【最終回SP前編】「相棒21」水谷豊、寺脇康文、及川光博、六角精児がそろい踏み!第19話ネタバレと第20話予告

2023年03月02日09時53分ドラマ
©テレビ朝日

山奥で発生した事件は自殺願望のある青年が起こした事件だった。亀山薫(寺脇康文)渾身の説得と杉下右京(水谷豊)の冷静は判断が事件を未然に防いだ!「相棒21」3月8日の夜9時からは最終回の前編となる第20話「13」を放送予定!懐かしい面々が集合する!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

3月1日に「相棒21」の第19話が放送された。杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が襲われ拉致されたものの、自力で脱出。さらに爆弾をもっている青年の自爆を薫の心からの言葉が救い、右京が冷静に犯人をバスから降ろした。誰も殺されることのない回となった。



また、第19話は、右京が山で出会う人々が右京の過去の相棒たちを連想させたことや、事件解決の後、亀山薫にかけた右京の言葉が「相棒21」の最終回の近さを感じさせた。最初に別荘であった男は右京を昔の上司に似ているといい、自分の名前を「神戸」と名乗る。次にバス停であった男は父親の部下かと右京を勘違いする。去り際に言った名前は「亨」だ。さらに村の消防団の一人に名前を聞くと「名前を聞くときは自分から名乗りなさい」と「冠城」に言われる。いずれも2代目、3代目、4代目の相棒と同じ名前だ。ドラマ冒頭で亀山と別れた後に3人に出会い、その後亀山と再会するという相棒シリーズを振り返るような回となっていた。

3月8日に放送される第20話、15日に放送される第21話をもって「相棒21」も最終回を迎える。最終回SPにふさわしく前後編の2週で話を放送する。シーズン21は亀山薫が復帰し、シリーズファンにとっても懐かしく安心してみられる話が展開されていた。そして、最終回には右京、薫とはきってもきれない鑑識の米沢守(六角精児)が登場する。さらに、1日にうれしいニューズが発表された。2代目相棒である神戸尊(及川光博)も最終回スペシャルに登場するのだ。神戸尊は3代目相棒である甲斐亨(成宮寛貴)、4代目相棒の冠城亘(反町隆史)とは対面したことがあったが、サルウイン共和国に渡っていた薫とは対面したことがなかった。シーズン21にて、神戸尊も右京の相棒との対面をコンプリートする。

最終回では遺骨が連続して盗まれるという事件が発生し、この不可解な事件に元官房室長・小野田公顕(岸部一徳)も関与している。右京と薫、神戸、鑑識の米沢たちが一丸となって真実を暴く。

■『相棒』放送400回突破記念!TELASAオリジナルコンテンツの後編の配信開始
2月22日から「放送400回突破記念!相棒(秘)ウラ側 突撃SP」の前編の配信が行われていたが、3月1日からは後編も配信となった。
TELASA「相棒」特設サイト

■前回:第19話ネタバレあらすじ
角田課長(山西惇)から頼まれ、奥多摩の山中で大きな物音がしたという通報の確認を頼まれた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)。ところが、聞き込みをしていたところ、二人は何者かの襲撃を受けて拉致されてしまう。

なんとか逃げ出すが、襲撃犯の目的も人数も不明で、スマホなどの通信手段も奪われていた。背後から追跡者が迫る中、右京と薫は敵を惑わすため二手に別れる。二人は遭難寸前の状態で歩き回ることになった。

サバイバルには自信がある薫だが、なかなか山中から村へ抜け出せないでいた。サバイバルとは全く無縁そうな右京はあっという間に建物を発見する。その別荘の前に複数の足跡があることを見つけた。すると男性がでてきた。別荘の持ち主を疑う右京だったが、実は全くの杞憂だった。お互いに名乗ると、その男性は「神戸」といい、右京のことを昔の上司ににていると話した。その男性の証言で1か月ほど前、白い布を身につけた謎の集団を目撃したという。

右京が神戸に道を教えてもらいバス停にゆくと、白い布と身につけた男性に出会う。話をきくと、落ちていた布をくじいた足に巻いただけだという。その布は山頂の神社に落ちていた。右京はバスに乗らずに神社を目指す。その男性は「亨」と名乗った。

神社についた右京は庭になにかを爆発させたような跡を見つけた。そこにやってきた男性に名前をきくと、男性は村の消防団に入っていて、青年がいなくなったので探しているという。男性の名前は「冠城」だという。

いっぽう薫は、やっと集落につき、電話を貸してもらい伊丹(川原和久)に助けを求められた。その電話を貸してくれた家に住んでいる山部守(田中奏生)という青年が、行方不明になっているという情報を耳にして、一緒に探すことにした。トンネル手前で守を見つけた薫は守の祖母から守が気が弱いためいじめに遭っていたことなどから「話を聞く」といって心を解きほぐそうとした。しかし、守は仲間に連絡を入れていて、右京と薫を襲った連中がやってきていた。

薫はなんとか逃げ出すと、そこでやっと右京と再会した。右京はこれまでのことから、自分たちを襲ったのは「自殺」するために集まった集団で、その目印に白い布をつけていたと考えていた。山小屋で爆発物などをみていると男女の集団がやってきた。右京の読みはあたっていた。しかし、守を除く4人はみなと話したことで自殺する気がなくなっていた。守だけが「死にたい」と思って、爆弾をもってバスに乗り込んでいるという。

右京と薫はなんとかバスにのり、守を発見した。薫は誠心誠意心を尽くして守を説得する。そして、右京、薫は守に爆弾のボタンを押させないですんだ。

■最終回SP前編:第20話あらすじ
13と名乗る犯人から「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが、全国各地の遺骨を盗まれた遺族宅に一斉に届けられる事案が発生した。

遺骨の盗難は、去年から断続的に起こっていて、元官房室長・小野田公顕(岸部一徳)の遺骨が含まれている。警視庁は事件の全容が不明瞭であるという理由から隠蔽していた。一連の経緯をふまえ、右京(水谷豊)は小野田と因縁深い米沢(六角精児)に協力を要請し、さらに、尊(及川光博)が突然、特命係にやってくる事態になった。

いっぽう、私塾「ながとろ河童塾」塾長の葛葉宰三(渡辺いっけい)は、被害者遺族の真野正義(柴崎楓雅)ら塾生たちと、ある行動を起こしていた。

犯人の目的も、正体も分からず、手掛かりがまったく掴めないまま、連鎖する新たな事件が発生する。隠された真実を右京が暴く。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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