草彅剛が挑む、社会派ミステリー「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」前編約2分予告動画解禁【2024冬ドラマ】
ろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる子供・コーダを主人公にしたミステリー!エキストラも含めると30名以上のろう者・難聴者・コーダの役を当事者が演じる話題作!NHK総合 2023年12月16日22時から「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」前編が放送される。予告映像が番組公式サイトで2分の予告動画が公開された。
近年、手話やろう者の世界について、テーマとして取り上げたドラマが放送されたり、海外でも高い評価を得る映画(『コーダ あいのうた』)が公開されたりするなど、社会的な関心が高まっている。2025年には世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が日本で初めて開催される。「ろう者・ろう文化」についての理解がより広く求められていると言える。
そんな流れにぴったりとなるドラマが放送される。原作は、丸山正樹による小説『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』だ。読者の熱い要望によりシリーズ化され、10年以上にも渡って根強い支持を得る作品群の中からドラマ化されるのは、人気に火をつけた1作目となる。仕事や家族を失い人生に迷う男性が自分の唯一の技能である手話を活かして「手話通訳士」になり新たな人生のスタートを切る物語が、殺人事件をめぐるミステリーとともに繰り広げられる。
主演は俳優として活躍めざましい草彅剛だ。演じる荒井尚人はろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる子ども、コーダ(Children of Deaf Adultsの略)であり、自身の生き方や他者との関わり方について悩み、現在と過去の事件を追う中で自身が果たして何者なのか周囲の人から問われ自分自身にも問いかけることになる人物となる。
このドラマでは20名近い「ろう者・難聴者」のほぼすべての役を実際にろう・難聴の俳優が演じることも話題となっている。
また、Eテレで2月4日、11日の午後3時45分から再放送され、さらに、このドラマのメイキング映像はどは12月13日に20時からNHK Eテレの「ハートネットTV」で放送される。
◇ NHK Eテレ「ハートネットTV」番組公式サイト
■前編あらすじ
ろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる荒井尚人は手話通訳士として働いている。
荒井が追うのは「ろうあ者をめぐる殺人事件」だ。隠された過去が浮かび上がり、衝撃の事実が明かされる。荒井はろうあ者たちに信頼してもらえるのか?そして、明かされる事実とは?
NHK総合 2023年12月スタート。毎週土曜日22時放送「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」。出演:草彅剛、橋本愛、松本若菜、遠藤憲一ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK総合「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」番組公式サイト
【2024年冬ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】