「涙の女王」第11話キム・ジウォン、キム・スヒョンに愛の告白をするが、パク・ソンフンを“ヒョヌ”と間違え…(ネタバレ)

04月14日09時00分ドラマ
画像:tvN「눈물의 여왕」HPより / Netflixシリーズ「涙の女王」Netflixで独占配信中

13日(土)に放送したtvN「涙の女王」の第11話は、ヘイン(キム・ジウォン)の病気を知ったことで家族の心は一つになった。しかしヘインは病状が進行し、ウンソン(パク・ソンフン)をヒョヌ(キム・スヒョン)と勘違いしてしまう。Netflixでも独占配信開始したこの回のあらすじと見どころを紹介する。

第11話の視聴率は、全国視聴率は16.8%で首都圏18.5%と前回の(19%、20.9%)には届かなかったが、今回も同時間帯で1位となった(ニールセンコリア調べ)。なお、MBC「ワンダフルワールド」最終回は全国9.2%、首都圏8.7%だった。



【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。

■キャスト【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
 子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
 子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
 ⇒メインキャスト(5人)編
 ⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編



■第11話あらすじ
ヘインは記者会見でヒョヌのために自分が余命宣告を受けたことを公表した後、ヒョヌの腕の中で倒れる。薄れる意識の中で「まだあなたに言えていない。大丈夫だと。あなたを憎んだことは一度もない。心と裏腹な言葉を言う私と一緒にいてくれてありがとう。愛してる。あなたのおかげで生きたくなった。…こんな風に死ねない。ごめんなさい」と心の中で告白した。

ヘインの病がクラウド細胞腫という悪性の脳腫瘍で、国内での治療は困難と知りショックを受ける家族たち。母ソンファ(ナ・ヨンヒ)はヒョヌとボムジャ(キム・ジョンナン)がヘインの病を隠していたことを恨むが、これまでのヘインの言葉から病を察することをしなかったことへの自責の念に泣き崩れる。

同じとき、ボムジャとグレイス(キム・ジュリョン)はホン・マンデ(キム・ガプス)会長が入院させられている病院に到着したが、エレベーターでモ・スルヒ(イ・ミソク)と鉢合わせ。ボムジャは父にひと目あわせて欲しいと涙ながらに頼み、スルヒと共に病室へ。するとホン会長は起き上がっていたが、記憶を失くしていた。その後、スルヒはホン会長を屋敷に連れ帰り、重役たちに記憶喪失のホン会長を見せ、今後会社に関する情報のすべてを自分に報告するよう指示した。

一方、意識が戻ったヘインはヒョヌに「愛してる。初めて出会った時からずっと好きだった」と「死んでしまったらあなたが私の心を理解してくれるか怖かった。いつ死ぬか分からないから前もって言うの」と愛を告白。ヒョヌは「絶対死なせない」と涙で抱きしめた。

ヘインの意識が戻ったと家族は病室に駆け付けたが、ソンファは病室に行けず、階段で一人泣いた。病気のことを黙っていたことを謝るヒョヌに、ソンファは、「これまで自分の苦しみをヘインにぶつけてきた。自分のせいでヘインが病気になった」と後悔の涙にくれる。母の言葉を聞いたヘインは、「勝手に病気の原因を言うな」と、ぶっきらぼうに告げたあと「私みたいな娘は私も嫌だわ」とお互い本音を吐露し、母と娘は抱き合って涙を流した。



ヘインは病院にウンソンを呼び、記者会見のせいで株価が下がり、困難に直面していることを確信する。憎まれ口を言われながらもヘインに呼び出されて嬉しいと伝えるウンソン。病院を出たウンソンは外で待つヒョヌに、なぜいつまでもヘインの側にいるのかと、口論になる。殴りかかろうとするウンソンに一撃を食らわせたヒョヌは、「僕はずっとヘインから離れない。だからさっさと失せろ」とヘインにもいっていない言葉でウンソンを追い返す。

スルヒとウンソンはホン・マンデ会長が『モ・スルヒ名義で隠した裏金9000億ウォン』の行方を追うが、結局見つけることができない。ところがヒョヌは海外のペーパーカンパニーを通じて資金が洗浄されたことをヘインに教える。その情報をどう調べたのかと驚くヘインに、今のクイーンズに不満を持っている社員や退職した元社員たちの「会社を守りたい」との思いからの協力だと明かし、ヒョヌも、ヘインの愛する会社のために頑張ったと伝える。

ヒョヌの解雇に関しては友人弁護団のおかげで否決となった。そしてグレイスはヘインたち家族をホン会長が裏金を隠していると疑う倉庫に連れて行く。その間にヒョヌはオフィスに忍び込んで資料をバックアップ。倉庫の中を見たヘインは裏金を使って新人作家たちの絵画を高く買い、その9割以上の額を現金で払い戻すという資金洗浄の方法に気づき、ヒョヌに知らせる。

その頃、ウンソンもホン会長の郵便物から倉庫を疑う。電話をかけるがつながらずに直接駆けつける。

雨が降り始め、ヒョヌはヘインを待たせて車を取りに行く。しかしヒョヌはすぐに戻って来てヘインを車に乗せるが、その後を1台の車が猛スピードで追って来る。追ってきた車から降りてきたのはヒョヌで、隣でハンドルを握っているのはウンソンだった。病状が悪化したヘインはウンソンをヒョヌと勘違いしていたのだった。



■見どころ
今回初めてヘインからヒョヌへの愛の告白があった。呪符を破いて謝る弟スチョル(クァク・ドンヨン)に優しく「ごめんね」と言ったり、SNSの書き込みを利用して思いっきりヒョヌに甘えたり、ドライヤーをねだったりと、今回はヘインを演じたキム・ジウォンの可愛さが爆発した。

また、ヘインの病気を通して家族とも心を通わせたヘイン。今回ヘイン一家とヒョヌ一家が食事をするシーンがある。9話でヘインたち一家が初めて龍頭里にやってきたときのまるで対決のようだった夕食と、今回の和やかな食事会との違いが両家に生まれた心のつながりを感じさせる。

第12話予告では、ヒョヌは「裏金の場所もすぐわかるだろう」と言って、ヘインはヒョヌと幸せな時間を過ごし、「私たちにも映画のような物語ができた」と喜ぶ。その一方で、ウンソンはヘインに向かって「君を好きになったのも俺が先だ」と言い、ヘインのネックレスを見せる。ちなみにこのネックレスは第8話で、少年の頃にヘインを助けた日にウンソンが拾った。気になる次回予告は以下で視聴できる。

tvN新土日ドラマ「涙の女王」第11話は、4月13日21時20分に放送、その後Netflixで独占配信される。予告動画は以下で。

YouTube|눈물의여왕 EP.12

tvN HP
YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編

kandoratop【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】