【最終回】NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」第15話“ウソと汚名”でアンドレアが罪を告白!…ネタバレと第16話予告

2023年12月25日11時09分ドラマ
NHK番組サイトより

クリスマスイブの12月24日(日)23時より「DOC(ドック)2あすへのカルテ」第15話“ウソと汚名”がNHK総合にて放送され、アンドレアが内科チームに罪を告白…。リッカルドが院内感染で重篤な事態に!次回最終回の16話は2024年1月7日に放送される。NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開中だ。



「DOC(ドック)あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語。

12月25日に放送された第15話「ウソと汚名」(原題はスティグマ:差別・偏見)では、士官候補生のマルティーノと老齢の庭師・ジェラルドが入院してくる。性感染症に似た症状のマルティーノは、厳格な父の元婚前交渉をしたことを隠していたが、実は過去に患っていたハンセン病が再発したことが判明する。一方、本屋を営む息子の将来を心配しているジェラルドは感染力と致死率の高いKPC感染症にかかり命の危機に…。そして、ジェラルドを治療していたリッカルドも感染してしまった。

最終回まで残すところあと1話。ついに内科チームに自分がロレンツォの診断書を改ざんしたことを明かしたアンドレア。ロレンツォより他の患者を優先させたこと、自分の保身のために行ったと語るアンドレアに、内科チーム全員が軽蔑の目を向けた。娘のためとはいえ、医師としてあるまじき行為をしたことには変わりなく、物事を複雑にしてしまったアンドレアに責任があるのも事実。

それでも、アンドレアが保身のためだけにそんなことをするはずはないと、親友のエンリコ、そしてライバルだったチェチーリアもアンドレアの告白の真意を探ろうとし、結局、彼が娘のために間違いを犯したことを知り彼を許すことに。記憶を失っても、間違いを犯しても、信頼し合う彼らの友情がまぶしい。

そんな中。カルーソの数々の陰謀もアニェーゼの調べで明らかになってきた。アンドレアは未だ窮地を脱しておらず、リッカルドは致死率の高い感染症に倒れてしまった。次回、来年1月7日に放送される最終回でアンドレアは医長、アニェーゼは医院長に復帰できるのか?リッカルドは助かるのか?コロナ禍が再来したように強制隔離されてしまった病院内で、新たな細菌治療に内科チームが一丸となって挑む!

■前回:第15話「ウソと汚名」ネタバレあらすじ
アンドレアの医長試験最終日。士官候補生のマルティーノが倒れて入院してくる。症状から性感染症が疑われたが彼は性行為をしていないと言う。一方、老齢の庭師・ジェラルドは股関節の手術を受けたあと、骨髄炎をおこし、本屋を営む息子に付き添われて入院。始めは受け答えもしっかりしていたが状態が徐々に状態が悪化。彼と同室の患者も急変する。

そんな中、アンドレアは、主治医としての復帰まであと一歩というところで、突然カルーソからロレンツォへの医療過誤と診断書改ざんで訴えられる。アンドレアが自分の保身のために事実を隠ぺいしたと認めたため、事情を知っているリッカルドを除いた内科チームの全員がアンドレアを非難する。特にジュリアは愛するロレンツォを奪ったアンドレアの態度を許すことができない。

同じころ、アニェーゼはカルーソの秘書コスタンツァから、彼が不審な動きをしているとの情報を得る。病院がIT停電に見舞われる前日、カルーソがPCを院外に持ち出していたというのだ。IT 部門の責任者に今回の停電の原因が外部からのハッキングによるものかどうか説明を聞きに行ったアニェーゼは、カルーソが手段を択ばすアンドレアを追い出そうとしていることに気が付く。

アンドレアは停職処分を告げられ病院を出て行ったが、まだ正式な処分は出ていないとチェチーリアに言われ、翌日カロリーナと共に病院に出勤してくる。ダミアーノに慰められたジュリアも出勤するが、アンドレアに「ここに必要ないのは貴方の方」と冷たく告げた。

マルティーノは厳格な父が婚外交渉を嫌っていたため、士官学校の同期とセックスしていたことを隠していたが、性感染症ではなかったことが判明。彼が幼い頃、両親とともにブラジルに居たことが分かったが、その後両親は海外に出かけていないという。しかし、実は彼の母はブラジルに愛人がおり、年に1、2回逢瀬していたことを明かした。



アンドレアが不正を働いたことを信じられないエンリコ。そして、アンドレアの裏切りを心底軽蔑するテレーザ。アンドレアを呼び出したエンリコは、彼が娘のために不正を働いたことに気づき彼を許した。

マルティーノを担当するエリザが感染症の培養を進める中、ガブリオルがイタリアに帰省、2人が再会を喜び抱擁しあっているところに、エンリコからの助言でマルティーノの病名に気づいたアンドレアがやってきた。マルティーノは幼い頃に感染したハンセン病を再発させていたのだ。

マルティーノの父は息子が「ライ病」を患っていることを恥だと感じるが、カロリーナは今は治療法もあり「ハンセン病」と呼ぶのだと戒めた。

アニェーゼはチェチーリアに、アンドレアが娘を守るために嘘をついたこと、カルーソがアンドレアを追い出すために、医長試験の日に停電を仕組んで多くの人の命を危険にさらしたことを知らせる。チェチーリアはアンドレアから真実を聞き出そうとするが、アンドレアは質問をはぐらかし続ける。

ジェラルドと同室の患者の容態が急変し死亡。ジェラルドも呼吸が荒くなっていく。感染力と致死率の高いKPC型カルバペネマーゼ産生腸内細菌感染症だと判断した内科チームは、院内感染が広がっていることを疑う。内科医長のチェチーリアは上層部との会議が終了し、アニェーゼに自分はアンドレア側に着くと宣言する。

■次回:第16話あらすじ
内科病棟内で蔓延した新種の細菌により、コロナ禍同様、医療従事者全員に強制隔離が言い渡された。チェチーリアはジュリアに2種類の抗生物質を投与するよう命じるが、その投与は無駄であることが判明。病状の重いリッカルドを看病していたアルバも体調がわるくなり…。

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■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
カロリーナ・フィンティ:ベアトリーチェ・グランノ(声:廣田悠美)
チェチーリア・テデスキ:アリーチェ・アルクーリ(声:小林ゆう)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2022年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2023年9月17日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

NHK「DOC(ドック)2あすへのカルテ」番組情報サイト

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