「還魂 パート2」ミンヒョン、ピンチ!ユルの気を血虫がむしばむ…第6話ネタバレと見どころ、視聴率8.2%
ユル(ミンヒョン)によるソイ救出に始まり救出に終わった今回、ついにユルがウク(イ・ジェウク)より先にブヨン(コ・ユンジョン)の正体を知る!12月25日(日)tvNにて放送され、Netflixを通じて独占配信開始した韓国ドラマ「還魂」第二弾「還魂:光と影」第6話のネタバレあらすじと見どころを紹介。
この回の視聴率は全国8.2%、首都圏8.2%(ニールセンコリア)だった。
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「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。パート2「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。
■第6話
タニャン谷と大きな木
ブヨンがムドクと同じ大きな木の話をしたことに驚き、その木が実在して一緒に登ろうと約束したというウク。ブヨンが「タニャン谷?※」といったことでウクはますます混乱する。その時2人は何者かの気配を感じる。ブヨンはその気配からウクの友達だとまで感じ取る。人を捜しに来たというユルを2人が手伝う。ウクはチン・ボギョンに鎮妖院の中の火の鳥を確認させてほしいと頼む。ボギョンは火の鳥を見せ、これが孵化して飛び立ったら大干ばつになると教える。ウクはこれを外に出せば鎮妖院が崩れると確認する。麻衣導師イ先生が直接確認せず、ウクに頼んだことに不満を漏らすボギョンに、「信用していないからでしょう」と告げるウク。
※タニャン谷:パート1の4話で、ウクを特訓するためにムドクが連れて行った場所。同5話でウクが「大樹の上でもう一度月を見たい」というムドクに約束した。
思考が道に迷ったユル
ウクが時間稼ぎをする間にブヨンがユルをソイの所に案内し、ユルは無事にソイを精進閣に連れ出す。ソイは、サリ村に住んでいたムドクが本物のブヨンだとユルに教える。今のブヨンは偽者かと聞くユルに、死んだムドクの体で生き返らせ、体の中にはナクスの魂がまだ生きており、その顔もナクスのものだと教える。ユルはその話を誰にも話さないで欲しいと頼む。
一人になったユルは、ブヨンがナクスだと気づけなかったことを悔やむ。ブヨンが様子を見に部屋に入ってくる。ユルは近づくブヨンがナクスに見え涙ぐんで抱きしめる。少しこのままでいさせてほしいとさらに強く抱きしめる。
ユルとソイの接点を気にするウクに、3年前精進閣に結界が張られた時、ソイが看病してくれたという。ユノクからもソイがユルに血を分けようとしたと聞き納得するウク。手伝うことはないと言われたウクはブヨンと手を繋いで帰る。その様子をユノクとユルがそれぞれ寂しく見つめる。
ユルとは少し抜けている者同士の友達だとウクに説明するブヨン。戸惑うと迷子になることまで知っていること、ケマ谷やチソル楼でもユルと一緒だったと聞いて驚く。婚姻相手が美男子で優しいユルだと思ったというブヨンに焼きもちを焼くウク。
部屋に戻り鳥の笛※を手にしたユルは、また悪夢を見る。ソイがやって来て大切な物を持っているのは心がある証拠と言い、ユルはそれなら捨てなければと答える。ソイはユルがナクスを愛していることを見抜く。
※鳥の笛は少年だったユルが初恋の人にプレゼントしたもの。最強のナクスの遺体にあったことで、ユルは初恋の人がナクスだと気づいた。
“火の鳥”の土器
枯れた井戸からは火の鳥の土器が出てきた。水路からも見つかったと報告するサンオ。誰かが干ばつを起こそうとしていると確信するパク・ジンは、南方の火山から来る舟を徹底的に調べるよう指示する。松林が舟の検閲を厳しくしたことに慌てるソ・ユノは、伝書鳩を飛ばして積み荷を湖に捨て去るよう指示する。その夜、大量の火の鳥が敬天太湖に捨てられた。
何もしないのなら死ね
ウクはイ先生に本物の火の鳥は鎮妖院にあったと報告し、それを狙う者共がいるとも話す。イ先生は200年前の大干ばつでは天から氷の石が降ったように、火の鳥を目覚めさせて同じ事態を起こすつもりだと推測する。それを企んでいるのは王室と天附官だと、他人事のように言うウク。イ先生は、「彼らと戦えば反乱になるが、戦いに勝てば王になれる。世子の帝王星が本当はお前のものだと知っているだろう。そして自分の父親が誰かも」と続ける。実は、ウクはパク・ジンから自身の出自を聞かされていた。だから何もしないと決めたのだった、そんなウクにイ先生は「何もしないのなら死ね」とウクの師匠(ムドク)の口癖をまねた。さらに「ソ・ギョン先生は帝王星を持っていても王にならなかったが、代わりに世を救った…ソ・ギョン先生が氷の石を残したのは同じ帝王星を持つお前に渡したかったのかも」と、ウクをやる気にさせようとするが…。
パク・ジンが教えたウク出生の秘密とは?
3年前に氷の石によってよみがえったウクをパク・ジンが閉じ込めていた。ムドクの中のナクスを呼び出し凄惨な形で死なせたチン・ムと王室に復讐しようとするウクを止めるためだ。「王室に挑むのは反逆だ」と言っても納得しないウクに、本当の父親が残した金牌と書信を見せ、先代王がチャン・ガンに還魂してトファとの間に生まれた息子がウクで、生まれてはいけない子供だったと教えた。ウクが生まれた日に帝王星が昇り、それを隠すためにナクスの父親は死んだ。チャン・ガンが死んだのも全責任を取るためだった。ムドクもウクを殺すため利用して殺された。そして「もしウクが帝王星の力を利用して世を混乱させたら、たとえ死んでも全力で防ぐ」とパク・ジンが止めたのだった。
敬天大祭&ウク排除
そのころ、チン・ムは干ばつが続いて民たちが不安がっているので、敬天大祭の開催を早めると王に報告する。そしてウクがナクスを消したので民の還魂人への恐怖はぬぐったとウクの手柄を称賛し、報奨金より大きな褒美を与えるべき。北城の将軍に任命することを勧める。ウクがテホ城からいなくなることを不安視する王に、天附官には以前の精進閣以上の術士がいる。帝王星を持つ世子が彼らを率いて都城を守ればだれも不安にならないと説得する。
クジャクの羽根を持つ世子
チン・ムの話をやりきれない思いで聞いていた世子は、気晴らしに亀を見にチソル楼に出向き、ブヨンと再会する。今もブヨンが旦那に振り向かれない巫女だと思いしばしクジャク談義。2人にとってクジャクは敵わない相手。世子にとってのクジャクはウク。「憎らしいけどすごい奴。自分は盗んだクジャクの羽を飾るカラスだ」と卑下する。「辛いならクジャクの羽を捨てては?」いうブヨンに、「手遅れだ」と答える世子。それでも「亀も助けた人が絶望しないで」とブヨンからエールをもらってウクに会いに行くことに。
世子は暴走するチン・ムを止めたかった。だが、3年前のナクスの死に自分も関わっているだけに何も言えない。机上の火の鳥の本を見て、ウクもチン・ムの野望に気づいていると期待する。部屋に戻ってきたウクは相変わらずそっけない。しかも亀の面倒を見たのもオ内官の亀だと思ったからと聞きガッカリする。それでも、チン・ムが邪魔なウクに将軍の座を与えて北城に追い払おうとしていることを教える。しかしウクは、チン・ムと組んだ世子が今では不安なのかと皮肉る。チン・ムの野望を知っても何もしようとしないウクに、「3年前の結界で「何もしないのなら死ね」という教えに従った※ウクは、力を失っても輝いていたが、すごい力を持っている今のお前は死んでいる。何もするな、もうお前は死んでいるから…」と告げる。
※パート1の19話:結界を破る決心をした時のウクの言葉。
神力と記憶
ブヨンが敬天太湖から火の鳥の土器が続々と発見したことをイ先生に報告し、ブヨンの神力を誉め、記憶が戻れば神力も戻るのか確かめる。するとイ先生は、「神力が戻れば記憶が戻る」と順序を正す。そして一人で「ブヨンの神力が戻れば記憶を取り戻したナクスはその体から追い出される」と呟く。
画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより木を見上げるブヨンが、記憶の中ではもっと大きな木の上に立っていたと呟いた時、傍らにウクがいた。
ウクに松林への出入りが許されたと嬉しそうに通行書の「令牌」を見せるブヨン。それをもらうためにウクは何ども死にそうになった。そして「俺の師匠は、俺を崖っぷちに立たせて追い込んだ。お陰で何度も立ち上がった。何もしないことを許さない師匠だった」と話すとと、「何もしないのなら死ぬべき」とブヨンまでがムドクの言葉を口にした。ムドクを思い、また辛そうにするウク。「少しずつ神力を取り戻してその力で、ウクを守る」と約束するブヨンは、「自分の部屋を探して、自分が誰かを思い出してキレイに飾る。その時は混乱せずに来て」とウクを抱きしめてやる。
ブヨンは記憶の中の大きな木がタニャン谷にあるか確かめに行くとウクに報告する。友達のユルの案内で行くと知ると、「ユルは俺の友達でお前の友達でない。ユルがお前の友達ならお前と俺は友達になる。抱きしめて眠りに就かせてくれるお前がなぜ友達だ」と訳の分からない持論を持ち出してケチをつける。それがやきもちと気づいたのか、結局はユルとブヨンの友達認定をする。
再びソイ救出
ユルは、ソイとその弟分を西湖城に逃がしてやる。一方、敬天大祭を早めたのに、ユノクが火の鳥を湖に捨てたことに怒るチン・ムは、やはり土器密輸をソイに任せることにする。ヨムスがソイを連れ戻しに来るが、血虫のためにチン・ムの傍から離れられないはずのソイの姿がない。そこにユルを心配したソイが戻ってきてしまった。血虫を誰に移したのか答えないソイに暴行を加えるヨムス。
ユルは最後の時に向けて荷物の整理をし、思い出の鳥の笛も焼失させた。いよいよブヨンとタニャン谷に向かおうとしたとき、ソイの弟分がユルに助けを求めに来る。事情を聞いてユルはソイの賭博場へ駆けつける。話の中で血虫という言葉を聞いたブヨンは、ユルがソイを助けに行ったことをウクに話し、どうやらユルの体に血虫が入っているようだと打ち明ける。
賭博場に着いたユルは術を使ってヨムスたち術士を蹴散らすが、その戦いぶりからユルの中に血虫がいると気づかれてしまう。血虫のせいでふらつくユルのピンチをソイが命がけで守り、ユルに抱きかかえられて「最期に見るのが、きれいなあなたでよかった。どうか生きてください」と言い遺して命果てる。ユルの気も尽きたその時、ヨムスの術を弾き飛ばしたウクが、「ここから誰一人出さない」と剣を握る。
■見どころ
前回に続いて今回もラブラブのパク・ジンとドジュ。ドジュがウクにパク・ジンと婚約をしたことを報告するシーンでは、世界で一番大切な人の婚姻を喜びながらも気が動転するウクが可愛いい。母代わりだったドジュを抱きしめて祝福する。松林でも、パク・ジンとドジュの婚約を祝福する。
毎回のように想像の斜め上を行くブヨンの言動が愉快だが、サンオたちと小舟で水路を行くブヨンがある橋をみて飛びつき、サンオたちを驚かせる。盲目のムドクに還魂したナクスがチソル楼に売られる舟から飛びついた橋でムドクの非力さを実感したシーンでもある。※パート1の第1話
ブヨンがナクスだと知ったユル。ウクより早く気付いたユルが下した切ない決断は幻想シーンで描かれるのでお見逃しなく。ユルを演じたファン・ミンヒョンがどんどんやせていくようで心配だ。果たしてユルの命は?それにしても毎回ウク演じるイ・ジェウクの登場シーンが素敵すぎる。
「還魂2」次回第7話は12月31日(土)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。
■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ボギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
ほか
◇tvN
◇Netflix
【作品詳細】【「還魂:光と影」を2倍楽しむ】