「還魂 パート2」イ・ジェウク“俺を死ぬほど好きだという顔をしろ!”第5話ネタバレと見どころ、視聴率7.1%

2022年12月25日08時39分ドラマ
画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより
Netflixシリーズ『還魂2』独占配信中!

ウク(イ・ジェウク)の計画で世界から完全にナクスを消したはずだったが…12月24日(土)tvNにて放送され、Netflixを通じて独占配信開始した韓国ドラマ「還魂」第二弾「還魂:光と影」第5話のネタバレあらすじと見どころを紹介。

この回の視聴率は全国7.1%、首都圏7.7%(ニールセンコリア)だった。
Netflixで独占配信中の韓国ドラマ一覧

「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。パート2「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。



■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ボギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
 ほか

■第5話
ユル、血虫のことを知る
ユルが薬を飲まなかったのは、自分を信じていないからだと思ったソイは、「ここに血虫を戻せばいい」と自分の腕を切りつける。ユルがそうできない理由を話す。高い術を持つユルの体は水の気を巡らせており、血虫はユルの体の身水源※の中に居ついてその気を食い荒らしていた。その気が尽きるとユルは死ぬ。ソイは、自分に血虫を入れたのがチン・ウタクだから鎮妖院に行けば方法があると訴える。薬の出所がチン・ムだと知ったユルは、ナクスのデマも彼の指示だったと確信する。「最期の整理をするために戻っただけで、今後薬はいらない」と告げるユルは、この件を秘密にしてくれと頼む。ソイのやったことが、自分を助けるためだったと信じるユルは彼女を許し、ソイは後悔の涙を流す。

※身水源:取り込んだ水の気が集まる所。術士はここにため込んだ水気を体中に巡らせて術を使う。パート1の3話でムドクがユルの身水源に手を当てて呼吸法を盗んだ。



夢の中の恋しい人
ウクは3年ぶりに安らかな眠りにつき、ブヨンに口づけした。だがそれが夢の中の恋人と間違っていることをブヨンは知っていた。夢から覚めたウクはブヨンに部屋から出て行けと言うが、ブヨンが鬼気を追い払ってくれたおかげで冷気に震えず眠れたと知り、そのまま一緒に寝ていいと背中を向けて許可する。「深い眠りにつくためにお前を連れてきた」とぶっきらぼうに答えたウクの背中に寄り添って眠るブヨン。目覚めたブヨンには次々とウクの恋人の記憶が浮かび、頭痛が襲う。

消えないユルの罪悪感
ユルとウクはあれ以来、初めてナクスに還魂されたムドクの話をする。ナクスのデマを流したのがチン・ムだとウクに伝えるが、ウクは気づいていた。だがその目的が分からなかった。3年前何もせずに逃げた罪悪感からか、あの子の夢を見るというユルは、「ある時はあの子に刺され、ある時はユルが刺す夢だ」という。「初めてあいつの目を見たときから全ては自分の責任」だと、ユルに罪がないと話すウク。

ナクス出現のデマの目的
頭痛を訴えたブヨンが居なくなったと大騒ぎする中、ウクが見つける。市場でのんきに買い物し、ケンカの見物をしているブヨンに呆れるウク。心配して探しに来てくれたことを喜ぶブヨン。そんなブヨンを連れてウクは王妃に宴を台無しにした謝罪に行く。

あらかじめ『ただ俺を死ぬほど好きだという顔をしろ』と言われていたブヨンは、終始うっとりとウク見つめ、合図にあわせて一人席を立つ。その後の王妃との会話から、ウクは水を枯らせて氷の石を降らせる妖器を鎮妖院から探すのに、ウクが邪魔だった。そこで、ナクスの噂でウクを縛りつけ、その間にブヨンを殺してウクと鎮妖院を引き離す策だったと、ナクスのデマの目的を知った。自分を還魂させてくれという王妃の頼みを断るウクは、「今度私の大事な人に手を出したら私の力をご覧になるでしょう」とチン・ムへの警告を託す。

ブヨンは愛しい人の代用品?
王宮からの帰り、追躡糸(チュソプサ)を壊してくれたウクに礼を言うブヨン。そして「これくらいの距離で隣にい続ける。約束だ」と指輪つなぎをする。ムドクと自分だけの手つなぎを知っているブヨンに驚くウク。それは昨夜、恋人を思って泣いたウクを慰めるつもりだったが、またウクを怒らせてしまった。「それでも心が軽くなったでしょ」というブヨンに、では「今後もお前を代用品として利用する」と悪態をついてしまう。酷いことを言ったと「代用品」を取り消そうとするが「鶏になるな、俺も犬にならないから」と訳の分からない言葉で、またブヨンを傷つけてしまう。
※指輪つなぎはパート1最終回で「お前の手が生涯 俺の指輪だ!」の言葉と共にした。

火の鳥
パク・ジンは、麻衣導師イ先生が地方の枯れた井戸から見つけたという、火の鳥のような陶器を調べることに。ホ・ヨムは、誰かが悪意を持って井戸を枯れさせるためのモノだと説明する。そこで、ダングに商団を通じて他にも枯れた井戸がないか調べさせる。

ウクは“黒い森”でイ先生と久々の再会をする。ムドクの墓の無様さを指摘するイ先生は、それがブヨンが壊して積みなおしたと聞き、不思議な縁だと笑う。そしてブヨンを助けて治療したのが自分だと打ち明ける。ブヨンが話した医師がイ先生だったことに驚くウク。イ先生は陶器をみせ、これが鎮妖院にある火の鳥をまねたものだと説明する。ソ・ギョン先生とチン・ソルラン※が火の鳥を閉じ込めるために鎮妖院を建てたのだった。そして「鎮妖院の中の火の鳥が無事かどうか見て来い」と指示するが、ウクは断る。だが、ウクは王妃の「世の中を枯らせば、氷の石を降らせることができる」という言葉を思い出す。
※ソ・ギョン先生は松林の創始者でチン・ソルランは鎮妖院の初代院長で、二人は愛し合っていた。

チン・ボギョンが与えたチャンス
チャン家にチン・ボギョンが訪ねてくる。「ウクは鎮妖院が欲しくてお前と結婚するのか」と聞く母ボギョンの言葉を否定したブヨンは、「氷の石に集まる鬼気のせいでウクは眠れず、私がその鬼気を追い払うことができる」と、記憶と共に神力が戻ってきていると打ち明ける。ブヨンがウクを慕っていると気づいたボギョンは、絶対に振り向かない人を思う辛い恋を辞めろと諭すが、ブヨンは聞かない。すると「ウクと一緒に挨拶に来て、謝罪とお願いをすれば2人を認める」と、ボギョンが機会を与える。

無理だろうと思いながらもウクを説得しようと精進閣を訪ねたブヨンは、練習通りに部屋の外から「実家に行って謝罪とお願いをしてほしい」と早口で頼むが、その部屋はユルの部屋。ユルに聞かれたことで、ウクとの仲がお互いの利益のための同盟だと打ち明ける。帰ってきたウクに一緒に鎮妖院に行ってほしいと頼むが、イ先生から頼まれたと勘違いしたウクは、ブヨンの頼みをあっさり断る。

結局ブヨンはとぼとぼと一人で実家に行くが、ドジュからそれがボギョンからの2人の仲を認めるチャンスだったと聞き、ブヨンの後を追う。2人で挨拶にきて、ウクが謝罪とお願いをしたことに驚くボギョン。ブヨンは満面の笑みで肩に置いたウクの手を握る。ウクが鎮妖院に泊まっていくといい、ボギョンは驚いて部屋の準備をさせる。ブヨンはここで初夜を迎えるのかと期待するが、ウクの狙いは別の所にあった。イ先生に頼まれた本物の火の鳥があるか確かめるためだった。

そのころ、チン・ムは秘密の部屋にユルの叔父ユノを案内し、火の鳥を模した土器をみせ、これを積んだ舟を都城に入れてほしいと頼む。

世子を脅すチン・ム
世子はチン・ムと向き合っていた。敬天大祭で使う法器ならチン・ボギョンに頼めばいい。だがチン・ムの言葉から狙っているのが火の鳥だと気づく世子。火の鳥を外に出せば鎮妖院は崩れる。だから鎮妖院ごと奪う必要があったのだ。さらに、天附官で準備している敬天大祭が単なる雨乞いではなく、3年前と同じく氷の石を狙っていると気づく世子。チン・ムは3年前に自分を殺さず助けたことで、世子は同志だという。すると世子は「それなら、今が終わりだ」とチン・ムの野望を止めようとするが、「それではウクにすべて話してください。『お前をくじくためナクスを利用して殺した』と。全ては世子の為です」と脅す。

ブヨンはナクスだった!
実は、ウクとブヨンに先んじてソイは鎮妖院を訪ねていた。本物のチン・ブヨンが誰か教えるので、血虫を取り出す方法を見つけてほしいと頼みに来たのだ。ところがボギョンは術でソイを叩きのめして監禁してしまう。一方、ユルは、ソイが鎮妖院のチン・ボギョンに会いに行ったと知り、「院長の本物の娘はサリ村にいた目の不自由な子。私が死んだらその死体と、その秘密で脅迫して生きる方法を探すように。必ず生きて」という伝言を聞く。一方、桓金されたソイは「敬天太湖から引き揚げたチン・ブヨンがナクスだ」とボギョンに話していた。

ブヨンと鎮妖院の門に向かうウクは、ブヨンが庭の散策も自由にできなかったと知り気の毒に思う。その時ブヨンは「離れの部屋は息ぐるしいので大きな木のてっぺんにいる想像をしてた。誰も知らず、なんの力もない私だから。人を待っていたらあなたが来てくれた」と、話す。驚くウクにブヨンは「これは私の考え」と陰陽玉を持っていないことを両手を広げて証明する。ウクはその手に指輪つなぎをし、「お前のせいでイカれたようだ」と呟く。
※ウクを驚かせた木のてっぺん話は、パート1の第4話で温かい話をねだったウクに、ムドクがしてやった話と同じ。

■見どころ
世子はチン・ムと手を組んだことを深く後悔している様子が、亀のシーンでわかる。ウクが世子の亀のために水を温めてくれとと知り、ウクが自分を憎んでいないかもと期待を寄せる。ここでちっちゃなウクや何やら色っぽいウクの幻影が登場するのでお見逃しなく。また、自分が開けたウクの隣に陣取るブヨンのことを毛嫌いする世子が、そのブヨンが亀の巫女と同一人物だと知ったときどんな気持ちになるのか?

今回もウクがムドクとブヨンを混同する切ないシーンが随所で見られたが、パク・ジンがキム・ドジュに甘え、ついにはプロポーズする場面があるのでお見逃しなく。また、チョヨンとダングも元さやに戻る。ダングの頬にキスして金剛石の飾りを髪に挿す可愛いチョヨンに注目。

そんな中気になるのがユルだ。次回、予告動画ではユルが戦うシーンが見られる。ユルの中に血虫がいることも知られていしまうようだが、ユルの命は大丈夫なのか?

「還魂2」次回第6話は12月25日(日)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。

tvN
Netflix

kandoratop【作品詳細】【「還魂:光と影」を2倍楽しむ】