テレビ東京<赤い袖先>の後はチョン・イル主演「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」を10月地上波放送決定

2023年09月08日12時00分ドラマ
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テレビ東京・韓流プレミアム(8:15~9:11)では「赤い袖先」を放送中だがその後、10月10日(火)からはチョン・イル×ユリ(少女時代)共演「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」(全28話)を地上波放送することが分かった。YouTubeにて予告動画が公開中だ。

「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」は、男やもめ(チョン・イル)と後家になった王女(クォン・ユリ/少女時代)との人違いから巻き起こるロマンス時代劇。



現在放送中のジュノ(2PM)主演の「赤い袖先」は朝鮮王朝第22代国王・正祖の時代が舞台だが、「ポッサム~」はそれより150年さかのぼった第15代国王・光海君の治世を背景としている。

タイトルにもなっている「ポッサム」とは、寡婦を連れ去り再婚させた風習。再婚が法的に禁じられていたため、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)連れ去る体にすることで再婚を可能にした。

物語は、ポッサム稼業で生計を立てている男やもめのバウが人間違いで夫に先立たれた王女スギョンをポッサムしたところから始まる。慌てたバウはひとまずスギョンを自宅に連れ帰ることに。バウの息子チャドルは幼い頃に母が出て行った寂しさからスギョンを歓迎するが、王女を連れ去ったとなれば処刑される。そこでスギョンを隠密に帰すことにしたが、スギョンの義父の陰謀でスギョンが亡き者として国王に報告され、葬儀まで行われていた。生きていることが分かればスギョンの命はない。そこでしばらくバウの家で妻のふりをしながら身を潜め、陰謀を暴くことに。一緒に暮らすうちに、王女でありながらたくましいスギョンにバウとチャドルは好感を抱いていく。一方スギョンに想いを寄せる義弟デヨプはスギョンの行方を捜していて…。

主人公を演じるのは時代劇プリンスのチョン・イル。「太陽を抱く月」では王子、「ヘチ 王座への道」では第21代・英祖役を演じた彼が、本作では妻に逃げられ幼い息子とその日暮らしをする男やもめバウを演じる。無精ひげに子持ちと初の役柄でこれまで観たことのない姿で視聴者を驚かせた。

間違ってポッサムされてしまう王女スギョンに扮するのはクォン・ユリ(少女時代)。初の時代劇とは思えない完璧なセリフ回しに、気品あふれる美しさと芯の強さを感じさせ演技で高評価を得た。

ひょんなことから出会った2人が、王宮に潜む陰謀を明らかにするため、しばらくの間夫婦を偽り共に生活することに。素直になれないバウと、しっかり者のバウの息子、そしてそんな息子を可愛がるスギョン。子役も交えた3人のやりとりにほっこり。初共演と思えないケミストリー(相性)で視聴者を魅了し、初回視聴率2.5%で始まり最終回は2桁に迫る9.8%を叩き出した。(数字はニールセンコリア全国調べ)

チョン・イルの相棒チュンベ役を「コッソンビ 二花院の秘密」「朝鮮弁護士」のイ・ジュニョク。チョン・イル、クォン・ユリとの相性も抜群で3人は現代ドラマ「グッジョブ」でも共演している。そしてクォン・ユリの乳母チョ尚宮を演じたのは「朝鮮弁護士」でも王女の乳母役を担ったシン・ドンミ。シン・ドンミとイ・ジュニョクとが本作に多くの笑いと癒しを与えてくれた。

他にも、スギョンの義父イ・イチョムをイ・ジェヨン(「カンテク~運命の愛~」)、父王・光海君をキム・テウ(「哲仁王后 俺がクイーン!?」)、イチョムの妹イ氏をミョン・セビン(「帝王の娘スベクヒャン」)と時代劇でおなじみの実力派俳優が脇を固めた。また、スギョンを一途に恋慕する義弟デヨプを「仮面の王イ・ソン」で世子の護衛武士を演じたシン・ヒョンスが演じた。

史実を交えた壮大なストーリーに、チョン・イル&クォン・ユリそしてシン・ヒョンス3人の切ないロマンス、名脇役、そして伝統的民俗芸能「パンソリ」などドラマを盛り上げるドラマ音楽(OST)と見どころ満載の本作が、地上波放送されるこの機会をお見逃しなく。

【「ポッサム」を2倍楽しむ】では、ドラマの4つの見どころやキャストの紹介、時代背景、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめているので視聴の参考にどうぞ。

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 2023年10月10日スタート 月~金8:15-9:11
YouTube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「ポッサム‐運命を盗む」を2倍楽しむ】