「烈女パク氏契約結婚伝」イ・セヨン、ロコ女王が史劇で華々しく帰還!視聴者からも絶賛の嵐!第1・2話あらすじ見どころ
大ヒットドラマ「恋人」の後続作として注目を浴びていたMBC金土新ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」が放送スタートし、初回視聴率5.6%、第2話5.9%を記録し幸先の良いスタートを切った。今回は11月24・25日に放送された第1・2話のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。「MBCdrama」チャンネルにて予告動画など公開中だ(日本語字幕なし)。
「烈女パク氏契約結婚伝」は同名のNAVERウェブ小説を原作とした、死を超えて2023年の韓国に到着した19世紀の欲望儒教ガールのパク・ヨヌと、感情のないカン・テハの契約結婚を描くファンタジードラマ。
■キャスト
パク・ヨヌ役:イ・セヨン
カン・テハ役:ペ・インヒョク
サウォル役:チュ・ヒョニョン
カン・テミン役:ユ・ソンホ
ほか
■第1話あらすじ
漢陽一の怨女(未婚女性)、吏曹判書パク大監の一人娘パク・ヨヌは、周囲には内緒で服を作って販売し、二重生活を続けていた。ヨヌの親は適齢期になっても嫁にいかない娘を心配するも、ヨヌは結婚になど縛られず自由に生きることを望み、自身の夢であった服を作る仕事に集中した。しかしある日、誰かがヨヌのデザインを盗用し偽物が出回り、ヨヌは服屋との取引が切られてしまう事態に。そこでヨヌは名誉挽回のために「巷でチュナム(醜男)だと有名なクァンブ(未婚男性)に自分の服を着せ、結婚させてみせる」と、鼻息荒くその家に向かう。そこにいたテハはヨヌを一目見てすぐに自身の初恋相手だと気づき嬉しくなり、ヨヌが会いに来たチュナムのもとへと連れていくと言う。しかしヨヌは全く気づかない様子に少し残念そうなテハだった。
そんな中、ヨヌが作った服が運悪く王の目に入り、風紀を乱す服を作った者を捕まえろという王命によってヨヌの身に危険が迫る。テハや緑色の目をした女性(イ・ヨンジン)の助けで何とかその場を乗り切るも、その後サウォルに連れられ帰宅したヨヌは、母から急な婚姻を告げられる。ヨヌが内緒で服を作っていたこともばれてしまい、必死の抵抗も虚しく「女性が何かをしたいと夢を見ること自体が罪だ」とばっさり切り捨てられてしまう。
顔も知らない相手との結婚を勝手に決められたヨヌは憤りを感じ、夜に逃げ出す。するとテハと再会し、そのまま夜の街を歩く二人。落ち込んだヨヌをテハは優しい言葉で慰めてくれ、その優しさに惹かれるヨヌだった。
結局親の決めた婚礼は避けられず当日を迎えたヨヌ。旦那となる相手はかの有名なチュナム(醜男)と聞いていたが、実はテハが目の前に現れ驚くヨヌ。しかし、幸せだった瞬間もつかの間、その夜にテハは心臓の病がありいつ死ぬかもわからないと事情を打ち明け離婚の旨を告げる。どんな覚悟で結婚したと思ってるのだとヨヌは反対するが、その直後テハは血を吐いて倒れ、亡くなってしまうのだった。こうしてヨヌは夫を失った深い悲しみに暮れていたものの、突然謎の人物によって拉致され、井戸に突き落とされてしまい…!
■見どころ
初回は全国平均視聴率5.6%を記録。特にテハが死を迎える場面は瞬間最高視聴率7%を記録し、同時間帯金土ドラマ1位、好調な出だしを切った。 先週最終回を迎えたナムグン・ミン×アン・ウンジン「恋人」の初回視聴率は5.4%だったことから、それを上回る初回視聴率であため、本作も「恋人」同様にヒット作となるか?と大きな期待が寄せられた。
朝鮮時代では20歳で婚姻ができない女性を、怨恨を持った女性ということでウォンニョ(怨女)、男は空虚な男という意味でクァンブ(曠夫)と呼ばれていた。またチュナムとは醜男という意味で、対義語はミナム(美男)と、こちらは聞いたことがある人も多いだろう。巷で有名な「チュナム(醜男)のクァンブ(未婚男性)」がまさかテハだとは、ヨヌだけでなく誰も信じないだろう。自由に生きたいが親の決めた結婚に逆らえず落ち込むヨヌが「自身の羽でどこへでも行ける蝶が羨ましい 」と言うと、テハは「あなたもいつか蝶のように、自身の行きたいところに飛んでいける」と何とも素敵な言葉で励ます。イケメンな上にこんな優しい言葉をかけてくれるテハに、つい「婚姻されましたか?」とうっかり聞いてしまうヨヌの気持ちに、多くの視聴者が同調したはず!
結婚に縛られたくないヨヌは「私は好きなことをして生きたいだけ、罪ではないでしょう」と母に言うも否定されてしまい、ヨヌのような女性はとても生きづらい時代だったことだろう。しかしながらヨヌの服はとても斬新で、韓服がまさかのミニスカート丈!?世の風紀を乱したと王の逆鱗に触れてしまうが、現代の我々が見ても少し斬新なデザインだと思ってしまう程。しかしとても美しい色味でもう少し見てみたかったと残念に思った方も多いのでは。今後現代でもこのヨヌの実力が開花し、蝶のように好きなところへ羽ばたけるのか?!
またこれまでにも多くのドラマ撮影が行われてきた、火の粉舞うノスタルジックな花火“落火ノリ”は、本作品でもロケ地で使われており、ロマンチックなシーンを演出しており、注目だ。
MBC DRAMA公式Xより■第2話あらすじ
井戸に落とされたヨヌが水中から顔を出すと2023年韓国のとあるホテルのプールだった。その時ホテル内で結婚式を準備していたテハが、溺れるヨヌを救出する。意識を取り戻したヨヌはテハの顔を見るやいなや「旦那様!」と呼んで抱きつくも、テハは何のことやらさっぱりで、冷たく突き放す。しかしテハは、自身が結婚しなければ手術を受けないと言い張る祖父カン・サンモ(チョン・ホジン)のために偽装結婚を計画していた。どうしても結婚をしなければならなかったため、逃げた新婦の代わりにヨヌを新婦として迎えようと思いつき、急に態度を変え「私の新婦になってくれますか?」とヨヌにプロポーズをする。その後すぐに結婚式が行われるが、キスする状況になり慌てたヨヌは、テハが近付いてきたところでそのまま気絶してしまった。
ヨヌは覚めた後も「三途の川を渡ってあの世で旦那様にまた会えた」と喜ぶも、冷たくあしらうテハは秘書ホン・ソンピョ(チョ・ボクレ)に後始末を頼むとヨヌをぞんざいに扱う。 その後ヨヌは韓服を来た外国人観光客についていき一人はぐれてしまい、その後もソウルの街を彷徨い、ここが朝鮮ではないという事実に落ち込む。
ヨヌが消えたと秘書から報告を受けたテハはヨヌを探すよう指示するが、祖父サンモが急にテハの家を訪れ、慌ててテハ自身もヨヌを探し始める。そして遂にコンビニでヨヌを発見するが、テハを見ても無視して通り過ぎようとするヨヌ。テハはヨヌをつかまえ「私の妻になってくれ」と頼むが、ヨヌは詐欺師だと一喝してテハに頭突きをかます。その後もテハは交渉し続き、行き場のないヨヌは報酬をもらえるならと冷静に考え、契約成立。
こうして祖父の前で妻役をこなしたヨヌは、その後テハに何日間か居場所を提供してくれ、さもないとすぐに祖父のもとへ行くと脅し、テハの家で過ごすことになる。そんな中、テハの結婚の事実を後から知った母ミン・ヘスク(チン・ギョン)は、テハの家に突然訪れる。ヨヌはヘスクの顔を見るや、自身や家族を粗末に扱ったテハの母を思い出し、恐怖で立ちすくむ。ゆっくりと近づくヘスクはヨヌの目の前に立ち「あなた、私が誰だか分かるようね」と、ヨヌの顔を撫でるのであった。そこへテハが現れ「他人の家で何してるんですか」と母の腕を掴み…。
■見どころ
第2話は全国平均5.9%、瞬間最高視聴率8.8%を記録と、初回より更に視聴率アップ!本話は現代ソウルが舞台となり、タイムスリップのストーリーではあるあるの展開であるも、現代にタイムスリップしたヨヌの姿に思わず笑ってしまうシーンが続く。ヨヌが韓服を来た外国人観光客を朝鮮人と間違えて話しかけたり、スマホに驚いたり、チョコパイを食べてその美味しさに感動するなど、可愛らしい姿の連続で、イ・セヨンの魅力が大爆発!「赤い袖先」で人気を博した彼女が再び史劇にカムバックしたが、やはり彼女の演技力や魅力に「史劇イ・セヨンは強い」「やはり、イ・セヨン」といった期待を裏切らないロコ女王の実力を見せつけた。
また一瞬しか描かれなかったが、サウォル(ジュ・ヒョニョン)もソウルにタイムスリップしてきた!?韓国でも人気が凄まじく「今後主役もどんどんやってほしい」などと視聴者の期待の声が多く寄せられているジュ・ヒョニョンだが、来週以降に更に詳しい展開が繰り広げられることだろう。イ・セヨンとのケミ爆発シーンに期待だ。
◇MBC「열녀박씨 계약결혼뎐」HP
◇YouTube「MBCdrama」チャンネル
◇YouTube予告動画(日本語字幕なし)
【作品詳細】【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】