<私の夫と結婚して>ナ・イヌが演じたのは“テッパンの男友達像”…映画『同感』インタビュー到着
韓国若手演技派のヨ・ジングと注目の次世代俳優チョ・イヒョンのダブル主演映画『同感〜時が交差する初恋〜』(2024年2月9日公開)に出演している注目の俳優ナ・イヌのインタビューが到着した。予告動画は公式サイトで公開中だ。
『同感〜時が交差する初恋〜』は、1999年に生きる男子大学生ヨン(ヨ・ジング)と、2022年に同じ大学に通う女子大生ムニ(チョ・イヒョン)。1台の古い無線機を通して偶然交信したことから2人の奇妙な交流が始まる甘酸っぱい初恋と奇跡の物語。
本作では、ムニの幼馴染ヨンジ役で妙に彼氏感たっぷり!?の友人を好演するナ・イヌ。現在日本でも配信中の人気韓国ドラマ「私の夫と結婚して」でパク・ミニョン演じるジウォンの直属の上司ジヒョク部長を演じ、世界的に大ブレイク中だ。188cmの高身長と爽やかで甘いマスクで人気急上昇中だ。
Q:本作への出演オファーを受けて、いかがでしたか?初めて台本を読んだ時の感想もお聞かせください。
青春を生きる若者の初々しさを表すことができるキャンパスものにタイムスリップというジャンルが加わった作品なので、興味がわきました。台本を読み始めた時は、自分が経験したことのない1990年代の大学生とその背景、そして無線機を通してお互いを知る主人公たちの感情を感じることが出来て、とても温かく神秘的な感じがしました。
Q:演じられた「ヨンジ」というキャラクターの紹介をお願いします。また、ナ・イヌさんご自身との共通点はありましたか?
僕が演じたヨンジは、素直で純粋な心を持つ人物です。主人公のキム・ムニの親友であり彼女をいつも近くで支える精神的支柱のような存在です。繊細さとああとさを兼ね備えた“テッパンの男友達像”とでも言いますでしょうか。そして、共通点ですが、身近な人たちや気を許した人の前では茶目っ気が多い点が似ていると思います。
Q:2000年に公開された原作映画『リメンバー・ミー』についてどんな印象を受けましたか?
タイムスリップをするという設定は原作も本作も同じではありますが、リメイク作品である本作『同感〜時が交差する初恋〜』では過去として描かれた1999年が、原作の『リメンバー・ミー』では現在の視点で描かれているじゃないですか。不思議な気持ちもするし、新しいなとも思います。その時代にしかないロマンが一つ残らずそのまま伝わってくる感じがしました。
Q:チョ・イヒョンさんと初共演ですが、撮影はいかがでしたか?現場での何かエピソードがありましたら教えてください。
友達でありながらも好意を持っているのかな?という微妙なラインの関係を表現しなくてはいけなかったのですが、思わず笑ってしまうことが初めの頃は多かったです。撮影が進むにつれて、役にのめり込んでいきお互いに意見を出し合ったりアドバイスをしたりしてスムーズに演技ができていったと思います。
Q:『リメンバー・ミー』は2000年に公開し23年経っていますが、今もなお愛されている恋愛映画で、日本でもリメイクされています。本作が愛される理由はどういうところだと思いますか?
まず、アナログという感性が与える温かさやノスタルジックな部分が大きなポイントだと思います。そして、悪人が1人も出てこない点。ただ、お互いを愛しているから気を揉んだり誤解が生まれたりする人物たちのストーリーが、穏やかなときめきで寄り添ってくれるからではないでしょうか。
Q:映画の中で最も気に入っているシーンや、注目して欲しいシーンがあれば教えてください。
ヨンとムニが時代を超えてお互いの悩み等を話して相談し合ったり共感し合うシーン。そしてヨンとハンソル、ムニとヨンジの対話に耳を傾けながら、大学生たちの初々しいピュアな愛とトキメキを感じていただければ嬉しいです。
Q:撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
同世代の仲間たちと和気藹々とした雰囲気で楽しかったですね。互いにふざけ合ったり、アドバイスし合ったり、励ましあったりもしながら、みんなでいい作品を作り上げるために努力しました。終始幸せな時間でした。
Q:日本の観客に向けて、本作の見どころとメッセージをお願いします。
決められた運命を知ってしまうことがある1人の人物にどんな影響を与えることになるのか、映画をみた後も真剣に考えたり、意見を交わし合うことができる映画になったら嬉しいです。『同感〜時が交差する初恋〜』をたくさんの方に愛していただきたいですし、映画を見ている間ずっと幸せで温かい時間になることを願っています。
◇本編映像
本作でチョ・イヒョン扮するムニの幼なじみヨンジ役を務めるのはナ・イヌ。現在韓国tvNで放送し、日本ではPrime Videoを通じて配信中の「私の夫と結婚して」に出演している話題の長身イケメン俳優だ。
『同感〜時が交差する初恋〜』
公開表記:2024年2月9日(金)シネマート新宿ほか順次公開
コピーライト:(C)2022 GOGOSTUDIO INC. ALL RIGHTS RESERVED
監督・脚本:ソ・ウニョン 製作:BY4M STUDIO 制作:GOGO STUDIO
出演:ヨ・ジング「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「王になった男」
チョ・イヒョン「今、私たちの学校は...」「賢い医師生活」
キム・ヘユン「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」「偶然見つけたハル」
ナ・イヌ「哲仁王后~俺がクイーン!?~」「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」
ペ・イニョク「なぜオ・スジェなのか」「シュルプ」
2022年/韓国/韓国語/114分/カラー/2:1ビスタサイズ/5.1ch/原題:동감/英題:Ditto/字幕:根本理恵
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス 提供:KADOKAWA Kプラス、ムービーウォーカー
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