パク・ミニョンが一生独身宣言!?「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」第9−10話:空梅雨〜熱帯夜
パク・ミニョン×ソン・ガン主演でNetflixでも毎週独占配信中のJTBCドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」気になる第9話~第10話のあらすじと見どころを見てみよう。
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「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、1%の確率で変わる天気を予測し正確に国民に伝える為に奔走する気象庁の職員たちの活躍とロマンスを描く作品だ。【「気象庁の人々」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめて紹介している。
JTBC公式チャンネルで公開されている予告映像も合わせて観て頂くと作品の雰囲気が掴めるはずだ。
■第9話「空梅雨」
梅雨入りを目前に仲直りをしたハギョン(パク・ミニョン)とシウ(ソン・ガン)。しかし、ハギョンは居酒屋に居合わせた客のプロポーズを見たシウの言動が気になり、シウもまた結婚の話を避けるように週末何をして過ごそうかと明るく振る舞う。
ギジュン(ユン・バク)から二人の関係を聞いたユジン(ユラ)はそんなはずは無いと言って取り合わない。ハギョンにも問い詰め、シウはやめておけと警告するが当然相手にされず。冷たくあしらったハギョンも内心では動揺して当分人目につく場所でのデートを控えようと提案する。
人目につかないキャンプ場でデートする事になった二人。ハギョンの家を訪れたギジュンがそれを目撃し尾行するが、ハプニングに見舞われてユジンとの約束をすっぽかしてしまい、夫婦の間にも溝が生まれる…。
■第9話見どころ
このドラマのテーマが気象であるように、毎回曇ったり晴れたりを繰り返すハギョンとシウの関係。前回のラストでは久々にパク・ミニョン×ソン・ガンの微笑ましいラブラブシーンを見せ、今回はキャンプ場で料理をしたり、お互いに携帯電話で写真を撮ったりと憧れのデートシーンが描かれた。二人の秘密の関係は見ていて微笑ましいのだが、今回もまたお互いの結婚に対する意識で暗雲が立ち込めて幕を閉じた。
このドラマで毎回視聴者をイラつかせるダメ男の代名詞となっているのがユン・バク演じるギジュンだ。今回も被害妄想や妻との約束をすっぽかして元彼女を尾行するなどやり過ぎ感は否めないが、最後に職場でシウと二人きりで梅雨入りについて討論をして、ハギョンとの交際に助言をしたり、シウをいい奴だと認めるなどようやくわずかながら「いい人」らしさも見せた。ユラが演じる妻ユジンも、結婚しても元彼女を気にかける夫の行動に悩みながらもハギョンに敵対心を燃やし、最後にハギョンに「シウは独身主義者だ」とハギョンにとっては悩ましい事実を突きつけた。
二人の結婚に対する考え方の違いが露呈した他、第9話では職場でのハギョンとシウのやり取りに新米予報官のスジン(チェ・ソウン)が感づいたり、ドンハン(イ・ソンウク)の妻(チャン・ソヨン)が夫とハギョンの関係を疑い始めたり、シウとハギョンの母(キム・ミギョン)がマンションのエレベーターで鉢合わせするなど第10話では更に人間関係の雲行きが怪しくなりそうだ。
■第10話「熱帯夜」
シウとドンハンとのルームシェアを知ったハギョンの母だが、上の階に住むソクホ(ムン・テユ)に娘の新たな結婚相手として目をつけ、二人の成り行きを面白がるドンハンに表情を曇らせるシウ。
同じ夜、ハギョンはシウに独身主義者である理由を尋ね、シウに理解を示すも恋愛の先に何があるのだろうかと疑問を投げかける。シウもまたギジュンからハギョンは結婚を前提として付き合っているはずだと言われて思い悩み、元恋人のユジンに独身主義者だと打ち明けた当時どう思ったかを尋ねるが、「その頃から終わりが見えて気持ちが冷め始めた」と言われて更に悩む。
ソウルでは熱帯夜が続き、睡眠不足による注意力散漫でミョンジュ(ユン・サボン)が予報システムのエラーを見逃してしまい、それが報道されて騒然となる。記事を書いた厄介者の記者ジュヨン(特別出演 / チェ・ドンヒョン)に抗議したユジンだが、夫ギジュンからは情報提供者として疑われ、お互いの事を考える為に家を出て行く。
ある日、ハギョンの家を訪れた母は長女(チョン・ウンソン)を使ってソクホの身辺を探っていた。これに腹を立てたハギョンは母親に独身主義を貫くと宣言し、これを聞いたシウは更に頭を悩ませる…。
■第10話見どころ
結婚観の違いが二人の関係に再び暗い影を落とした第9話の続きの今回もやはり結婚に関するトピックが連続した。結婚を当然の未来だと思っていたハギョンの周りにはしつこく結婚を勧めてくるお節介な母親と「義務だと思って結婚して子供も作ったが大失敗だった、結婚しないほうがいい」と説く同僚のミョンジュが。対して愛と結婚は別問題だと考えるシウの周りには「家庭を持って子供が出来るとわかるが家族はいいものだ」と説くドンハンがおり、周りから勢力も無視できない。後半では母の身勝手な行動に激怒したハギョンが独身主義を宣言し母親を悲しませた事でシウが再び悩まされる事に。
ギジュンは第10話ではユジンを信じずに頭ごなしに責めた事から遂にユジンに出て行かれてしまう。また、「家族はいいものだ」と説いていたドンハンも家に呼び出されて、妻から厳しい言葉を浴びせられるなど結婚関係も幸せな事ばかりではないという描写が盛り込まれ、ハギョンとシウのこの先を不透明にしている。
後半では台風の時期に向けてハギョンがシウに済州島の台風センターに2ヶ月程度出張を持ちかけるなど、徐々に距離が離れていくシリアスな展開が続く中、視聴者をほっこりさせたのはハギョンの姉テギョンと主任予報官のソクホのラブラインだ。テギョンが描いた絵本をリサーチ不足だと批判したソクホだが実はその絵本を購入していた事が明かされ、母に頼まれて妹の結婚相手にふさわしいか家まで探りに来たテギョンを迷惑に思いながらも、動物の話で盛り上がってまんざらでもない様子を見せ急激に距離を縮めた。
テギョンを演じるチョン・ウンソンは1983年生まれ。2000年代初頭に子役として数本のドラマに出演後、ミュージカルや演劇に舞台を移し、本格的な連続ドラマ出演は2021年の「ハピネス」に続いて2作品目だ。妹の意見も理解して母に手ぎつい指摘をしながらも結局は母の頼みで動いてしまうバツイチの童話作家を演じている注目の女優だ。一方のムン・テユも同じく1983年生まれで2007年のデビュー以来、ミュージカルや演劇で活躍してきたが2018年にドラマにも活躍の場を広げ、初のレギュラー出演となった「賢い医師生活」でのツンデレな脳外科チーフレジデント役で注目を集めた。本作では潔癖症かつ一人の優雅な時間が大事で度々押しかけてくるテギョンを迷惑に思いながらも受け入れてしまうまたしてもツンデレ?な役を演じている。主人公二人の恋愛同様、この素敵なアラフォーカップルのラブラインがどう進んでいくかにも注目だ。
第11話の予告では職場見学に気象庁を訪れたドンハンの娘がアレルギーで発作を起こす場面や交通事故でシウが運び込まれる場面が描かれ、更に今後の展開から目が離せない。
「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、JTBCの新土日ドラマとして2月12日(土)より放送開始、Netflixでも毎週土曜日と日曜日に新エピソードが独占配信される。
■スタッフ
演出:チャ・ヨンフン
脚本:ソニョン
原題:기상청 사람들: 사내연애 잔혹사 편
■キャスト
チン・ハギョン役:パク・ミニョン
イ・シウ役:ソン・ガン
ハン・ギジュン役:ユン・バク
チェ・ユジン役:ユラ
ぺ・スジャ役:キム・ミギョン
オ・ミョンジュ役:ユン・サボン
コ・ボンチャン役:クォン・ヘヒョ
オム・ドンハン役:イ・ソンウク
ほか
◇Netflix
◇JTBC番組サイト
【作品詳細】【「気象庁の人々」を2倍楽しむ】