林遣都×仲野太賀「初恋の悪魔」隅にいる人がいるから真ん中に立てる人がいる!第1話ネタバレと第2話予告

2022年07月17日09時30分ドラマ
@日本テレビ

日本テレビ・土曜ドラマ「初恋の悪魔」の第1話が7月16日(土)よる10時に放送され、脚本・坂元裕二のセリフに感動する人続出!負けてる人生って誰かを勝たせてあげる人生!7月23日放送の第2話では鈴之介(林遣都)や悠日(仲野太賀)にどんなセリフを吐かせるのか?予告動画が番組公式サイトで公開された。



おしゃれでくすっと笑えるドラマが得意な坂本裕二が脚本を担当し、林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑の4人が捜査権もないのに事件を捜査する「初恋の悪魔」の第1話が7月16日に放送された。視聴率は休み明けの発表となるが、視聴者からの前評判も高く、土曜の夜、どれほどの数字となるか期待がかかる。

第1話から早速坂本ワールドが全開となった。小ネタをちりばめ、セリフの端々に納得させられるが、注意していないとおいていかれそうなドラマとなっていた。前日に放送されたTBS・金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」でも「皆さんなぜ声を上げないんですか」と弱者が誰にも助けを求めないことに対するセリフが話題となった。この「初恋の悪魔」では、「負けてる人生って、誰かを勝たせてあげてる人生です。最高じゃないですか。僕たちが隅にいるから、真ん中に立てる人がいるんです」と鈴之介(林遣都)がいい、悠日(仲野太賀)の気持ちを解きほぐすとともに視聴者にも勇気をくれた。

そして、事件に解決には捜査権のない4人だけではなく、新人刑事でポンコツ扱いを受けている・渚(佐久間由衣)の力も大きかった。渚役の佐久間由衣はいつもはおしゃれな雰囲気を醸し出しているが、このドラマでは髪型も変え、どんくさい印象を与えている。

7月23日に放送される第2話は、悠日の結婚話も展開する。第1話では描かれなかったが、悠日には結婚を前提にした彼女がいるのだ。星砂(松岡茉優)にドキドキしている気持ちが全く理解できず「殺したいと思っているから心臓がバクバクするのか?」などと勘違いなことを言いだす鈴之介とは大違いだが、実は婚約者には別の男の影がある。その話をベースに、事件は団地でおきた芸人の殺人事件だ。第2話ではいったいどんなセリフが発せされるのかを今から期待する人も多い。

■第1話ネタバレあらすじ
境川警察署の総務課職員・悠日(仲野太賀)は、控えめな性格で周囲の人を引き立てることこそが自分の生きる術だと考えている。仕事も刑事たちのサポート役だ。そんな悠日は署長の雪松(伊藤英明)から、停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)の監視を命じられる。刑事だった悠日の兄の捜査中の死に鈴之介が関わっているかもしれないと告げる。悠日は戸惑ってしまう。

鈴之介は大きな洋館に一人で住んでいた。悠日は、署内で行っているアンケート調査と称して鈴之介から話を聞く。過去に起こった世界の猟奇的犯罪について、熱っぽく語る鈴之介。彼は、凶悪犯罪愛好家の推理マニアだったのだ。隣人の森園(安田顕)の様子を常に監視し、勝手にそのうち重大な事件を引き起こすと思っていた。

長期入院中の少年・新(柴崎楓雅)が病院の中庭で遺体となって発見された。飛び降り自殺かと思われたが、新と同室だった入院患者の少年・大希(髙橋來)が事情聴取で、新は担当医師の堂島(川原田樹)に殺されたと証言する。その後、大希自身も病状が悪化して危篤状態に陥った。その手術は堂島が担当する。もし、堂島が大希のいうように殺人者なら容疑者が証言者の生死を握る手術をするという大変なことが起きる。しかし、刑事課は単なる転落事件だと判断していた。

そんな折、悠日は会計課の琉夏(柄本佑)から、現在所轄で捜査中の病院での転落死事件の真相を突き止めてほしいと頼まれる。いつも琉夏の話を聞いてくれる新人刑事・渚(佐久間由衣)に密かに、琉夏は心を寄せている。刑事課内でポンコツ扱いされる渚に手柄を立てさせたいと考えたのだった。彼は断ろうとするものの、鈴之介のことを思い出す。

悠日は、琉夏を連れて鈴之介の屋敷を訪ねる。事件の概要を聞いた鈴之介は、医師がシリアルキラーである可能性が高いと興味津々になり、悠日と琉夏は独自で捜査するため、捜査資料管理室に侵入する。すると、なぜか生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)がいた。悠日と琉夏は、星砂も病院の転落死事件を調べていると思い込み、彼女に協力してほしいと頼む。

かくして、捜査権のない4人が事件解決に乗り出した。渚は新と大希がアップしていた動画を見つける。そこで「俺は花を話ができる、花が枯れたら俺も死ぬ」と話している。

病院に悠日と琉夏がむかうとそこに有名司会者の一文字(松尾貴史)が入院していることを知る。緊急搬送されて手術したのだという。

4人が忍び込んだ病院でカルテを調べ記録にとると、星砂の知り合いの町医者・小洗(田中裕子)に見てもらった。そこで、新はもうすぐ退院できる位治っていたことがわかった。自殺ではないと判断して、病院の構造などから大希の証言などを考える。4人ですったもんだの推理をしたところ、大希が当日に聞いた救急車の音は花火大会のせいで聞こえないことや、新の病室の向かい側に見える部屋に前日に亡くなった島倉栞奈の部屋があることがわかった。栞奈が手術に失敗して死んだことを知った新が自殺したこと、栞奈の手術中に大物司会者の手術が入り、堂島はそちらにいってしまい長時間栞奈を放置したことが原因だったことがわかった。

事件は解決したが、鈴之介は星砂に対してドキドキしてしまう自分に「殺したいと思っているからか」と思い、悠日は悠日で、雪松から「兄を殺したのはお前ではないか」と言われてしまった。


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■第2話あらすじ
悠日(仲野太賀)は、恋人の結季(山谷花純)と結婚式の相談をする。悠日は自分を身分不相応の相手と自認していて、結季の希望である主夫になるつもりだった。

悠日は、鈴之介(林遣都)に結婚することを告げる。鈴之介は星砂(松岡茉優)に恋している気持ちがわからず、星砂に殺意を抱いているのだと言い出す。

そんな中、刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進んでいた。被害者は、かつて人気だった芸人の夕紀夫(内藤トモヤ)で、弟の日出夫(六角精児)とコンビを組んで紙切り芸を持ちネタにしていた。夕紀夫は、団地内の廊下で胸にハサミを突き立てられて死亡。団地の住人たち目撃者は誰もいなかった。

琉夏(柄本佑)は監視カメラのチェックを押し付けられている渚(佐久間由衣)心配でならない。鈴之介、悠日、星砂、琉夏の自宅捜査会議が始まる。

鈴之介は、自らがハサミコレクターである鈴之介は凶器がハサミであることに大興奮する。芸でハサミを使っている日出夫が犯人だと主張する。そんな短絡的な推理を全否定する琉夏と喧嘩となる。第一日出夫には完璧なアリバイがあるのだった。

謎は深まる一方の捜査会議から帰る途中、悠日は婚約者の結季が別の男性と一緒にいるところを見てしまう…。

日本テレビ・土曜ドラマ 7月16日スタート「初恋の悪魔」。出演:林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑、伊藤英明、佐久間由衣、味方良介、毎熊克哉、安田顕、田中裕子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@hatsukoinoakuma」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「初恋の悪魔」番組公式サイト

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