NHK「上陽賦~運命の王妃~」第9話あらすじと場面写真:蕭キと王ケンが真の夫婦に!皇都への旅立ち|全43話

2022年10月23日21時30分ドラマ
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蕭キ(ジョウ・イーウェイ)と王ケン(チャン・ツィイー)は互いを理解し、夫婦として歩み始めるが…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で10月23日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第9話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。

【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や放送にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。放送後、調整します。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第9話:皇都への旅立ちと仕掛けられた罠
草原で刺客には襲われたが、蕭キの見事な作戦で逃げ切ることに成功する。2人は軍馬の飼料場だった場所に立つ小屋に隠れる。たき火の火おこしでさらに距離を近づけた2人。蕭キは王ケンを強く抱きしめ口づけをする。幸せなひと時を過ごした王ケンと蕭キ。

翌朝、2人は駆け付けた部下と共に寧朔に戻る。宋懐恩(そうかいおん)は侍女たちを調べ、盧夫人が夫の盧参軍に話したことを突き止める。その後、出陣する蕭キについていこうと荷造りする王ケンに蕭キは、彼女の父・王藺(おうりん)からの「母危篤」の手紙をみせ、皇都に戻るよう勧める。

杜盟(とめい)が捕獲され、王ケンが牢で面会する。蕭キを襲った理由について杜盟は、蕭キを王藺の懐刀(ふところがたな)とよび、「逆賊を始末するためだ」と強い口調で話し、王藺への憎しみを明らかにする。蕭キと王ケンは、徐授や杜盟ほどの者を操れるのは皇帝しかおらず、何者かが皇帝の名を騙ってという考えを共有する。軍の指揮権を持つ蕭キを狙うのは理解できるが、自分まで狙われることを不思議に思う王ケンに、蕭キは自分に嫁いだことで巻き添えを食ったのだと、いたずらっぽく教える。

王藺は王夙(おうしゅく)・桓宓(かんひつ)夫婦を伴って皇都の別邸にいる桓公を訪ねる。桓宓は久々の父との再会にも、気分がすぐれずと宴にも出ずに部屋にこもる。部屋には第2皇子・馬子律は待っており2人は密会する。桓宓の様子を見に行った王夙は何かを察し、侍女が止めるのも聞かずにに部屋に押し入る。子律はとっさに寝台の下に隠れ、王夙は寝台で眠る妻・桓宓を抱こうとするが、妻の必死の抵抗に遭い部屋を出ていく。その頃、宴に残った桓公は王藺に、ケン寧王の攻撃があっても北には蕭キが、南には自分がいると、鉄壁の守りを強調するが…。

出陣する夫・蕭キに心を込めて刺繍を施した外套を掛ける。蕭キは「あの日、橋の上からそなたの手を握ったとき、私は決心した。あの時の心を生涯忘れない」と言い、王ケンも「あの時の気持ちを生涯忘れない」と答え、2人は口づけを交わす。蕭キは懐恩に王ケンを無事に皇都に送り届けるよう命じ、夫婦は涙の別れをする。「王妃様を称えよ!」と王ケンを送り出す兵士たちの声に、改めて寧朔軍を指揮する豫章王の妻になったと感じる王ケン。王ケンを見送った後、蕭キたちも出陣の準備をする。

桓公の別邸から帰宅した王藺は、妻の馬瑾若が慈安寺から戻ってこないと聞き、寺に出向いて戻って来るよう説得するが、瑾若は「野心を捨てない限り戻らない」と涙ながらに拒絶する。

宮殿では家族そろっての宴が開かれるが、皇帝はいるはずもない謝貴妃に話しかける。皇后は亡き謝貴妃に怯え、怒って中座する。その夜、皇后は謝貴妃の夢を見て取り乱す。同じとき、皇帝の元に皇帝の弟・ケン寧王の兵が暉州の近くまで来ているとの急報が入る。

子律の元に、蕭キが寧朔を出発し、王ケンは皇都への帰途にあるとの報告が入る。子律は途中王ケンが立ち寄る暉州の長官・呉謙とケン寧王に密書を送る。その後、王ケンが暉州に到着すると呉謙は王ケンを歓迎しながらも城内ではなく別邸に案内しようとし、王ケンと護衛を引き離そうとする。懐恩は怪しい動きを察し引き返そうとするが伏兵に囲まれてしまう。いち早く危険を察した王ケンは懐恩に、王氏の護衛兵がいる攪月(らんげつ)山荘へ行かせて皇都に援助を求め、蕭キにも状況を知らせるよう指示する。

出陣した寧朔軍。蕭キは残したかまどからケン寧王が15万ほどと判断。蕭キは15万で蕭キ率いる寧朔軍を足止めして残りの5万の兵で皇都に攻め込もうと推測する。そこに「呉謙がケン寧王と結託し、ケン寧王は臨梁関へと向かっている」との急報が入る。

■見どころ
蕭キの王ケンに向けた眼差しや言葉が愛情あふれている。王ケンもまた蕭キへの甘えが随所で見られる。「母危篤」の知らせで実家に戻ることになった王ケンの「ここの暮らしが恋しくなる。寧朔もそうだがあなたがもっと…」と愛情あふれる言葉を聞いた蕭キの表情をお見逃しなく。そして、王ケン出立のシーンでは「王妃様を称えよ!」と言う兵士たちの声に王ケンは、改めて寧朔軍の指揮る豫章王の妻になったと感じる。夫婦になってから愛を育て始めた王ケンと蕭キ。その一方で王ケンの両親はそれぞれ別の道を歩み始める。

今話でまた王ケンが襲われるが、彼女の機転、気丈さ、度胸の良さなどが見られる。

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