第1話からいきなり高校生ゾンビ大量発生!「今、私たちの学校は…」第1・2話あらすじと見どころ、気になるキャスト

2022年01月29日15時45分ドラマ
Netflixシリーズ『今、私たちの学校は…』独占配信中!

Netflixオリジナルドラマとして韓国若手俳優勢揃いで学園を舞台にしたゾンビパニックドラマ「今、私たちの学校は…」(全12話)が1月28日に公開された。第1話と2話のあらすじと見どころを紹介しよう。

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「今、私たちの学校は…」はとある高校を舞台に突如としてネズミから広がったゾンビウイルスがパンデミックを起こし、周りの生徒が次々にゾンビと化していく中で生き残ろうとする人々と、これを助けようとする人々の活躍を描いたウェブ漫画が原作のドラマである。

公開されている予告映像もあわせて観ていただくと作品の魅力がより伝わるはずだ。


予告映像には平凡な学生生活を送る生徒たちの中で実験体の噛まれた女子生徒がゾンビに変化して学校、そして街に大混乱をもたらす一部始終が描かれている。体の関節を歪めて吠えるゾンビや投げ飛ばされる教師、爆発シーンなど息を呑む展開が詰まっているが一体どのようなあらすじなのかを紹介しよう。

■1話あらすじ
人気の無い夜、建物の屋上に集まったヒョサン高校の不良グループ。彼らにいじめられていた同級生ジンス(イ・ミング)はここでも暴行を受けるが、突然関節を鳴らして不良グループに襲いかかり、勢い余って屋上から転落してしまう。病院に運ばれたジンスを父親であるビョンチャン(キム・ビョンチョル)が迎えに来るが、理性を失って襲いかかる息子を凶器で殴打しキャリーケースに詰めて立ち去る。

ビョンチャンが科学教師として働くヒョサン高校の朝。マンションの隣同士に住むオンジョ(パク・ジフ)とチョンサン(ユン・チャニョン)。ジャンケンに負けて鞄を持たされたオンジョはギリギリ間に合わずに遅刻してしまうが、憧れの同級生スヒョク(ロモン)を見つけて昼休みに屋上に呼び出す。しかし、スヒョクは気難しい学級委員長ナムラ(チョ・イヒョン)の事が好きだった。そんな中、不良グループの女子高生ヒョンジュ(チョン・イソ)が前日から行方不明になったという。ヒョンジュは前日に科学室でビョンチャンが飼っていた実験用のハムスターに噛まれ、ゾンビ化してビョンチャンに監禁されていたのだった。

人並み外れた力で拘束を解いたヒョンジュは教室に戻り、僅かに残った理性でビョンチャンに監禁された事を伝えて倒れてしまい保健室に担ぎ込まれるが、突如として凶暴化し、噛みつかれた保健教師を発端に学校ではゾンビウイルスが瞬く間に広がってパニックに陥っていく…。

■1話見どころ
遅刻を取り締まる教師と駆け込んでくる生徒、幼馴染との登校風景、片想いする同級生への屋上告白計画、男子同士の罰ゲーム、不良グループのもはや犯罪とも言えるいじめ。不穏な空気は流れるものの、特別珍しくもない日常的な学校生活の風景が1話の大半を占めていて、主人公たちの内面や誰もが経験した事があるような淡い青春が描かれており、これから起こる悲劇とのギャップが見事に演出されている。

生徒役には主演のパク・ジフをはじめ学園ドラマ出演経験者や同じく主演のユン・チャニョンのように子役出身の旬な若手俳優が多くキャスティングされているので、もしかすると見覚えのある子役俳優の成長した姿を見られるのではないだろうか。「賢い医師生活」のユンボク役でブレイクしたチョ・イヒョンと、「僕たちの復讐ノート」でそのイケメンぶりに注目が集まったパク・ソロモン。ゾンビパニックの中、それどころではないだろうが彼らのロマンスの行方も気になるところだ。

他にも、主演ではないのだが「彼女はキレイだった」でパク・ソジュンの幼少期を演じたヤン・ハニョルが成長して登場する。世界で注目されているNetflixの韓国ドラマだけに、本作への出演をきっかけに今後より露出が増える有望株も増えると見られる。自己中心的な生徒ナヨン役に「イカゲーム」のイ・ユミが登場するのも見逃せない。

フレッシュな若手に交じって英語教師ソンファ役で「検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~」のワーキング検事を演じたイ・サンヒ、生徒たちから死臭が漂うとうわさされる科学教師ビョンチャン役には「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」で悪霊を演じたキム・ビョンチョル、「刑務所のルールブック」の受刑者ハニャン役をキュートに演じたイ・ギュヒョンが刑事役で、「梨泰院クラス」の元刑事オ・ビョンホン役のユン・ギョンホが生活指導する国語教師ヨンナム役で出演するなど、演技派個性俳優陣が若手を支える。

■2話あらすじ
突如としてヒョサン高校を襲ったゾンビウイルスの蔓延に、少し前までは正常だった同級生たちが次々と襲われ、ゾンビと化していく食堂にいたオンジョはゾンビに襲われかけるがチョンサンの助けで危機を免れて教室でクラスメイトたちと合流する。一度はバリケードを張って危機を凌ぐが、携帯電話は朝回収されており、ようやく見つけた携帯電話で通報するがイタズラ電話扱いされてしまう。そんな中、学校の状況は急激に悪化し、時間差でゾンビ化するウイルスのせいでバリケードの内部でもクラスメイトがゾンビ化を始め、命懸けの避難をしては更なる感染者が発生しての繰り返しとなり、オンジョは遂に無二の親友であるイサク(キム・ジュア)を失い、憧れのスヒョクともはぐれてしまう。

■2話見どころ
いよいよ本格的に始まったゾンビパニック。ゾンビに噛まれると時間差でゾンビ化してしまうという設定はこれまでのゾンビを題材にした作品と同様だ。グロテスクなシーンも登場するのだが、アメリカの大ヒットオカルト映画『エクソシスト』を彷彿とさせるありえない方向に折れ曲がってうごめくゾンビや、Kゾンビらしいリズミカルな動きや超高速移動。ほふく前進で迫ってくるゾンビなどは少しだけコミカルささえ感じてしまう場面もあり、ゾンビを見たチョンサンが「まるで新感染だ…」と韓国の大ヒットゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』に言及するシーンも登場する。また、トラックの爆走シーンはキム・ナムギルがゾンビと戦う『感染家族』を彷彿とさせる。

1話の大半を割いて我々の学生時代にも一人はいたようなクラスメイトたちの青春が描かれた事もあり、2話では友情に泣かされる一幕もあり、グロテスクさよりも登場人物たちへ感情移入が出来たという印象だ。とはいえ、2話を見終えた時点でもかなりスリル満点だ。

周りが次々と感染していき時間差で発症、恐怖から友達を見捨てざるを得ない混沌としたていく。映画ならもうそろそろ結末に突入する頃だが、本作はまだ10話も残っている。一体この先どんな展開が待っているのだろうか?2話まで観たらその先はついつい観てしまう、そんな作品である。

■スタッフ
演出:イ・ジェギュ
脚本:チョン・ソンイル
原題:지금 우리 학교는

■キャスト
ナム・オンジョ役:パク・ジフ
イ・チョンサン役:ユン・チャンヨン
チェ・ナムラ役:チョ・イヒョン
イ・ソヒョク役:ロモン
ユン・グィナム役:ユ・インス
パク・ミジン役:イ・ウンセム
イ・ナヨン役:イ・ユミ
キム・ヒョンジュ:チョン・イソ
イ・ビョンチャン役:キム・ビョンチョル
チョン・ヨンナム役:ユン・ギョンホ
ソン・ジェイク役:イ・ギュヒョン
ナム・ソジュ役:チョン・ベス
パク議員役:ぺ・ヘソン

予告動画(Youtube)
Netflix公式ページ

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