ジュノ、勇ましく虎退治!「赤い袖先」(全27話)第3-4話:運命の再会はとんだ災難で…ネタバレ、豆知識、画像
ジュノ(2PM)とイ・セヨンが共演したアジア中に空前の“袖先”シンドロームを巻き起こした切ないラブ史劇「赤い袖先」(全27話)BSフジ【182ch】で8月20日から放送の第3話、第4話のあらすじと見どころ、豆知識など紹介。日本公式サイトとYoutubeで日本版トレーラーが公開中だ。
※182chの視聴方法は、BSフジにチャンネルを合わせてリモコンの「赤ボタン」を押す。
以下【「赤い袖先」を2倍楽しむ】で紹介した全17話版で紹介したネタバレあらすじを編集したので、あらすじや見どころが前後することもあります。視聴後に訂正します。ネタバレが気になる方は【2倍楽しむ】にネタバレなしも用意しています。
■キャスト⇒押さえておくべきキャストと登場人物13名を紹介
イ・サン役:イ・ジュノ(2PM)
ソン・ドギム役:イ・セヨン
ホン・ドクノ役:カン・フン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン
ほか
【第3話あらすじと豆知識】
書庫にいたドギムから追い出されたサンは、いまいましい思いに再び書庫へ。たかが見習い宮女が「世子様の人間」というドギムに怒気をはらんで言葉にしかりつけるが、ドギムのセンガクシと言う言葉に少年の頃に出会った少女を思い出す。そしてドギムの筆致の美しさに驚くサン。ドギムのあまりにも高圧的な態度のサンに「一体ない者」と聞く。するとサンはとっさに「ホン・ドンノだ。兼司書」と答えてごまかす。兼司書と言えば、イケメンで優しいと宮女の間で噂のモテ男。実物を見てがっかりと言いうドギムに、怒り心頭のサンはそのまま出て行こうとし、ドギムはそんなサンを塩を撒いて書庫から締め出してしまう。
※兼司書(キョムサソ):王世子に四書を教える官職。
ある時、ドンノに連れられて宮女の祭りの準備を見物したサンは、ドギムがお金を集める為に読み聞かせていた本に自らと父を重ねてしまう。そしてドギムに小説を読む事を禁じるが、ドギムは兼司書に命令される事が納得いかなかった。
ある日、本物のドンノと庭で出会ったドギムは、その優しい物言いや態度に「こんな人こそが兼司書様だわ」とうっとり見惚れる。ドンノは王、英祖に呼ばれ、サンが翊衛司を虎退治に送っていることへの苦言を呈する。
※翊衛司(イグィサ):日本の防衛省にあたる“兵曹”所属の世子や世孫専属の護衛。詳しくはコチラで。
自信満々に反省文を持ってきたのがドギムだと気付いたサンは、書庫での無礼な態度への報復として何度も書き直しを命じる。ところがドギムは書庫にやって来るサンをドンノだと思ったまま、反省文の書き直しのアドバイスを求める。
「虎に関する本を全て持ってきたら頼みを聞いてやる」という言葉に従いアドバイスを受けるドギムだが、反省文を持ち込む度に書き直しを命じられ、途方に暮れる。
■見どころ
サン(ジュノ)の勇ましい姿も見られる。古くから虎が多く生息した朝鮮は「虎の国」とも呼ばれたほどで、時代劇でも「ホジュン~伝説の心医」(9話)や「ホン・チョンギ」(3話)など、時に恐ろしい生き物として、時に神の使いとしてたびたび登場する。
第1話のラストにはロマンチックなシーンとして描かれたが、動揺して何度もサンを水中に沈めてしまうドギムがコミカルに描かれている。宮中での派閥争いや父の死など複雑な環境に置かれているサンが天真爛漫なドギムと出会って繰り広げるバトルがコメディタッチで描かれ観ていて微笑ましい。そんな中、ドギムが読む小説を聞いたサンの脳裏に浮かんだのは、英祖が息子である自分ではなく孫のサンばかりを寵愛することに嫉妬し、サンを傷つけた辛い思い出。
サンの正体に気づかないままのドギムや、サンがドギムに頼み事をした目的など、気になる展開に次回も目が離せない。
©2021MBC【第4話あらすじと豆知識】
書庫でドギム(イ・セヨン)は、ドンノだと思い込んでいるサン(ジュノ)が、誰もやろうとしない虎退治を進んでやろうとする姿に感動する。ドギムが今夜の祭りでまた小説の読み聞かせをすると知ったサンは、仕事を命じでドギムを祭りに参加させないようにする。
ところが凶暴な虎が王宮に迫る中、祭りの最中である宮女たちを逃がす為にサンは、ドギムに小説の読み聞かせを頼む。ドギムが読み聞かせをするからと、一つしか無い出入り口を使って幼い宮女から順番に外に出るよう誘導するのだ。ところが虎の鳴き声が響き周囲はパニックに。幼い宮女が取り残されていると知ったドギムは助けに向かうがそこで虎と遭遇し、絶体絶命のピンチをサンに救われる。
※『雲英伝(ウンヨンジョン)』:ドギムが読もうとした、朝鮮後期に創作された作家不詳の悲恋小説。詳しくは「ポッサム」10話で。
虎を仕留め、宮女たちを救ったサンだが、朝鮮王朝21代国王英祖(イ・ドクファ)の許可なく勝手な行動を取ったことを宮殿の前で跪き、ただひたすら英祖の許しを待っていた。
サンを世孫ではなく兼司書だと思いこんでいるドギムは、虎狩りに加わった全員が英祖からの罰を受けると知って安否を気遣う。その様子にドンノ(カン・フン)はサンが身分を偽ってドギムと会っていた事に気づくが何も語らなかった。
虎は王だけに許される狩り。この騒ぎを利用してサンを反逆罪で世孫から廃位させようと画策する叔母のファワン翁主(ソ・ヒョリム)は左議政ホン・ジョンヨを説得するべく自らの養子チョン・フギョムを送り取引を持ちかけるが、本件での反逆罪は難しいと告げられる。
※和緩(ファワン)翁主:英祖と暎嬪(ヨンビン)李氏の末娘。英祖の寵愛を受け、サンとは老論派として対立する。※左議政(チャウィジョン):領議政・右議政と並ぶ最高官職で現在の副首相に当たる。
■見どころ
何人もの犠牲者を出した凶暴な虎の登場から始まる第4話では虎と向き合い絶体絶命のドギムや、それを救い虎狩りを成し遂げるサンなど手に汗握る展開が視聴者を引き込む。
イ・サンの廃位を望むファワン翁主が取引を求めた左議政、そして彼と裏で結託しているのが宮女たちを束ねる提調尚宮チョ氏(パク・チヨン)と次々に明かされ、サンを陥れようとする勢力の存在が明るみになってきた。提調尚宮チョ氏がドギムを気に入って東宮に仕えさせようとするのには何か思惑がありそうだ。
更にサンに忠誠を誓う兼司書のドンノもまた左議政の裏に別の勢力があると気づき、妹をサンに嫁がせて実権を握ろうとしているのではないかと取れる発言をする。サンやドギムにとっては信頼のおける人物の裏の表情に今後の展開が期待できる。
◇BSフジ「赤い袖先」番組サイト
2024年8月16日-9月23日 月-金8:55-10:00 (182ch)
2023年10月5日-11月10日 月-金10:00-11:00 終了
◇公式サイト
◇トレーラー
【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】