チュ・サンウクのカリスマ演技が爆発!「太宗イ・バンウォン~龍の国~」韓国での評判と見どころ
チュ・サンウクが大賞、パク・ジニが最優秀女優賞を受賞するなど韓国で高視聴率を記録、KBS演技大賞で各賞に輝いた「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」(全32話)が、4月28日よりWOWOW(金曜午後7時~)にて放送、アーカイブ配信。これに先駆けて韓国での評判や見どころを紹介しよう。
※【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】より一部抜粋紹介
「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」はチュ・サンウク主演で朝鮮王朝の礎を築いた第3代王“太宗”となるイ・バンウォンの生涯を新たな視点で描く本格時代劇だ。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では全32話各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、登場人物などまとめて紹介している。
●時代背景と李家の人々紹介
Licensed by KBS Media Ltd.(c) 2021 KBS. All rights reserved■韓国での反響
本作は韓国KBSで2021年12月11日〜2022年5月1日まで放送され、全国での最高視聴率は28話の11.7%(ニールセンコリア調べ)となっている。KBSが手掛ける本格時代劇としては2016年の「チャン・ヨンシル 〜朝鮮伝説の科学者〜」以来、5年ぶりの作品となり話題を呼んだ。
キム・ヨンチョル、オム・ヒョソプなど時代劇に定評のある実力派キャストが脇を固め作品に重厚感を与え、本格時代劇ファンを納得させた。中でも家族を思い葛藤しながらも、父との対立や兄弟の殺害など、冷酷な顔を持ち、自らの信念を貫くカリスマ溢れるイ・バンウォンを、チュ・サンウクが圧倒的な演技力が具現した。この演技が高く評価され、「2022 KBS演技大賞」において最高賞にあたる大賞をイ・スンギと共同受賞した。加えて、共演のパク・ジニも最優秀女優賞に輝くなど、実力派俳優たちによる厳かな演技が見応えがあると高く評価された。
Licensed by KBS Media Ltd.(c) 2021 KBS. All rights reserved■見どころ
500年に渡って続いた李氏朝鮮時代の幕開けとなる、太祖や太宗の時代を描いた作品としてはこれまでにも「龍の涙」「六龍が飛ぶ」「私の国」など多く存在し、当時の朝鮮で起こった出来事は現代でもよく知られている。本作では時代の出来事をメインに描かれた過去の作品とは異なり、全州李氏一族の中での人間関係や、イ・バンウォンが起こした歴史的出来事の動機などイ・バンウォンの人生そのものにフォーカスしている。仲良し家族がなぜ骨肉の争いを始めてしまったのか、仲睦まじかったパク・ジニが演じた賢妻、ミン氏との関係になぜ、ひびが入ってしまったのか?政治ドラマというよりは、史実を忠実になぞりながら、これまで知ることのなかった人間イ・バンウォンを描くヒューマンドラマとして描かれている点で過去の作品とは一線を画している。
Licensed by KBS Media Ltd. (c) 2021 KBS. All rights reserved「不滅の恋人」や「タッチ〜恋のメイクアップレッスン〜」、「還魂」では特別出演ながら強烈な印象を残したチュ・サンウクが、一族の争いや、父との対立、兄弟の殺害など時に冷酷なイ・バンウォンを迫真の演技で魅了する。またKBS大河ドラマで過去2度に渡って、イ・バンウォンを演じてきたキム・ヨンチョルがその座を譲り、父である太祖役を演じている点も時代劇ファンには感慨深いのではないだろうか。
※同時代のその他の作品は【ドラマの年表:朝鮮王朝】で確認できる。
また、WOWOWでは本作の放送記念!韓国時代劇映画特集として、イ・ビョンホン主演『王になった男』を4月26日(水)、ソン・ガンホ×イ・ジョンソク主演『観相師-かんそうし-』を4月27日(木)、ヒョンビン主演『王の涙 イ・サンの決断』を4月28日(金)にそれぞれ午後3時15分から放送する。詳細は特集ページで。
■キャスト
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
ほか
「太宗イ・バンウォン」は2023年4月28日からWOWOWにて放送。これを記念して主演チュ・サンウク直筆サイン入りグッズが当たるプレゼント企画(加入者限定)も4月28日からスタートする。詳細はこちら。
◇WOWOW「太宗イ・バンウォン~龍の国~」番組サイト
2023年4月28日スタート 19:00-21:10 2話連続
【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】