Netflix「恋慕」第15話あらすじと見どころ:作戦成功のご褒美は王のキス?パク・ウンビンがロウンを押し倒して…
水面下で密かに進める王イ・フィ(パク・ウンビン)とチョン・ジウン(ロウン/SF9)の計画!韓国時代劇「恋慕」第15話が11月29日(月)韓国KBSで放送、Netflixを通じて独占配信開始された。毎週月・火曜1話ずつ更新される。
「恋慕」は、王位継承者だった双子の兄の死により、男装して王となる運命を背負った女性が、自分の正体、そして秘めた恋心を誰にも明かせないまま、波乱の人生を歩んでいくフュージョン時代劇。
※【「恋慕」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや各話の詳しいあらすじ、豆知識など紹介している。
■第15話
王イ・フィと息子ジウンが隙あっていることを知ったチョン・ソクチョは、帰宅したジウンに、「少年の頃、守りたい人がいるといったのはタミのことだったのか?」と確認する。それを認めながらも「タミは死んだ」と話し、当時タミが姿を消したのが父のせいかと恨んだことを打ち明ける。だが、今は父を理解しようとしているとも。
姿を消していたキム・ガオン/カオン。実は彼は王に毒薬を運んだあと、首つり自殺に見せかけて殺害された尚膳の第一発見者だった。そして姿を消した尚膳の妻から10年前にサンホン君の言うことを聞いて罪のない人を陥れたこと、その後もサンホン君に脅されていたことを聞き、父を死に追いやった真実を知ることに。
フィと両想いになったジウンはすっかり元気でニコニコ顔。王付きの注書の仕事を買って出て、片時もフィの傍を離れない。フィもまた玉座に座りながらニヤニヤが止まらない。
※承政院日記(スンジョンウォンイルキ):王の言動全てを書き留めた朝鮮王朝最大の機密記録。
※注書(チュソ):秘書的な役割を行う承政院に所属し、『承政院日記』をはじめ各種の時政の記録を単相する官職。
そんな中、フィは水面下で外祖父サンホン君を抑え込む計画を立てていた。サンホン君の免職を訴える儒生たちの声を気に病むサンホン君のために、免職したシン・ヨンスが儒生からの人望があるからという理由で、朝廷に呼び戻し、司憲府の大司憲に任命することに。政界に戻ることを拒んでいたヨンスだが、都承旨が持参した王からの辞令に挟んであった「鳴かず飛ばず」の文に、先代王の言葉を思い出し、一つの条件を出して朝廷に戻ることを決心をする。その条件とは、「たとえ王であっても間違った道を行くときには、先陣切って自分は反対の道を行く」というもの。これこそがフィが求めていた忠臣の姿だった。ジウンもまたフィの計画を本格的に手伝うことに。
※司憲府(サホンブ):法規定と役人の腐敗などを監視監督する官庁で、大司憲(テサホン)は従二品の長官職。この官庁を舞台にしたドラマが「ヘチ 王座への道」だ。
※不飛不鳴(プルビプルミョン):史記楚世家「三年不蜚不鳴」からの言葉。現在では、長いこと何も活躍しないでいることを軽蔑していうことが多いが、元の意味は、将来の活躍にそなえて何もしないでじっと機会を待っているさま。
フィは新しくなった司憲府への最初の仕事として『漕運船日誌』を渡し、戸曹判書の不正をただすよう命じる。シン・ヨンスは早速戸曹判書を取り締まる。戸曹判書は王前でサンホン君の命令だと白状するが、フィはあくまでも戸曹判書の独断として処理する。そして自分の部下に手を付けたと怒るサンホン君に、外祖父の名を汚すものを捨ておくことは出来ないと、殊勝な表情で答える。事件を隠ぺいしようとするサンホン君の先手を打って、ジウンたちが「戸曹判書が咸吉道へ送る兵糧を着服しており、これを隠ぺいするため船を破損するなど国の財を損なう重罪を犯し、監察を受けるに至った」という上疏を書いてばらまく。作戦はうまくいき、褒美に王の唇を奪うジウン。
そんな中、床入れの日以来、王フィに嫌われているとふさぎ込んでいた王妃は、フィが嫌っているのはサンホン君の腹心である父だと知り元気を取り戻す。そしてヒョンとジウンの協力を得て、王に好かれる作戦を開始。さっそく、両手いっぱいの花と桃を抱えてフィの元へ。
カオンだが、王宮に侵入したときに偶然フィの着替えを目撃して、フィが女性だと気づいていたのだった。ユン・ヒョンソルからの「亡き父カン翊善の遺志を継げ」という言葉に悩んだカオンは決心を固める。ユンはカオンを連れてフィと密会する。カオンは講武場でフィを狙った刺客は自分で、罰を覚悟で殺害するために護衛として仕えていたことを告白する。だが、先王と亡き父が交わした意志を継ぎたいといい、自分が、サンホン君により逆賊に仕立てられた先王の師であるカン翊善の息子カン・ウソンだと明かす。フィは彼から先王である父の最期を聞く。一方、サンホン君はフィが閭延に武器を運んでいることまでは知らないと、戸曹判書に確認すると、ソクチョに秘密を守るため戸曹判書の殺害を命じる。
ひと仕事終えたフィは大樹に寄りかかってお昼寝。その姿を偶然見かけたジウンは、まぶしくないように手のひらで陽の光を遮ってやる。王妃の声に驚き隠れたジウンは、王妃が眠るフィに思わず口づけしようとし、転んで抱きかかえられる様子を目撃。ジウンに気づいたフィは、王妃をお茶に誘って大殿に戻る。
その後、やきもちを焼いて拗ねるジウンを緑雲閣へ呼び出したフィは、ジウンを押し倒して「この思いを背負っていきます」とジウンにキスし…。
■見どころ
ジウンは王の日常の全てを書き留める第一秘書的な激務に喜んで邁進。前回までは切ない展開だったが、今回は王妃の前でヒョンと「どちらがフィのことをよく知っている」競争をしたり、褒美のキスをねだったり、王妃にやきもち焼いたりとラブラブ光線をもろだし。韓ドラ定番の眠る愛しい人のために手で太陽の陽射しを遮る一幕も。もちろん秘書としても有能で、承政院日記に書き残すものとそうでないものの判断もバッチリ!そんなジウンに、フィもメロメロ。小柄なフィに押し倒されて、身長190センチのジウンが「お戯れはおやめください」という台詞に爆笑必至だ。
息子ジウンと王フィが愛し合う仲と知ってからのソクチョの様子がおかしい。サンホン君の命令にもためらう姿も。ジウンとも初めて酒を酌み交わし、息子を見つめるまなざしも優しい。果たして、ソクチョが最後に守るのは誰か?一方、恋にも積極的になってきたフィだが、殊勝な顔でじりじりと外祖父のサンホン君を追い詰める姿が頼もしい。おとぼけ都承旨もどうやらフィの味方のようで、孤独だったフィの周りにどんどん味方が増えていく。
※Netflixシリーズ『恋慕』独占配信中
■キャスト
王イ・フィ役:パク・ウンビン/チェ・ミョンビン
チョン・ジウン役:キム・ロウン(SF9)/コ・ウリム
イ・ヒョン役:ナム・ユンス
ユン・ヒョンソル役:キム・ジェチョル
キム・ガオン[カオン]役:チェ・ビョンチャン
サンホン君ハン・ギジェ役:ユン・ジェムン
チョン・ソクチョ役:ぺ・スビン
ほか
■スタッフ
演出:ソン・ヒョンウク「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」「また!? オ・ヘヨン ~僕が愛した未来(ジカン)~」
脚本:ハン・ヒジョン「とにかくアツく掃除しろ! ~恋した彼は潔癖王子!?~」
◇Netflix
2021年10月11日スタート 月・火
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「恋慕」を2倍楽しむ】