2024年も韓国時代劇が人気…「高麗契丹戦争」に続いて「幻想の恋歌」「夜に咲く花」「魅惑の人」など1月スタート
昨日のMBC演技大賞でナムグン・ミン主演の時代劇「恋人」が大賞をはじめ9冠を受賞し、今夜放送されるKBS演技大賞でもチェ・スジョン主演の時代劇「高麗契丹戦争」が有力視されている。受賞の様子はYouTubeで公開される。
日本でも韓国時代劇は人気のジャンルだが、韓国では「恋人」が最終回12.9%を叩き出しシンドロームを巻き起こすほどの人気を博し、かつて大河のKBSと呼ばれた同局でも高麗時代の契丹との戦争を背景にした「高麗契丹戦争」が11月から始まると、歴史的事実に基づいた深いストーリーテリング、感覚的な演出、そして俳優たちの優れた演技、巨大なスケールが組み合わさり、視聴者に深い印象を与えた。視聴率もニールセンコリア全国基準によると、5.5%から始まった「高麗蛮倭戦争」は第5話で8%を超え、第10話で10%まで数字を伸ばした。
こうした視聴者の反応を受けて、2024年もファンタジーロマンスの「幻想恋歌」、アクション&コミカルたっぷりの「夜に咲く花」、切ない復讐劇「魅惑の人」など各局で時代劇が放送される。
【KBS月火22:10「幻想恋歌(환상연가)」】
©KBSKBSでは1月2日から新月火ドラマ「幻想恋歌(환상연가)」を22:10から放送する。「幻想恋歌」は、相反する2つの人格を持った男と、その男を愛する女の愛を描いたファンタジー時代劇で、同名の人気ウェブトゥーンが原作。元Wanna Oneパク・ジフン、多重人格の太子に変身し、プロデュース48出身のホン・イェジがデビュー作にして時代劇ヒロインを務める。
■あらすじ(原作あらすじ)
反逆者の濡れ衣を着せられ、皆殺しにされた延氏一族の唯一の生存者・延月(ヨンウォル)は、王に復讐するために自分の身分を隠したまま刺客になる。 延月は女官として王宮に潜入し密かに王の首を狙うが、王の罠に陥った彼女は記憶を消す「睡魔香」を嗅ぎ気を失って倒れる。 翌日、延月は過去の記憶を失ったまま目覚めるが、なぜか王の意向で後宮となり…!? これは暗闘と刺客、そして愛の物語。
◇YouTube「환상연가」総合予告
【MBC金土21:50>「夜に咲く花(밤에 피는 꽃)」】
©MBC1月12日からはMBC新金土ドラマ「夜に咲く花(밤에 피는 꽃)」を21:50から放送する。
「ワン・ザ・ウーマン」で二役と激しいアクションに挑戦したイ・ハニが、本作では未亡人チョ・ヨファ役で変装とアクションをコミカルに魅せてくれる。「ゴールデン・スプーン」のイ・ジョンウォンが融通の利かない従事官スホ、「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」に続いてイ・ハニと共演するキム・サンジュンが義父ソク・ジヨン役を務める。
■あらすじ
朝鮮最高の名門家に嫁いだヨンファは、初夜も迎えずに未亡人になってしまった。昼間は烈女として生きているが、正義感の強い彼女は夜になると仮面をつけて助けを求める者を助けに行く三直人ヒーローとなる。一方、ソウルの四大門の中で皆が憧れるイケメン従事官パク・スホは覆面をかぶった者を捕まえるために昼夜を問わず追いかけるのだった。
⇒【各話のネタバレあらすじと見どころなど】
◇YouTube「밤에 피는 꽃」3次予告
【tvN土日21:20「魅惑の人(세작, 매혹된 자들)」】
©tvNそして、tvNでは新土日ドラマ「魅惑の人(세작, 매혹된 자들)」を1月21日21:20から放送する。こちらは王権と政治権力争いの危機に瀕した王イ·イン、そして復讐のために彼を惑わそうとして魅惑されてしまうセジャクカン·ヒスの残酷な恋物語。
“細作(セジャク)”とは忍びの者。間者(かんじゃ)、スパイという意味で、「模範刑事」などで堅実な演技力を認められたチョ・ナムグク監督と、「王になった男」でtvNの名作時代劇神話を始めたキム・ソンドク作家が協力し、「賢い医師生活」のチョ・ジョンソクが「緑豆の花」以来の時代劇で王イ・イン役を務め、「六龍が飛ぶ」「新米史官ク・ヘリョン」など多くの時代劇経験のあるシン・セギョンが王に復讐するために間者となり男装も披露する。
■あらすじ
イ・インとヒスは囲碁を通じて親友になるが、その後、王と細作として再会し、権謀術数に満ちた宮中で目的を隠して、お互いを騙す残酷な恋愛模様を繰り広げることに…。
Netflixシリーズ「魅惑の人」は1月21日より独占配信
⇒【「魅惑の人」を2倍楽しむ】
◇YouTube「세작매혹된자들」ロマンスティーザFULL予告
さあ、「高麗契丹戦争」を超える作品は出てくるのか?特に週末ドラマの「夜に咲く花」と「魅惑の人」との視聴率合戦も気になる。
◇YouTube「고려 거란 전쟁」15話予告
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