「青春ウォルダム」第6話あらすじ:パク・ヒョンシク、チョン・ソニへの信頼が揺らぎ始める(ネタバレ)
韓国時代劇「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」(全20話)の第6話のあらすじと見どころ、豆知識など紹介する。本作はLeminoにて全話独占配信中で、4月からはNHKBSでも放送する(放送予定など)。
●【Leminoで独占配信の韓国ドラマ】
「青春ウォルダム」は不可解な呪いにかけられた孤独な王世子と、一家殺人の濡れ衣を着せられた天才少女とのロマンス時代劇だ。【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト、モデルとなった実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめている。
■キャスト⇒【相関図】【メイン6人徹底紹介】【その他】
イ・ファン役:パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル役:チョン・ソニ
チャン・ガラム[カラム]役:ピョ・イェジン
ハン・ソンオン役:ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン役:イ・テソン
チェ・テガン役:ホ・ウォンソ
ほか
※以下、あらすじはネタバレですので、気になる方は見逃したときなどの参考に、見どころと豆知識を参考にしてください。
■第6話あらすじ
四方案事件の犯人は星宿庁の国巫
『故郷に戻る準備をしろ』という矢文がマンドク(キム・ギドゥ)の酒幕に打ち込まれる。一方、四方案事件の前、星宿庁の国巫は「人間の命4つで神の意向を完成させよ」と怪しいお告げを聞いていた。
世子ファンはチェイ/ジェイを看病しながら星宿庁の国巫が3人も殺し、もう一人殺してまで刻もうとした文字を考えていた。ミョンジンもまた『宗家滅』の文字を眺めて同じこと考えていた。
調査のために星宿庁に到着したソンオンたちは侵入者と遭遇し、死闘の末取り逃がしてしまう。侵入者たちは国巫の神堂から証拠品など全て持ち去っていた。それでも巫女たちから、国巫が1か月ほどまえ祈祷のために開城の松岳山の近くに行き、その頃から白髪になったこと、変わったお香の匂いがしたと証言を得る。報告を受けたファンは、師匠の家族が殺害された時期と合致することから、黒幕がいてその目的が最後の1文字にある考える。
家族殺しの証言と食い違うチェイの記憶
ファンの献身の看病で意識が戻ったチェイは、ファンからの信頼を得たと知る。ファンから聞いた証人たちの証言はこうだ。「チェイは3か月前から料理を習った。情夫と逃げる際、父親に婚礼を辞めるように頼んだが、了承を得られなかった。それで家族を殺してシム・ヨンと駆け落ちする道を選び、決行。しかし、情夫ヨンが駆け落ちせずに自白した」と。これに対してチェイは「父と話したのは“世子の密書”についてで、婚礼を延期して自分が解決に当たると相談したため。食事は最後の味見も自分でして器に盛った。その時台所には自分一人。ヒ素を買ったのは勉強のためで、ヨンは自分に武術を教えてくれた兄のような存在で、決して情人ではない」と反論。他にも密書の書体が松雪体で、世子印もあったようだと話すが、その日の記憶が曖昧なため忘れていることが多い。
ファンから本物の呪いの書を見せられたチェイは、恐怖に孤独で耐えたファンの苦しみをおもい「世子の運命は呪いの書ではなく世子が決める。私がいます」と共闘を誓った。そんなチェイにファンは、チェイの家族を殺した犯人と四方案事件が同じ犯人による可能性が高いと伝え、ファンを廃位して別の世子を立てたい者として、右議政チョ・ウォンボ(チョン・ウンイン)らミョンアン大君(イ・ハンビン)の外戚たちを疑う。チェイはからならず真相を明らかにすると約束する。その頃、内官コ・スンドル=チェイの身辺調査をさせたウォンボはスンドルが偽者だと気づく。
チェイ、ハンソンと遭遇
四方案事件の真相が兵曹正郎(ソンオン)の「東西南北」説ではなく内官(チェイ)の「生死病死」説だと部下が噂しているのを耳にする。ソンオンは獄中の国巫に最後の一文字を聞き出そうとするが、国巫は「時が来て聞く耳を持った時、最後の文字を聞くことになる」と答える。
証拠を捜すため国巫の家を訪れたチェイはソンオンと出くわす。チェイは世子の命令ではなく、助けた赤ん坊に世子からの贈り物と届けに来たついでに寄ったと話す。そしてチェイの言葉を信じてくれたことへの感謝を伝える。「赤ん坊を助けたのはコ内官だ」と言うソンオンに、助けた赤ん坊に贈り物をしたソンオンを本当に優しく温かい人だと褒める。チェイはここで拾った手紙を渡すが、それはソンオンが落とした『許婚』だった。求婚に対する新婦側の了解の文を持ち歩いていると知ったチェイは複雑な心境になる。チェイは花が入っている香炉を見つけ、ソンオンと共に帰る。
執務室に戻ったソンオンの元に洞窟で見つかった布の燃えカスが、ミン・ジェイのものと判明したと報告が入る。チェイは間違いなく生きていると確信。さらにチェイの情夫とうわさされる男が自殺し、その遺書と遺品は世子のところに届けられたと聞く。その頃ファンは『愛するチェイ…』から始まる遺書を読み、チェイが信じられなくなる。
■見どころと感想など
今回はチェイがケガをしたと知ったカラム/ガラム(ピョ・イジェ)が慌ててミョンジンの屋敷へ駆け出す場面で、白髪の法師(チョン・インギョム)とぶつかるシーンがある。落としたひょうたんの中から見たこともない魚を見る。カラムは見覚えのあるというこの法師、覚えておこう。
またこの回でもチェイを目の敵にするテガン(ホ・ウォンソ)、せんじ薬の用意をさせられたことにも文句をを言うが、その様子はまるで姉弟のようで微笑ましい。内官の仕事に復帰したチェイは先輩内官たちにしごかれるが、ファンはことあるごとにチェイを呼び出して貴重な蜜柑を与えたり、薬を飲ませたりと休ませてやる。また「自分を信じてくれるか」と訊くチェイに「ずっと前から信じている」と言い、いつからと訊かれて「最初からかもしれない。師が娘を殺人犯に育てるわけがない」とファン。ファンの態度が大きく変わるのもこの回だが、ラストのヨムの遺書をみてチェイへの信頼が大きく揺らぐかもしれない。
本作の演出は「100日の郎君様」のイ・ジョンジェ監督。村人役(クドル役、クンニョ役)で登場したキム・ギドゥとイ・ミンジが、「100日」と同じ夫婦役で登場するのも見どころの一つ。前作ではコミカル演技に徹底していた2人が本作では何やら怪しい夫婦マンドク×ポクスン役で登場するのも見どころだ。マンドクの右手に傷に要注目だ。
◇tvN公式YouTube予告動画
◇NHK「青春ウォルダム」
BSP4K 4/7(日)21時、BS 4/12(金)[(木)深夜24時25分]スタート!
【作品詳細】【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】