今度の哲宗は病弱で気弱…テレビ大阪<哲仁王后>の後は「風と雲と雨」に決定!2月2日スタート

2023年01月25日08時00分ドラマ
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テレビ大阪(月~金曜あさ9時30分~10時30分)では「哲仁王后」が最終回に向けてクライマックスを迎えているが、2月2日(木)からはその後の時代となる哲宗在位13年から始まる、パク・シフ主演「風と雲と雨」を放送する。Youtubeにて予告動画が視聴できる。



「風と雲と雨」は、朝鮮最高の観相師と神力を持つ王女、運命に翻弄される愛の行方とキングメーカーたちの王位争奪戦を描くアクション・ロマンス時代劇。韓国TV朝鮮にて2020年の作品。

テレビ大阪で放送中の「哲仁王后」は、現代のオレ様シェフが朝鮮第25代王・哲宗の妻となる王妃の体に入り込んだことから巻き起こる騒動を描く“魂入れ替わり”のラブコメディ要素たっぷりに描いた時代劇。ラブコメ史劇らしく最終回は歴史無視のハッピーエンドで幕を閉じる。その後続ドラマとして放送する「風と雲と雨」は、特定の権力者に政権を牛耳られる勢道政治に苦しむ哲宗が亡くなる1年前から始まる本格時代劇だ。

同時代のドラマは他にも「客主」「緑豆の花」などがあるが、本作がそうした作品と一線を画すのは、四柱推命とサイコメトリーをテーマにしているところ(王朝系図ドラマの年表参照)。

主人公は運命を読む朝鮮一の観相師チェ・チョンジュン。「王女の男」以来、9年ぶりの時代劇となるパク・シフが演じる。チョンジュンが生涯愛したヒロイン・ボンリョン役には「夜警日誌」「マザー 無償の愛」のコ・ソンヒ。ボンリョンもまた未来を見える神力の持ち主。不思議な能力がテーマで主人公は架空の人物だが、チョン・グァンリョル扮する興宣大院君第26代王・高宗明成皇后ら実在人物や実際にあった出来事も丁寧に描かれており、フィクションと織り交ぜた物語はこれまでにない世界観を作り出している。
また、チョンジュンの友でありながらも彼に劣等感を抱き続けて、敵対するインギュという人物をボンリョンを巡る三角関係の相手として登場させることでロマンス度の高い時代劇にしている。インギュを演じるのは「私はチャン・ボリ!」で注目を集めたソンヒョク。

朝廷内の権力闘争を描く本格史劇の様相を呈しながらも、その武器はや観相となので当時の歴史背景を知らなくても分かりやすいので、時代劇初心者にも楽しめる作品に仕上がっている。

本作を通して当時を知りたい方は【「風と雲と雨」2倍楽しむ】で時代背景や、実在人物紹介、各話のネタばれあらすじと豆知識などまとめているので参考にされたい。ここでは2020年に行われた「制作記者会見」や「オンラインイベント」レポート、スペシャル映像、インタビュー映像などもまとめている。

■あらすじ
19世紀後半の朝鮮。名家の長男として生まれ、17歳で科挙に首席合格したチェ・チョンジュンは、ある時、イ・ボンリョンという少女に出会い、惹かれ合う。彼女は巫女の娘で生まれながら神の力を持ち、時の王、哲宗の隠し子でもあった。2人に嫉妬したチョンジュンの友人チェ・インギュの陰謀でボンリョンは時の権力を握っていたキム一族にその能力を知られ過酷な運命を辿ることに…。彼女と引き裂かれ、父を殺されたチョンジュンは山奥で易学を学び、復讐を目論む。やがて観相師となった彼は、興宣大院君やキム一族など野心のある王族たちの戦いにキングメーカーとして頭角を現していくが…。

■キャスト
チェ・チョンジュン役:パク・シフ
ポンリョン役:コ・ソンヒ
興宣大院/イ・ハウン役:チョン・グァンリョル
チェ・インギュ役:ソンヒョク
 ほか

■スタッフ
脚本:パン・ジヨン
演出:ユン・サンホ
原題:바람과 구름과 비

テレビ大阪「風と雲と雨」番組公式サイト
 2023年2月2日スタート 月~金9:30-10:30
Youtube「風と雲と雨」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「風と雲と雨」を2倍楽しむ】