テレビ大阪「王の顔」第1-5話あらすじ:凶相と吉相~矢の行方!※宣祖・光海君・観相

2021年05月19日11時00分ドラマ
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テレビ大阪「グッドチャンネル」(月~金曜ひる11時59分から)で5月20日(木)にスタートする韓国ドラマ「王の顔」は、ソ・イングクが後に朝鮮王朝15代王となる光海君役で時代劇初主演した作品、第1話~第5話のあらすじを紹介、DVD公式サイトに予告動画が公開されている。

「王の顔」は、庶子出身の王子が<観相>を武器に王となる、新たな光海君像を16年間にも及ぶ世子時代に焦点を当てて描く波乱万丈の物語。⇒【朝鮮王朝系図】



■第1話「凶相と吉相」
朝鮮王朝第14代王・宣祖(ソンジョ)は即位前、王になれば国に災いをもたらす“王になってはならない相”であると観相師に予言されていた。即位から20年以上たった1589年。その言葉どおり、民は飢饉とはやり病に苦しみ、度々外敵からの襲撃を受けていた。宣祖は自らの相を補う女人を側室に迎えようと候補の者を探させる一方、王たるべき吉相を持つ次男の光海君(クァンヘグン)の相を凶相に変えるため鍼を打たせるのだった。
同じ時代を舞台にしたドラマは【ドラマの年表:朝鮮王朝】で確認できる。またドラマの時代背景と宣祖については「医心伝心」時代背景で詳しく解説している。

■第2話「カヒとの再会」
チョン・ヨリプを頭領とした大同契(テドンゲ)は平等な世の中を夢見ながら海から攻めてきた倭寇を倒し、民を救っていた。しかし、王宮の書庫に忍び込み、「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」を盗もうと画策したキム・ドチのせいで大同契は逆賊にされてしまう。一方、光海君(クァンヘグン)は幼い頃に自分が渡した“星”を目にして、書店で出会った青年の正体がカヒだということに気づく。
光海君と父王・宣祖との確執については「華政(ファジョン)」エピソード0で詳しく解説している。

■第3話「すれ違う二人」
「天文図」に書かれた文章から、光海君(クァンヘグン)はカヒの父キム・ドゥソが大同契(テドンゲ)の一員であることを知ってかばおうとするが、すでに「天文図」は謀反の証拠として王の手に渡ってしまい、カヒの両親は投獄される。カヒこそが宣祖(ソンジョ)の相を補う女人であると知る観相学教授のコ・サンは、宣祖の側室になれば両親を救えるとカヒに持ちかけ、カヒは心を決めて宮中に入る。
カヒとして描かれているのは実在した金介屎(キム・ゲシ)がモデルと考えられる。前王・宣祖と光海君2人から愛された“不道徳な女”として、三大悪女に並ぶ悪女として後世に伝わっている。二人の関係はほかの作品とどう違うのか?こちらで紹介している⇒「王の女」「王の顔」「華政」で光海君と金介屎(キム・ゲシ/カヒ)は劇中どう描かれている?

■第4話「観相の試験」
市場通りの長い列。当たると噂の観相師・屏風道士。その正体は光海君(クァンヘグン)だった。3年前に妙香(ミョヒャン)山へ逃げたカヒは、父親が果たせなかった夢のために大同契(テドンゲ)の一員となっていた。ドチは新しい頭領として大同契を率いながら王に近づく方法を探していたが、折よく科挙が行われることになり、光海君とドチは観相師としての実力を競うことになる。
観相とは、人の顔つきや・骨格などから、その人の性質・運勢などを判断すること。

■第5話「矢の行方」
ドチは試験を受けた者の中で唯一、宣祖(ソンジョ)の出した課題に正解するが、ドチのことを危険視したコ・サンの策略によって不合格となる。別の方法で宮中に入り込もうと考えたドチは、宣祖の側室・キム貴人(クィイン)の兄キム・ゴンニャンに接近する。ゴンニャンはカヒに、光海君(クァンヘグン)の暗殺に成功すればドチを仕官させると約束する。カヒは王子たちが狩りに興じているところを狙って矢を放つのだが…。

■キャスト
光海君役:ソ・イングク
キム・カヒ役:チョ・ユニ
宣祖役:イ・ソンジェ
キム・ドチ役:シン・ソンロク
キム貴人役:キム・ギュリ
ほか

kandoratop【作品詳細】【各話あらすじ】

テレビ大阪「王の顔」番組公式サイト
 2021.05.20スタート 月~金11:59-12:57
「王の顔」DVD公式サイト