チン・グ、イ・ソンミンとの共演に“ときめきました”と乙女な顔!「刑事ロク 最後の心理戦」会見レポート&キャストコメント・写真
話題の韓国ドラマ「刑事ロク 最後の心理戦」が、10月26日のドラマ配信スタートに合わせて、10月25日に韓国で行われ、イ・ソンミン、チン・グ、キョン・スジン、イ・ハクジュ、ハン・ドンファ監督が登壇した。
会見では司会者の代表質問と、現場に駆け付けた記者からの質問に回答する形で、約1時間にわたり、ドラマの PR を行った。 オフィシャルレポートが到着したのでご紹介しよう。
「刑事ロク 最後の心理戦」は、突然同僚殺しの容疑者に仕立て上げられてしまったベテラン刑事テクロクが、正体不明の脅迫犯“友(チング)”を捕まえるため奮闘するミステリー捜査劇。スタジオドラゴンが制作、「バッドガイズ」シリーズ、「元カレは天才詐欺師♡~38 師機動隊~」など骨太のサスペンスで卓越した演出を見せてきたハン・ドンファ監督がメガホンを取った。⇒第1-2話あらすじと見どころ
ハン・ドンファ監督は、「今作は、スタジオドラゴンが2年以上かけて準備してきた作品です。初めて台本を受け取った時、展開がおもしろそうだと興味を持ったのと同時に、年老いた刑事を主人公にしたストーリーがとても魅力的に感じました。私は、ジャンルを問わず、“人の匂い”を感じるストーリーが好きなので、まるで私のために準備された作品なのではないかという気持ちがして、必ずやらなければ!と思いました」と、オファーを受けた理由を語った。
俳優陣には、まず自身が演じたキャラクターについて説明をしてもらうことに。
主人公のキム・テクロク役を演じるイ・ソンミンは、「(テクロクは)退職を目前に控えた、年老いた刑事です。有能で、退職後はゆっくり過ごそうと思っていたところ、“友(チング)”と名乗る人物から一本の電話がかかってきます。“友(チング)”に同僚殺しの容疑者に仕立て上げられてしまったテクロクは、“友(チング)”を捕まえるために、自分が過去に捜査した事件の中から“友(チング)”の手掛かりを探し、“友(チング)”を追跡します。テクロクは、若い頃のあるトラウマのせいでパニック障害を患っており、同僚たちがけがをしたり、被害を受けたりすることを極度に嫌う人物です。感情の変化、心情の変化、パニック障害の症状が出た時の表現など、血圧の上がる演技を多く要求される役でした」と説明した。
“もう一人の主人公”クク・ジンハンを演じるチン・グは、「ジンハンは、自分よりも年上でありながら階級は自分よりも低いテクロク刑事と出会い、“友(チング)”を捕まえるために手を取り合う役。事件の捜査のためには、どんなことも恐れない性格で、テクロクと適度な緊張感を維持しつつ、おもしろいケミストリーを見せていきます」と紹介。続けて「常々イ・ソンミン先輩と共演したいという思いが強くありました。台本を読んだとき、テクロクと協力し合うシーンの撮影が面白そうだと思いましたし、テクロクの心理を先輩が演技するところを近くで見て学びながら演技ができるのも楽しそうだと思いました」と、イ・ソンミンの存在が出演を決める大きなきっかけとなったと説明した。
となると、気になるのは実際、イ・ソンミンと共演した感想。MC に聞かれたチン・グは、「ときめきました」と乙女な顔。「僕はラブストーリー作品をあまりやってこなかったのですが、なんだか、メロドラマを撮っているような、ヒロインにときめいている役を演じている気分でした。ソンミン先輩が僕をときめかせてくれました」と愛情を誇示した。すると、隣に座っていたイ・ソンミンは、「そんな感じではありませんでしたけどね」と苦笑し、テンポのいい掛け合いを見せていた。
警察署の紅一点 イ・ソンア役を演じるキョン・スジンは、「ソンアは、殺人者の汚名を着せられたテクロク先輩の汚名を晴らすべく、ベストを尽くす役です。根性があり、義理があり、かっこいい人物で、気の強い性格から、同僚刑事たちに“女性版キム・テクロク”と呼ばれています。刑事として生きるためには感情を抑え、弱さを見せてはいけないと思っているのか、感情をあまり表に出さないところがあります」と説明。続けて、「これまでも刑事役をやったことはありましたが、ソンアのように根性がある役は初めてです。またアクションもあり、これまでとは違う“キョン・スジン”を見せられるのではないかと思います」と役への意欲を語った。新人刑事ソン・キョンチャン役のイ・ハクジュは、「キョンチャンは、尊敬するキム・テクロク刑事のもとで働きたいと、親のコネを使ってほかの部署から異動してきた人物です。刑事には全く向いていない人物ですが、テクロク先輩をはじめ3人の先輩の下で働きながら、だんだん真の警察官になっていきます」と話し、「魅力的ですよね」と付け加え、茶目っ気を見せた。
ドラマの見どころの一つが、テクロクを殺人容疑者に仕立て上げた“友(チング)”が誰なのかというところ。「1話の台本を読んで『こいつが”友(チング)“だろう』と思っていたら、2話ではまた違う人が怪しく見えて、3話ではまた違う怪しい人物が登場して……と、たくさんの人物が出てくるんです。視聴者の皆さんも、”友(チング)“探しの楽しみがあるのではないかと思います」とイ・ソンミン。
MC が「中でも誰が一番怪しいですか?」と尋ねると、ここから”友(チング)“探しが始まった。イ・ソンミンが「私の可能性もありますよ」とにやりと笑うと、チン・グが「ハクジュさんが怪しいと思います」と言い、キョン・スジンは「テクロクがあやしいのでは?」とイ・ソンミンの方を向く。イ・ハクジュは「キョン・スジンさん(ソンア)はテクロクの一番近い存在で、疑いをかけられることがないというところが一番怪しいと思っています。でも、チン・グ先輩が僕を疑っているようなので、僕もチン・グ先輩を疑うことにします」と話し、混乱させる。
最後はハン・ドンファ監督は、「登場人物は全員”友(チング)“の可能性があるので、視聴者の方々には全員のストーリーを確認してほしいです。”友(チング)“の正体を知る一番正確な方法は、毎週、1話も見逃さずチェックすることです」とまとめ、視聴者の好奇心を刺激した。
刑事ドラマという特性上、アクションや疾走シーンなど、体力を要する場面が多い今作。記者からは「体力について」の質問があがった。
「体力的にはとても大変でした。特に走るシーンはきつかったです。体力をつけるため、たくさん食べて過ごしたので、少し太りました。僕はもともと糖の数値が少し高いのですが、ある時病院に行ったら、数値が正常になったというんですよ。“最近運動をしているのですか?”とお医者さんに聞かれたので“撮影をしています。ものすごく走るんです”と答えました」とイ・ソンミン。チン・グも「僕も先輩に負けず劣らず走るシーンが大変でした。一話のシーンでは革靴を履いてアスファルトを3日間走り続けたので、膝とふくらはぎの筋肉を傷めてしまいました。撮影後、病院に行ったのは今作が初めてです」と撮影エピソードを披露した。
落ち着いた中にも、時折笑いが起こり、和気あいあいとしていた会見。最後は、視聴者に向けてメッセージを伝え、会見を締めくくった。
以下、キャストコメントも到着した。
■イ・ソンミン
以前、監督が私に「既存のドラマ、既存の刑事ものの作品にはない新鮮さがある作品だ」と話してくださいました。今作は、韓国だけでなく世界各地の多くの観客、視聴者の方にも興味を持ってもらえる魅力的なプロットを持つドラマです。私たちのドラマにたくさんの応援と愛を寄せてください。
■チン・グ
作品全体を見ることはできていませんが、今日ハイライト映像を観ただけでも自信がわいてきましたし、ときめきが大きくなりました。現場で聞こえるスタッフや監督の話、そして先輩後輩たちの話からも、とてもいい作品ができたと自負しています。自信があります。
■キョン・スジン
Disney+(ディズニープラス)を通じて、全世界に公開されるというのは、やはり監督や先輩方が素晴ら
しいドラマを作ってくださったおかげだと思います。素晴らしい作品に参加することができてとても光栄です。予告シーンを見て感じたのは、1シーン、1シーン、本当に素晴らしくて、おもしろいということです。多くの人に私が感じたドラマのおもしろさを感じていただきたいです。
■イ・ハクジュ
幼い頃からディズニーコンテンツをたくさん見てきたので、自分が出演することになり、とても感激しています。予告編を見るだけでも、映画のようなドラマになっているようで、期待に胸が膨らんでいます。とてもおもしろくて、楽しくて、興味深い作品なので、たくさんの方にご覧いただきたいです。
■ハン・ドンファ監督
今作は一種のミステリーゲームのような魅力があって、一度見たら抜け出せない、最後まで見ないと終わ
れない、そんな魅力のあるドラマです。苦労もしましたが一生懸命作って面白い作品ができました。たくさんの方に視聴していただき、応援していただけるとうれしいです。
■ディズニープラスとは:
Disney+ (ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も。ここでしか見られないオリジナル作品も見放題。
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