本日配信「殺し屋たちの店」会見レポート:過酷なアクションに挑んだキム・ヘジュン、イ・ドンウクからのアドバイスを明かす

01月17日14時15分ドラマ

韓国ドラマ「殺し屋たちの店」が、いよいよ本日 1 月 17 日(水)17 時よりディズニープラススターにて独占を開始するが、これに先立って15 日、韓国・ソウルで制作発表会が行われ、主演のイ・ドンウク、キム・ヘジュンをはじめ、俳優のソ・ヒョヌ、チョ・ハンソン、パク・チビン、クム・ヘナと、イ・グォン監督が登壇し、約 1 時間にわたり、ドラマの魅力をアピールした会見が行われた。

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「殺し屋たちの店」は、カン・ジヨン作家の人気小説をもとに、ある日突然、殺し屋集団に命を狙われるようになってしまった女子大生の生存を賭けた戦いを描くクライムスリラー。予告編が公開されるやいなや、スタイリッシュな映像とリアリティ溢れるアクションシーンが話題となった。クライムスリラーということで、ブラック系のシックな装いで登場した 7 人。トーク前に行われたフォトセッションでは、それぞれが演じた役の必殺技ポーズをとって集合写真を撮るなど、和気あいあい。撮影現場の雰囲気の良さをうかがわせた。

予告編がスクリーンで流れたあと、MC を交えてのトークがスタート。まずは、本作で企画から脚本、演出までを担当したイ・グォン監督に、制作のきっかけを聞く質問から。「同じく演出家をしている妻(イ・ウォニ)から原作小説を勧められて読んでみたところ、とてもおもしろかったんです。“年を取る前に本格的なアクション作品を作ってみたらどうか”という妻の助言もあり、3 年前に脚本を書き始めました」とイ監督。MC が「奥さんのお手柄ですね」と言うと、「そうですね」と言ってはにかんでみせた。
殺し屋
今作の主人公は、イ・ドンウク演じる“殺し屋御用達のオンライン兵器販売サイトの運営者”ジンマンと、キム・ヘジュン演じる“ジンマンの姪”ジアン。物語は、ジアンが、ジンマンの死の知らせを受けたところから始まる。ジンマン役にイ・ドンウクを抜擢した理由について聞かれたイ監督は「原作小説では、ジンマンはハゲたおじさん。ですからドンウクさんと外見的にシンクロするところはありません。しかし、今作はそんなジンマンの過去にフォーカスを当てたもので、かっこよくて戦闘力のある人物として描いています。その役にふさわしい人を考えた時、イ・ドンウクさんの姿が思い浮かびました」と説明した。
殺し屋たち
本作で最高のケミストリーを見せている“叔父”のイ・ドンウクと“姪”のキム・ヘジュン。イ・ドンウクは「へジュンさんは、”冴えないお兄さん“である僕をサポートしてくれたり、現場の雰囲気を盛り上げたりしてくれていました」と感謝。一方のキム・へジュンも「(イ・ドンウクさんは)とても頼りになる先輩でした。アクションスクールでの練習が大変だと言ったら、”けがに気を付けて。自分ができる範囲のことをすればいい“と話してくださりました」と撮影の思い出を語った。



今作の最大の見どころは、主人公たちと殺し屋集団の、やるかやられるかの攻防戦。銃を搭載したドローンや四足歩行の殺人ロボットなどの最新型兵器も度肝を抜くが、注目したいのは、キャラクターごとに異なる必殺技だ。これまでの作品ではファンタジー要素の強いアクションが多かったというイ・ドンウクは「今回はより実践的なアクションだったので新鮮でした。ジンマンは元傭兵という設定ということで、特殊部隊で使うテクニックを練習しました」と熱弁。
殺し屋
一方、キム・ヘジュンはムエタイアクションに挑戦したそうで「アクションスクール初日に行った体力づくりプログラムがきつすぎて、その日のうちに辞めたいと思いました。でも、アクション監督に“腹をくくって、作品に打ち込め”と言われ、覚悟を決めました」と苦労を吐露した。撮影中、キム・へジュンのアクションを何度も間近で見ていたパク・チビンは「特に冷蔵庫から飛び降りてから始まるアクションがかっこよくて印象的でした」と絶賛!殺し屋の一人ソンジョ役のソ・ヒョヌは、「一撃必殺を得意とするスナイパー役なので、銃を使う映像を観たり、銃の扱いに慣れるために(暇さえあれば)銃に触ったりしていました。アクションスクールでは“転がって逃げる”練習をたくさんしたので、具合が悪くなりましたね」と笑った。
殺し屋
チョ・ハンソン演じるベールは、ショートナイフの使い手で“道徳感ゼロのサイコパスな殺し屋”。チョ・ハンソンは、「ショートナイフを使うのは初めてでしたし、作り物だとしても危ないので、準備は入念にしました。ドンウクさんとナイフを使って戦うシーンが多かったのですが、ドンウクさんとは息がぴったり合って、どれもいいシーンに仕上がりました」と自信を覗かせ、イ・ドンウクに「ありがとうございます」と感謝を述べた。イ・ドンウクはそれに対し、笑顔でぱちぱちと手を叩き、親指を立てて“いいねポーズ”。劇中では見られないであろうブロマンスが垣間見えた瞬間だった。
殺し屋
予告編が公開された当時、その美しさと強さを兼ね備えたアクション演技で「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」のニックネームを得たクム・ヘナ。



今回、グラップリング(関節技や締め技)に挑んだクム・ヘナは、役作りのために行ったハードなトレーニングで筋肉量が 3 キロも増えたという。「組技が多いせいで、練習中は吐き気に悩まされました。あまりに大変で降板も頭をよぎりましたが、頑張っているうちに自然と体が動くようになりました。苦労はありましたが、素敵なニックネームをいただけたのでうれしいです」と笑顔を見せた。そんなキム・ヘナのアクションシーンは共演者からも絶賛で、イ・ドンウクは「ヘナがさかさまになって回転しながら銃を撃つシーンのヘナさんに惚れた」とべた褒めするほど。ぜひ本編でキム・ヘナの華麗なアクションシーンにも注目だ。
殺し屋
一方、パク・チビンは、ジアンの小学校の同級生で、殺し屋たちとの戦いに巻き込まれてしまうジョンミン役。大学でコンピューターを専攻する“ハッキング名人”という設定ゆえ、残念ながらアクションは必要なかったそうで「殴られっぱなしの役ですし、見たことがない兵器がたくさん出てくるので、どう演じればいいのか悩みました。でも、へジュンと二人で襲われるシーンを撮った際には、ドローンが迫ってくるあまりの恐怖に、自然と感情移入ができました」と撮影を振り返った。
殺し屋
ちなみに、「他のキャラクターの必殺技が使えるなら、誰の何?」という質問には、イ・ドンウクとチョ・ハンソン、パク・チビンがソンジョ(スナイパー)を選択。すると、演じたソ・ヒョヌは、「誤解されているかもしれないけど、スナイパーも簡単な仕事ではありませんからね」と複雑な表情。ヘナも「あんなに苦労したのに、誰も私の役をしたがらないのが寂しいです」としょんぼりした顔を見せた。会見が終わり、俳優陣が降壇する際には、キム・へジュンとイ・ドンウクが二人で腕ハートを作って、記者へサービス。仲のいい“叔父と姪”の姿を笑顔で見つめる共演者たちの姿が温かかった。

『殺し屋たちの店』の第 1 話&第 2 話が本日 17 時よりディズニープラス スターで独占配信スタート!(全 8 話/毎週水曜日 2 話ずつ配信)

予告編

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