「哲仁王后 俺がクイーン!?」第4-6話ネタバレあらすじ:なんと敵との同床!?王妃殺害未遂犯は?(全30話版)

2022年09月13日08時15分ドラマ
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男装して玉打亭に繰り出したボンファンだが…テレビ東京で地上波放送中のシン・ヘソン×キム・ジョンヒョン主演の“魂入れ替わり”韓国爆笑ラブコメ時代劇「哲仁王后(チョルインワンフ) 俺がクイーン!?」(全30話)の9月14日からの第4話~第6話のあらすじを紹介、予告動画はYoutubeにて公開中だ。

「哲仁王后 俺がクイーン!?」は、現代のオレ様男が時を超えて朝鮮時代の王妃の体に入り込んだことから巻き起こる騒動を描く“魂入れ替わり”のラブコメディ要素たっぷりの韓国時代劇。
ドラマの見どころはこちら⇒あらすじ、キャスト、見どころ、視聴者反応



■キャスト
キム・ソヨン/王妃役:シン・ヘソン
哲宗役:キム・ジョンヒョン
チャン・ボンファン役チェ・ジニョク
キム・ビョンイン役:ナ・イヌ
純元王后/大妃役:ペ・ジョンオク
キム・ジャグン役:キム・テウ
チョ・ファジン/宜嬪役:ソル・イナ
 ほか

※以下あらすじは全20話版を参考にしているので、あらすじと見どころが前後することもあることご理解ください。視聴後調整します。

■第4話
玉打亭にはソヨンの従兄キム・ビョンインも来ていた。官職を金で買おうとする両班に呼び出され、金の代わりに自分の味方になることで願いを聞き入れてやる。また、別の部屋には哲宗も義兄の永平君と友人のホン別監と密会していた。哲宗たちは初夜の日、国舅キム・ムングンの倉で不正の証拠となる“裏帳簿”を探していた。キム・ムングンが禁衛隊長となれば、哲宗たちの直属の禁衛兵の正体が暴かれるのも時間の問題。永平君たちはソヨンが父を禁衛隊長に推薦したと信じ、彼女を恐ろしい女と噂。そこに酔っぱらったボンファンが部屋を間違えて入ってきて鐘の音に慌てて出ていく。ソヨンが男装して探りに来たと勘違いした哲宗は、覆面をしてソヨンを追いかけ…。
江華島の回想やトイレのシーンが傑作。一方、哲宗が袂の刀で斬って覆面を作るカッコいい姿もお見逃しなく。

覆面で顔を隠した哲宗は王妃ソヨンことボンファンを追いかけ、玉打亭での話をどこまで聞いたか確かめようとするが、彼女の意味不明な話に戸惑う。そこにビョンインが現れ、ボンファンの窮地を救う。
何者だと聞かれて「特別司令部隊・炊事兵」と名乗るボンファン。得意の武器は何だと答えるのか?もちろん哲宗にはチンプンカンプン。2人の頓珍漢な場面に本気モードのビョンインの登場が笑える。ここは哲宗の顔かくしの殺陣と、ビョンインと行灯を刀で挟む“静”のアクションに注目。ビョンインの自分を見る視線で何か感じとるボンファン。その答えはビョンインの雨の回想にある。また、ソヨンの台詞「幼い頃の夢」も覚えておこう。
※ヌイ=누이:ビョンインがソヨンを呼ぶときに使う。男兄弟からみた姉(ヌナ=누나)または妹(ヨドンセン=여동생)。現在はあまり使わない。


お忍びで外出した翌朝、王・哲宗はボンファンを訪ねて、何も知らぬふりをして、昨晩はよく休めたかと聞く。ところがうまくかわされてしまう。二日酔いで昨夜の記憶がないボンファンを今度は従兄のビョンインが訪ねてくる。「会いたかった」という従兄に一応「私も会いたかった」と返すボンファン。すると、池に落ちた夜、何に怯えたのか尋ねられ、とりあえずこの世で一番恐ろしいのは人だと答えると、実は昨夜刺客に襲われたという話を聞かされる。池での事故に続き2度も命が狙われたボンファンは、宜嬪ファジンの仕業かと疑いつつも、ビョンインの犯人捜しの申し出を断る。だが、ビョンインは必ず見つけ出す覚悟。
王宮の台所“水刺間(スラッカン)”で酔い覚めラーメンを自ら作るボンファン。1話から流れるOST「ボンファン」がここでも聞ける。NORAZOが歌うロック調の楽曲だがなぜか笑えてしまう。今回は、ボンファンと最高料理人“待令熟手”(テリョンスクス)マンボクとの対決もある。果たして勝負の行方は?ところで口やかましいチェ尚宮はどこで何をしているのか?
※トルパリ=돌팔이:やぶ医者。二日酔いのボンファンの台詞。詳しくは「ヨンパリ」6話で。




■第5話
大王大妃を懐柔するため、料理することを思いついたボンファンは最高位の男性調理師である待令熟手と料理の勝負をし、勝利して調理場の全員に協力するように命じる。ひとまず大王大妃を懐柔するため、美と健康に良い料理を作ることを思いつく。
ノータッチに続いてSNS。哲宗はこれを“エスンエス(?)=愛純愛手”と解釈。ボンファンから飛び出す珍語録の哲宗解釈が傑作。大王大妃の食生活をマンボクから聞き出すための脅しの言葉は「朝鮮には待令熟手になれる人は多い」。この後、ボンファンはどんな調理器具を造らせ、どんな料理を作るのか?

その夜、哲宗は王妃の部屋にやってきて“特別司令部隊”“炊事兵”という言葉で刺客と気づかれたか確かめようとするが、ボンファンはしりとりゲームと勘違い。脈絡のない悪い言葉に呆れながらも、ビョンインが訪ねてきたことを聞き出す。その後、ボンファンとの共寝でまた悪夢を見る哲宗。好みのタイプの宜嬪から嫌われたくないボンファンは、哲宗との共寝は偽だとこっそり教えるが、宜嬪は相変わらず素っ気ない。それどころか、池に落とした犯人は王妃自身だといいだし、ボンファンは“ソヨン”が宜嬪から相当憎まれているということを自覚する。

兵曹判書は、王がホン別監に任せた御営庁を視察しそのダメっぷりを確認。王の側近であるホン別監も永平君と同じく野心など持っていないことをキム・ジャグンに報告する。そして国舅キム・ムングンが禁衛隊長の任に就く前にひと儲けを企むが、ジャグンに見透かされ、一喝される。
※御営庁(オヨンチョン):朝鮮時代の首都防衛・警備を担当。詳しくは「ヘチ 王座への道」23話「豆知識:五軍門」参照。 ※兵曹判書:軍事を司る官庁の長。

哲宗は自白薬を準備しまたもや王妃の部屋へ。その頃ボンファンは、芸術的な料理で大王大妃を満足させ、池に水を満たす許可をもらう。そして要領の悪い水運びをバケツリレーで効率アップさせる。その頃、王宮内には王妃を池に落としたのが宜嬪だという噂が広まる。待ちぼうけを食わされた哲宗は、やっと戻ってきたボンファンに特別な茶を用意をさせるが…。
ボンファンに胃袋を掴まれた大王大妃は、彼女をどんな人物と評するのか?



■第6話
茶のジャスミンの香りで妓楼からの帰り道、自分の首に剣先を向けて命を狙った刺客が他ならぬ哲宗だったと気づいたボンファン。自白剤入りの茶を警戒するボンファンに口移しで茶を飲ませる。もうろうとする意識のなかでボンファンは、「理由が何であれ、私を殺そうとした理由は一つ!私がお前より弱いからだ」と言い、「お前が弱者を殺す殺人鬼だと証明しろ」と髪のピニョ(簪)を哲宗に持たせて自分の首元にあてがう。王妃が密談を聞いていなかったことより、その言葉が胸に突き刺さった哲宗は、思わず部屋を飛び出す。

家門の横暴を許してきた王妃は死に値する、と信じ、自らの行動を正当化してきた哲宗。だがそれは卑怯な言い訳だと気づく。永平君は、キム一族を倒すために惑わされず、すぐに王妃を殺害すべきと言うが、哲宗は今までとは似ても似つかない王妃の言動に自身を振り返る。そしてビョンインが王妃を襲った刺客の道袍の切れ端から刺客を探していると知り、この後ビョンインが、哲宗に攻撃を仕掛けてくれば王妃はキム一族と同じ考え、仕掛けてこなければ王妃が家門とは別の考えを持っていると、危険な賭けに打って出ることに。
※道袍(トポ):男性が着る丈の長い外套。士大夫(儒学を学んだ支配層のこと)の略礼装となる。

その頃、大妃派(チョ氏一族)と大王大妃派(キム氏一族)は、互いを排除するために池の事件を利用しようと考える。言いなりにならない宜嬪に手を焼く大妃は、池に王妃を突き落とした犯人の身代わりを立てようと、右議政チョ・マンボンに指示して貧しい女官に狙いを定める。一方、大王大妃の弟キム・ジャグンは、宜嬪付きの女官オウォルを拉致させて宜嬪の犯行だと証言させようとするが、オウォルは酷い拷問を受けても証言しない。
次なる犠牲者は女官オウォル。演じたのは「カンテク~運命の愛」で両家のお嬢様ダニョン役を演じたキム・ジュヨン。

妓楼からの帰り道で自分の首に剣先を向けて命を狙った刺客が他ならぬ哲宗だったと気付いたボンファンは、前にも増して元の世界に戻ろうと必死にもがく。そんな中、大王大妃から新たに3名の側室を選ぶよう命じられる。宜嬪付きの女官オウォルが、「宜嬪を犯人に仕立てるために、王妃自らが池に飛び込んだ」という噂を広めたために、宜嬪もろとも処分されると聞き、“ソヨン”の思い通りになったのかと驚くが、所詮は他人事と素知らぬふりをして、もう一つの命令である大王大妃の食事作りに精を出すボンファン。
ボンファンは今度は何を作るのか?水刺間(スラッカン)では料理とハングルを使った言葉遊びも楽しめる。また、部下をこき使うが、花菜で優しい気配りも見せるボンファン。
※キジベ(기집애):待令熟手マンボクが幼い宮女タミャンをこう呼ぶ。女を卑しんでいう言葉。日本語に訳すなら、“この小娘!”というニュアンス。 ※花菜(ファチェ):韓国の伝統的な冷たい飲み物のこと。マンボクが作った。


テレビ東京「哲仁王后」サイト
 2022年9月9日 月~金 8:15-9:11
Youtube「哲仁王后 俺がクイーン!?」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「哲仁王后」を2倍楽しむ】