたはずのスンスが、余計な信念を持っているかもと気になる。

運営チームとの会議。1年前のドラフトについて何のお咎めもなかったと聞いたスンスは、スカウトチームを同席させる。当時、突然の指名変更をしたのはウォンソプの独断で、しかも強引に指名したユ・ミンホ選手をメジャーリーグに行かせようとしたと聞いたスンスは、真相を確かめるため、地方で活動するウォンソプに会いに行く。終日付きまとうスンスがGMだと知ったウォンソプは、1年前、チーム長のセヒョクも最初はミンホ選手を推していたと、データと共に説明する。そこにミンホ選手負傷の連絡が入り、一旦球団に戻ったスンスは、ミンホ選手がウォンソプに深く感謝している様子を見て、ジェヒと共に再度ウォンソプに会いに行くが…。

一方、スンスに言われた「むやみに信じるのは確認を怠ること」という言葉が頭から離れないセヨンは、過去5年間の指名選手のリストを確認し、ある疑いを抱く。

監督との会話の一言で人柄の良さ、スンスとの会話の中で不撓不屈の精神力と選手としての資質の高さがくみ取れるカン・トゥギ。演じたのは「医師ヨハン」で格闘家役で登場したハ・ドグォン。「ペントハウス」では、なんと長いものに巻かれるタイプの声楽教師マ・ドゥギ役で登場し、劇中素晴らしい歌声を披露していたのにお気づきだろうか?一方、甥であるギョンミンの手腕を高く評価しているクォン・イルドを演じているのは、「愛の不時着」でヒョンビンの父親で北朝鮮総政治局長役、「奇皇后」で元(中国)の丞相を演じた名優チョン・グクファンだ。
弟ヨンスは野球経験者のようだが、ヨンスが野球の話をするとスンスの顔が曇るのはなぜ?それにしてもウォンソプの野球少年たちへの愛が熱すぎる。GMと知らないスンスとのやり取りが傑作。またこの回では、コネ入社といわれ、自分に自信のなかったジェヒが、スンスの言葉にいたく感激する。人を見抜くスンスの眼力に脱帽!ところで、ジェソングループはなぜお荷物球団をさっさと解散させないのか?それはジェソンの主力事業が地元の消費者に支えられる“ショッピング事業”だから。下手に解散させると消費者の反発を買って不買運動が起きる。韓国のプロ野球は日本以上に地元と密接につながっっている。これについては、9話の豆知識「>韓国プロ野球のドラフト」で詳しく解説している。




ストーブリーグ■第4話「隠されていた事実」
ウォンソプが高校球児の母親からお金を受け取るところを目撃したスンス。同行したジェヒが封筒の中身を確認すると…8万3千ウォン(8千円程度)と少額。球児が試合中に緊急病院に行った際の医療費と判明したが、スンスは、ユ・ミンホ選手をドラフトで強引に指名した理由について説明を求める。高校2年生の時、投手として酷使されたミンホは祖母と二人暮らしで経済的に困窮しており、進学をあきらめプロ入りするしかなかった。すると、3年生になってから監督は進学実績に利用できないミンホを干したのだった。ジェヒは同情したが、スンスはそんなウォンソプの温情を球団にとっては迷惑と一言の下に切り捨て、スカウトを辞めるよう告げる。ウォンソプはこれまでの資料をスンスに引き渡す。

一方、セヨンは新人王を獲得したバイキングスのイ・チャンゴン選手の母親に会いに行く。スカウトチームのセヒョクを知っているかと尋ねると、母親に追い返されてしまう。その後、セヨンに説得されたイ・ヨンジュ選手はセヒョクに賄賂を渡していたことを明かす。そしてそれは現在も続いていた。

翌日、スカウトチームを集合させたスンスは、ウォンソプを減給3か月の懲戒処分にする。続いてセヒョクの不正スカウトを審議する。セヒョクは、過去5年間に55人の新人選手のうち、特定の3校から15人もの球児を選出していた。賄賂を認めようとしないセヒョクに対し、スンスは1年前のドラフトの映像を見せる。ウォンソプが勝手にミンホを指名した直後のセヒョクの視線の先には前GMではなく、当時裏取引をしたイ・チャンゴン選手の家族席があった。なおもシラを切るセヒョクの前に、バイキングスのイ・チャンゴン選手が現れ、入団の約束と引き替えに5千万ウォンを振り込んだと告発し、電話の音声を録音したUSBメモリをスンスに渡す。スンスはセヒョクに対してチャンゴン選手への5千万円の返金を命じ、クビを言い渡す。

球団社長は後任がいないことを口実に、セヒョクのクビを取り消し、懲戒処分にとどめようとするが、スンスはウォンソプをチーム長に任命する。チーム解体を画策するギョンミンは、改革を進めるスンスが気に食わず、廃部に向かわせようとするが、「優勝の後に廃部」という約束を口にするスンスは、「ドリームズは大きくなる。あなたの予測が分かることを望む」と告げる。

そんな中、エースの外国人選手が日本の球団にスカウト候補となり、スンスはアンディを手放し、代わりにマイルスという有力な選手をスカウトするために、セヨンと共にカリフォルニアへ向かう。ロバート・キラーと名乗る韓国人通訳と空港で合流するが、契約金額が前日の倍の100万ドルになったと通告される。

賄賂でなくてよかったというジェヒに、当然のことと言い切るスンスの正義にちょっぴり寂しさも感じるが、その後のウォンソプの扱いにしびれる。球団に戻る車中、ウォンソプがミンホを指名しようとしたいきさつが回想で明らかになる。セヨンは、コネを認めない高校の監督とセヒョクとのつながりをどう証明したのか?セヨンが待ちわびたイ・ヨンジュ選手は来なかったが、それを予測していたかのようなスンス。イ・チャンゴン選手をどのように説得したのか?それにしても減俸3か月からの昇進!一番驚いたのはウォンソプ本人だ。人ではなくシステムを変えようとするスンスの改革は成功するのか?
終盤、クビになったセヒョクと15年前を語るセヨンが寂しそう。セヒョクは野球人としての正義感を取り戻すのか?セヒョクについて正しく評したセヨンに、「人間には両面がある。両面を見ろ」という言葉があると教えたスンスは、「今のあなたのように」とセヨンを褒める。そういえば、「バラにトゲあり」「泥棒にも三分の道理」など洋の東西問わず、こうした諺は多い。スンスが、運営チーム長としてのセヨンの人を見る目の確かさを評価した瞬間だ。さて、スンスとセヨンを2人きりで渡米させたくない“仕事と恋に生きる”ジェヒはどうするのか?


BS日テレ「ストーブリーグ」番組公式サイト
 2021.04.15スタート 月-金11:30~12:30 BS初放送
公式サイト
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