チュ・サンウク主演「太宗イ・バンウォン~龍の国~」WOWOWスタートの前に時代背景と李家の人々紹介

2023年04月21日19時00分ドラマ
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いよいよ次週4月28日(金)よりWOWOWプライム(金曜午後7時~)にてスタートするチュ・サンウク主演の韓国本格時代劇「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」(全32話)!韓国で高視聴率を記録、KBS演技大賞で各賞に輝いた本作の物語の見どころや時代背景を紹介しよう。WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信もされる。
【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】より一部抜粋紹介



「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」はチュ・サンウク主演で朝鮮王朝の礎を築いた第3代王“太宗”となるイ・バンウォンの生涯を新たな視点で描く本格時代劇だ。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では全32話各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、登場人物などまとめて紹介している。

■キャスト
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
 ほか

太宗Licensed by KBS Media Ltd. (c) 2021 KBS. All rights reserved■あらすじと時代背景
1388年、周辺国からの侵攻に悩まされていた高麗の時代。時の王であるワン・ウ(イム・ジギュ)に命じられ、遠征に反対しながらも明の実効支配化にある遼東の制圧に向かった全州李氏の武将イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)は、遠征途中の威化島で突如として兵を従えて高麗の首都開京(現在の開城)に引き返す(威化島回軍)。

既に国民から見放されていた高麗王朝で、ワン・ウを廃位に追い込んだソンゲは新たに恭譲王(パク・ヒョンジュン)を擁立するが、後に王家を皆殺しにし、1392年、自らが王となり朝鮮を建国し、後に太祖と呼ばれる人物となる。

ソンゲには神懿王后ハン氏(イェ・スジョン)と神徳王后カン氏(イェ・ジウォン)という二人の夫人がおり、ハン氏との間に6人、カン氏との間に2人の男児をもうけた。中でもソンゲが寵愛していた八男のバンソク(チャン・ジェハ)を朝鮮建国後最初の世子(後継者)に指名する。しかし、この事がハン氏の産んだ腹違いの兄達の怒りを買い、一族の不和の始まりとなる。

太宗Licensed by KBS Media Ltd. (c) 2021 KBS. All rights reserved中でも頭角を現したのが五男バンウォン(チュ・サンウク)。父が威化島回軍を起こした時には、開京で家族の安全を守り、父の政敵を暗殺するなど、父の朝鮮建国に忠実に全身全霊を捧げてきた人物だ。

1398年に第一次王子の乱で世子だったバンソクを殺害したバンウォンは次男バングァ(キム・ミョンス)を世子として推薦し、2代国王定宗となる。その後、四男バンガンが起こした第二次王子の乱を鎮圧したバンウォンは譲位を受けて3代国王太宗として即位。

王となったバンウォンは建国直後の朝鮮の法整備を行う反面で、政敵となる人物や妻である元敬王后ミン氏(パク・ジニ)の弟ら外戚を冷酷に排除し、王権の集中に勢いをつけていく…。
※もっと詳しい時代背景と「第一次王子の乱」「第二次王子の乱」についてはこちらで解説。
※同時代のその他の作品は【ドラマの年表:朝鮮王朝】で確認できる。


本作は史実を忠実になぞりながら、これまで知ることのなかった人間イ・バンウォンとその家族を描いている。そんな李家を紹介しよう。

■李家の人々演じた俳優とキャラクター写真
五男:イ・バンウォン(李芳遠)役:チュ・サンウク(1978年7月18日生)
イ・ソンゲとハン氏の息子(五男)。17歳の時に科挙に及第、優れた頭脳と鋭い判断力を持つ。兄弟唯一の文官だが、自分と家門の目的を達成するためには容赦なく刀を振り回す冷徹さを持つが、「父の大業」を成し遂げるためのある行動が父イ・ソンゲを怒らせ、それ以来、父の視線は冷たくなる。のちに王朝の基礎を築いた第3代王・太宗となる。

イ・ソンゲ(李成桂)役:キム・ヨンチョル(1953年2月25日生)
高麗の英雄と呼ばれる武将だったが、クーデターを起こして朝鮮を開国。初代王・太祖となる。先見の明をもち、英雄の風貌を備えた高麗を倒した不敗の勇将だが、息子バンウォンに敗れる。

ミン(閔)氏役:パク・ジニ(1978年1月8日生)
イ・バンウォンの妻。名家出身の美しく聡明な女性。潜在していた政治力を発揮し、バンウォンに助言を与え、支える。バンウォンを王にした実質的なキングメーカーで、のちの元敬王后に。

カン(康)氏役:イェ・ジウォン(1973年2月6日生)
ソンゲの第二夫人でイ・バンウォンの継母。鋭い洞察力と決断力でソンゲを支え、朝鮮の初代王妃(神徳王后)となる。開京にいたために“開京妻”または“京妻”と呼ばれた。

ハン(韓)氏役:イェ・スジョン(1955年3月25日)
ソンゲの第一夫人でバンウォンらの母。戦の間、故郷の家を守り、家族の安全を祈り、故郷にいたために“郷妻”と呼ばれた。イ・ソンゲが即位する前に死亡したために王妃とはならず、のちに神懿王后と追尊された。

長男:イ・バンウ(李芳雨)役:オム・ヒョソプ
イ・ソンゲとハン氏の息子(長男)。
長子だが、高麗の忠臣で、父や弟たちの行動に猜疑心を抱くようになる。妻子と江原道で隠居生活を送ることに。

次男:イ・バングァ(李芳果)役:キム・ミョンス
イ・ソンゲとハン氏の息子(次男)。穏健だが腕の立つ武将。野心はなかったが、第2代王・定宗となる。第二次王子の乱でバンウォンの権力が強まるとバンウォンに王位を譲ってしまう。

三男:イ・バンウィ(李芳毅)役:ホン・ギョンイン
イ・ソンゲとハン氏の息子(三男)。
第一次王子の乱ではバンウォンと行動を共にするが、兄弟の争いに胸を痛める一面も。

四男:イ・バンガン(李芳幹)役:チョ・スンチャン
イ・ソンゲとカン氏の息子(四男)。優秀なバンウォンと比べられて育ち、嫉妬を抱く。血の気が多い。野心も強くバンウォンと激しく対立し、やがて第二次王子の乱を起こすが…。

イ・バンボン(李芳蕃)役:オ・スンジュン
ソンゲとカン氏の間の第一子(七男)。性格が凶暴かつ軽率だと世子になれず不満を抱える。


「太宗イ・バンウォン」は2023年4月28日からWOWOWにて放送。これを記念して主演チュ・サンウク直筆サイン入りグッズが当たるプレゼント企画(加入者限定)も4月28日からスタートする。詳細はこちら

WOWOW「太宗イ・バンウォン~龍の国~」番組サイト
 2023年4月28日スタート 19:00-21:10 2話連続

kandoratop【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】