趣里と水上恒司の恋!反対が大きければ大きいほど恋は燃え上がる!「ブギウギ」第11週ネタバレと第12週予告

2023年12月15日08時46分ドラマ
©NHK

スズ子の前に現れた10歳年下の学生・村山愛助(水上恒司)の気持ちは一途だった!そんな愛助と距離を縮めるスズ子(趣里)!二人の恋はどうなる?NHK朝ドラ「ブギウギ」の第11週「あなたのスズ子」(12月18日~12月22日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第11週は12月11日から放送された。スズ子に恋が訪れる。子どもの頃はペリーが好きといい、歌劇団に入ってからは演出家の松永(新納慎也)に心をよせるも失恋してしまう。それ以来、スズ子は歌に生きてきたが、運命の人とついに出会ってしまった。相手は10歳年下の大学生の村山愛助(水上恒司)だ。もともとはスズ子の大ファンというところからスタートするが、この村山愛助は村山興業という大会社の跡取りだけに10歳年上のスズ子との恋は早速邪魔が入る。



邪魔をするのは、東京での生活を面倒見るように社長(小雪)から言われている東京支社長・坂口(黒田有)だ。たたき上げの強面だが、愛情にももろいところもある。愛助を守るためにスズ子と別れさせようとする“悪人”にどれだけ徹することができるのか?実は脚本の足立紳から黒田は「当て書きしたので大丈夫です」と言われているそう。朝ドラ初出演のプレッシャーをはねのけて、悪人ぶりをどうみせてゆくのか。

12月18日から放送となる第12週は、戦争が厳しくなり、地方巡業に向かうもギャラが支払われないということも続く。楽団の財政はピンチを迎える。スズ子と愛助は互いを思う気持ちを募らせてゆくが、10歳の年の差、村山興業の跡取りと流行歌手という身分差など、様々な障害が二人を襲う。二人の恋はどうなるのか?

そして、ドラマ内に登場する村山興業は吉本興業をモデルにしていると言われるが、吉本興業の創設者であるテンを主人公とした朝ドラ「わろてんか」が、2017年に葵わかな主演で放送されている。「ブギウギ」では葵わかな演じた社長役に小雪、成田凌演じた息子役が水上恒司が配されている。以前のドラマとのつながりを見つけて楽しむ視聴者も多い。



【第11週(2023/12/11-12/15)あらすじ】
昭和18年、アメリカとの戦争に終わりが見えない中、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていた。スズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)から作曲してもらった「アイレ可愛や」を歌い、相変わらず人気を博していた。そんなある日、巡業で訪れていた愛知の劇場で、歌い終わったスズ子たちの楽屋に、スズ子の大ファンだという一人の学生(水上恒司)が興行主に連れられてやってくる。スズ子はその姿をみて、実際には似ていないのに、弟の六郎(黒崎煌代)のことを思い出してしまった。

興業を終え、旅館に向かう。これからはマネージャー業の修行をしてもらうと五木(村上新悟)に言われていた小夜(富田望生)だったが、財布にお金がない。混乱する小夜はスズ子たちと同じ旅館にやってきた学生が金を盗ったと疑ってしまう。スズ子はおわびに、学生さんを食事に誘った。その学生さんは村山愛助という名前で、スズ子の大ファンなのだと話す。

翌朝、スズ子たちが旅館を出ようとすると、愛助がすでに宿代の半分を支払ってくれているという。スズ子は驚くが、五木や小夜はいいのではないかと言い出してしまう。そして、次の巡業先へ向かおうとスズ子たちが汽車に乗り込むと、愛助も同じ車両に偶然乗り合わせているのだった。またしても、小夜が愛助に酷いことを言うが、前の席に座っていた少女が小夜にむかって「鬼」という。優しい愛助をいじめるからだと。さらに、愛助が大阪の芸能事務所の村山興業の跡取りだとわかった。五木は急に態度を変える。

スズ子は場の雰囲気を変えようと、少女が望む「ふるさと」を歌った。列車内がみなスズ子の声に引き込まれた。

神戸での公演を終えたスズ子は久しぶりに大阪のはな湯を訪ねる。懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をする。皆、相変わらずに見えるが、結婚したり、子どもが出来たりと少しずつ替わっていた。さらにスズ子はUSKの稽古場にも顔を出す。秋山(伊原六花)、リリー(清水くるみ)、桜庭(片山友希)、そして林部長(橋本じゅん)と久しぶりの再会を果たす。

スズ子が東京に戻ると、愛助からたくさんの手紙が届いていた。小夜は「男は欲の塊だ」といって愛助からの手紙にも嫌悪感を持つ。そこになんと愛助自身がやってきた。そろそろスズ子が東京に戻っている頃と思い、誘いにきたのだ。小夜は反対するが、その小夜を連れていって良いならとスズ子は愛助の家を訪ねることにした。

愛助の部屋は音楽などの資料でごった返していた。とりあえず座る場所を作るスズ子と小夜。愛助はスズ子のレコードもたくさん持っており、スズ子の魅力について語り、「ラッパと娘」の素晴らしさについて熱弁をふるう。帰り際、愛助はスズ子にまた会いたいと伝え…。やがて、スズ子と愛助は二人で会うようになるのだが、怪しいスーツ姿の男がその様子を密かに見ていた。その男性は村山興業東京支社長・坂口(黒田有)だった。愛助の母親からお目付役を仰せつかっている。坂口は楽団の事務所にやってきた。そして、愛助をたぶらかさないでほしいという。スズ子は「友達」というが、五木は「村山興業に目をつけられてどうする」といって、坂口の言う通りにさせるという。

スズ子は「もう会えない」と愛助に伝えるが、かえって愛助から「恋人になってください」と言われ、スズ子は「ちょっと考えさせてほしい」と答える。それ以来、スズ子は恋に思い悩んでいた。

そんな思い悩むスズ子に、小夜は悩みを聞こうと、伝蔵(坂田聡)のおでん屋台で話をすることにする。学徒出陣の新聞を読んで、愛助も戦地に向かわねばならないのかと考えると胸が痛いと小夜に話す。小夜もスズ子が本気なことがわかってきた。

スズ子が思いきって、愛助の下宿を訪ねると、坂口が来ていて愛助にスズ子との交際を辞めるように口酸っぱく話している。廊下でその話を聞いているうちに、スズ子の怒りのボルテージがあがり、ドアをあけて「なんやさっきから聞とったら、ええ加減にしなはれ!」と大声で怒鳴ってしまった。



【第12週(2023/12/18-12/22)あらすじ】
■第56話(月)
愛助(水上恒司)と坂口(黒田有)の話を聞いたスズ子(趣里)は、耐えきれずに部屋に押し入る。ここで話をつけようと言う坂口に対して怒るスズ子だったが、愛助がまずは二人で話をすると言うことでとりなす。二人になったスズ子と愛助は、お互いの思いを伝え合う。愛助は体が弱く同級生と同じように戦地にいけないことに引け目を感じており、このような状況の中で恋愛をしていいのか悩んでいると伝える。

■第57話(火)
スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)の仲はすぐに噂で広まり、羽鳥善一(草彅剛)や麻里(市川実和子)にも噂について追求される。しかし、スズ子は返事を待つ身で、相手のことはどうしようもない状況で、思い悩むばかりだと伝え相談する。一方の愛助は、母・トミ(小雪)から手紙をもらったことがきっかけで、スズ子との関係のことである決心をする。そうしたある日、スズ子たちの楽団事務所に愛助が訪ねてくる。

■第58話(水)
スズ子(趣里)は愛助(水上恒司)からの告白を受け、二人は交際を始めることとなった。スズ子は巡業先でも愛助に手紙を書き、二人の仲はますます深まるばかりだ。一方、楽団の地方巡業はスズ子の歌う「アイレ可愛や」で好評だったが、ギャラがちゃんと支払われなかったり、警察からの規制などもあったりして、収支は厳しい状況だった。そんな中、マネージャーの五木(村上新悟)は坂口(黒田有)とひそかに会って話をしていた。

■第59話(木)
長野に巡業に来たスズ子(趣里)たちのもとに、スズ子の大ファンだという子連れの女性が楽屋を訪ねてくる。その子どもはマネージャーの五木(村上新悟)のことを「お父ちゃん」と呼ぶのだった。スズ子は五木に、この女性のことや馴(な)れ初めを聞き、五木の覚悟を知る。そして、スズ子は五木にボーナスを支払うという話をするが五木は断る。しかし、公演後、五木の姿はどこにも見当たらなくなっていた。

■第60話(金)
愛助(水上恒司)は母・トミ(小雪)に呼び出される。トミからは、スズ子(趣里)に会うのはやめるように言われ、山下(近藤芳正)がマネージャーになることも認めないと言われてしまう。反論する愛助だったが、聞き入れられることはなく、スズ子に会わせるようにと言われるだけだった。そうして、スズ子は初めてトミと会うことになる…。一方、羽鳥善一(草彅剛)は陸軍の報道班員として日本を離れ上海に行くことになる。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,水上恒司,草彅剛,市川実和子,水川あさみ,ふせえり,坂田聡,陰山泰,黒田有,村上新悟,えなりかずき,富田望生,黒崎煌代,近藤芳正他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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