WOWOW「太宗イ・バンウォン~龍の国~」第17-20話:第一次王子の乱~王への道のり

2023年06月16日19時00分ドラマ
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イ・バンウォン(チュ・サンウク)の反乱は成功したが…チュ・サンウク主演の韓国時代劇「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」(全32話)、WOWOWプライムおよびオンデマンドにて放送・配信する次週6月23日(金)と6月30日(金)放送の第17話~第20話のあらすじと見どころを紹介しよう。



「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」は、朝鮮王朝の礎を築いた第3代王“太宗”となるイ・バンウォンの生涯を新たな視点で描く本格時代劇。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では、ドラマの舞台背景や、押さえておくべき人物、各話のネタバレあらすじと見どころなどまとめて紹介している。

■キャストイ家の家族・俳優紹介
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
 ほか

【第17話:第一次王子の乱】17話ネタバレ
チョン・ドジョンの死をを知り怒り心頭を発したイ・ソンゲはバンウォンを斬りに行くが、逆に兵士たちに包囲され、宮殿の中に監禁されてしまう。イ・ジランはミン氏と息子のファサンからに挙兵の話を聞いて愕然とする。勝手に王世子に祭り上げられた次男のバングァはバンウォンの陣幕に駆けつけ非難するが、バンウォンに説得されてしまう。混乱の中、バンウォンはチョン・ドジョン側にいた者を冷徹に粛清していく。
冒頭、王妃ミン氏を側室と呼び、バンソクたちを庶子と呼んだバンウォン。前王朝である高麗時代は一夫多妻制が認められていたので、ミン氏は二番目の正妻でバンソクたちも庶子ではない。それを敢え庶子呼ばわりしたことで王が怒ったのだ。第一次王子の乱は、イ・ソンゲ一家だけでなく、仲良し親子イ・ジランとファサンの関係までこじらせてしまった。また、異母弟バンボンの遺体に近づき悲しむバンウォンを、殺人鬼を見るような目で見つめ怯える民たち。多くの犠牲を払って成し遂げた(バンウォンの言葉を借りて)“政変”だが、これが兄バンガンと埋められない溝も作ってしまった。その溝が第二次王子の乱を引き起こす。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは17話ネタバレで。


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【第18話:イ・バンウォンの誤算】18話ネタバレ
王妃の子どもたちを殺され悲しみに暮れるイ・ソンゲは、大臣たちに詰め寄られ、言われるがままに次男のバングァを新しい世子に冊封する。そしてすべてが終わった後、1人残ったキョンスン宮主を助けるために出家させる。イ・ソンゲは世子としてあいさつに来たバングァに、バンウォンへの罰として、バンウォンを絶対に王にさせない、そのためにバングァに譲位すると話す。突然教書を渡され寝耳に水の朝廷は騒然となる。
父だけでなく兄弟との関係も最悪のバンウォン。冒頭、我が子を抱きしめて涙を流すシーンに、苦しいバンウォンの胸の内が見て取れる。父の涙に驚きながらも背中ポンポンする我が子は、ミン家に預けられている長男ヤンニョン君だ。バンウィとバンガンが幼い頃の家族の楽しい思い出を語る場面。父に逆らえない自分たちと違って王に歯向かったバンウォンに驚くバンウィ。そこですかさずバンガンはバンウォンの恐ろしさを力説する。さあ、バンガンは何をすつもりなのか?
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは18話ネタバレで。


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【第19話:第二次王子の乱】19話ネタバレ
バンウォンとの約束を破り王位に就くことを決めたバングァは、バンウォンの説得を拒み、結局2人は政敵になってしまう。異母兄弟を殺し、父に刀を向け、今度は実の兄弟と争うことになったバンウォンは嘆き悲しむ。定宗はイ・ソンゲの教えのもと一つ一つ国政に携わり徐々に周りの信頼を得ていく。一方、私兵を取り戻した四男のバンガンは弟のバンウォンを倒して王位に就くことをもくろみ、兄のバンウィに協力を頼む。
今回もバンウォンとミン氏との麗しき夫婦愛を見せてくれる。この夫婦関係が長く続いてほしいものだが…。今回描かれた反乱が、1400年正月に起きた「第二次王子の乱」。実際に開城のど真ん中で行われた。この反乱で芳遠(バンウォン)の反対勢力はほぼ消滅し、皮肉にも芳遠の王位継承を早めるきっかけを与えた。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは19話ネタバレで。


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【第20話:王への道のり】20話ネタバレ
バンガンとの戦いで勝利を収めたバンウォンは血だらけの刀を持ったまま宮殿に向かう。定宗は覚悟を決めて乗り込んできたバンウォンを叱りつけるものの王位に就けと話す。話を聞いたイ・ソンゲは腹を立てるが、定宗は兄弟の争いを止めたいとイ・ソンゲに頭を下げる。バンウォンは挙兵を手伝ったパク・ポを処刑した後、バンガンを流刑にする。定宗はバンウォンを世弟にすると話すが、バンウォンは世子にしてほしいと頼み、定宗は快く引き受ける。
さすが、父と共にいくつもの戦場を駆け巡ったバングァの強さは、文系でやってきたバンウォンとは比べ物にならない強さだ。そんなバンウォンの優しさが、ことを納めた。王座に執着するバンウォンと執着しないバングァの違いがはっきり描かれた。また、バンウォンに嫉妬心を燃やしてきたバンガンが、反乱の後のバンウォンの心配りに初めて謝意を述べるシーンは感動的だ。実際の第二次王子の後、大臣たちは芳幹(バンガン)の処刑を何度も進言したが、芳遠(バンウォン)は処刑しなかった。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは20話ネタバレで。


WOWOW「太宗イ・バンウォン」番組サイト
 2023年4月28日スタート 金19:00-21:30 2話連続

kandoratop【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】