【最終回前話】「涙の女王」“ヒョヌ”を思い出したキム・ジウォンが消え、キム・スヒョンが交通事故に遭う(第15話ネタバレ)
27日放送のtvN「涙の女王」では、ヒョヌ(キム・スヒョン)のことを思い出し涙を流すヘイン(キム・ジウォン)の姿が描かれたが、ヒョヌ(キム・スヒョン)の前で消え、直後、ヒョヌは車にはねられ、結末に対する緊張を高めた。
Netflixでも独占配信開始した最終回前話(第15話)のネタバレあらすじと見どころを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。
■キャスト⇒【相関図】
ペク・ヒョヌ役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
⇒メインキャスト(5人)編
⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編
■第15話あらすじ
ヘインの手術が終わるのを彼女の手帳を読みながら待っていたヒョヌが緊急逮捕された。以前、ヒョヌが会う約束をして会えなかった仲介業者ピョン社長の殺害容疑だ。ウンソン(パク・ソンフン)はヒョヌが落とした手帳を拾い上げ、それを読んだうえで燃える焼却炉に投げ込んだ。
その後ウンソンは多額の寄付をして医療陣の総入れ替えをし、婚約者気取りでヘインに付き添った。ヘインには、ヒョヌが手術前に遺言書の書き直しを迫り、衝突事故の黒幕かもしれないと教え、ヘインが車の中にいると思って自分が窓ガラスを割ったと付け加えた。さらにヒョヌが浮気してヘインが自殺未遂を起こしたこと、離婚後、彼からストーキング被害を受けていたこと、今は殺人容疑で逮捕されたと吹き込んだ。しかし、ヘインはヒョヌを思い出すとなぜか切ない涙が流れた。
1か月後、帰国するヘインを家族が空港まで出迎えたが、ヘインはよそよそしく接した。家族はウンソンを信じるなと言うが、ウンソンはヘインに家族の財産争いに疲れたホン会長(キム・ガプス)が生前自分を後継者にしたと吹き込まれていたために、素知らぬ顔。大手術をするヘインを放っておいたと聞かされたヘインは、自分が孤独だった信じ込み、ウンソンと結婚する約束をしていたことも信じる。
龍頭里での生活でやっと仲良くなった母ソンファ(ナ・ヨンヒ)にも悪態をつき、「私が記憶を失ったことで悪い思い出までなくなったと思わないでください」と冷たく吐き捨てた。ボムジャ(キム・ジョンナン)がヒョヌの名前を口にしたが、「私の元夫? 私に内緒で離婚届を書いてから離婚したって? 今は殺人容疑で拘置所にいるんでしょ」と一蹴した。
ウンソンは、ドイツで起きた衝突事故が母モ・スルヒ(イ・ミスク)が仕組んだのかと訊ね、スルヒは平然と認めた。すると、ナポレオンの絵に仕組んだ盗撮カメラで撮影した、スルヒがホン会長に毒を飲ませた証拠映像があると、を脅し、今度ヘインに手を出せば監獄送りにしてやると宣戦布告。母子は完全に対立した。
ヘインは自宅に自分とヒョヌの思い出の品がなにもないのに呆れるが、ヒョヌの部屋にピンクのMP3を見つけ、曲の好みが似ていると呟く。そして凶悪なヒョヌの面会に行くことに。ところが対面したヒョヌは優し気な眼差しに涙を浮かべてヘインを気遣った。調子が狂ったヘインは「二度と会わないために来た」と言うと、「僕は懲りることなく君のそばにい続ける」と自信に満ちた口調。そしてヘインの左手の小指の爪に目をやり、術後にそばにいると約束したのに守れなかったこと、こんなところまで来させたことを謝った。最後までヘインの体を心配するヒョヌを見て、胸の動悸が止められないヘインだった。
クイーンズ百貨店の社長に戻ったヘインは、自分が社員たちに善行を施していたことに我ながら驚く。元秘書だったナ秘書(ユン・ボミ)に確認するが、かん口令を敷かれている彼女は、ヒョヌのおかげだとは言えない。
状況、物的証拠がヒョヌの犯行を示していたが、ヒョヌは獄中から指示を出して友人のキム弁護士(ムン・テユ)たちに徹底的に調査してもらい、裁判で無実を勝ち取った。裁判を傍聴したウンソンは悔しさをにじませ退室。その後、犯人が逮捕され単独犯だと言いはった。
ヘインはヒョヌが気になって仕方がなく、刑務所から出所して村人総出で出迎える故郷まで尾行。そしてヒョヌと周りの人たちの愛情深さにただただ驚く。ナ秘書は「ヘインこそがヒョヌのストーカーだ」と呆れる。
ドイツでは焼却炉の手帳が燃え残っていた。ヒョヌからの連絡で手帳はヘインの元に届いた。
一方、ウンソンは、投資者向けの会計資料を改ざんした疑いで、会長解任案がLP総会で採決される予定だと知らされ激怒する。自分を追い込んだのが母モ・スルヒだと知り、持ち株を増やすために動き出す。そのために裏金は世間に放出される。これこそがヒョヌの狙った作戦だった。さらにダヘからウンソンたちが投資詐欺を企てたことを立証できる証拠のUSBももらった。
冤罪を晴らして復職したヒョヌに、ヘインは気まずいから会社を辞めるように言い渡す、ヒョヌは「“松葉のようにひたむきだ”と豪語したからすぐに思い出すと思ったが…」と意味不明な言葉を口にする。ヘインが手術前に残したのは手帳だけではなかった。思い出の水族館へ自分とヒョヌを招待していた。
期せずして貸し切りの水族館でヒョヌと向き合ったヘインは、自分たちの結婚式の映像が流れるのに驚く。係員からヒョヌへの花束と共に4年前と1か月前にヘイン自身が水族館を貸し切りにしたと聞く。花束にはヒョヌと結婚式を挙げるというメッセージまで添えられていた。
ヒョヌは「僕を信じなくてもいいから、ウンソンの言葉も信じるな。何も信じずに疑うんだ。ウンソンはこれまで君を守ってきた人じゃない。ヤツは君を家族と僕から孤立させようとしているんだ」と忠告した。そんなヒョヌの右手には傷があった。ウンソンの元を訪ねたヘインは彼の右手に包帯も傷もないことに気づく。そして彼が席を立った時に偶然、モ・スルヒと祖父ホン会長が一緒にいる映像を目にする。
混乱するヘインは自宅に戻ってドイツから送ってきた手帳を手にとった。その中にはヒョヌが言った意味不明な言葉と共に「ペク・ヒョヌが、私が記憶を失いたくない理由であり、記憶を失っても生きたかった唯一の理由。私はこの人と一緒にいて幸せだった」と、ヒョヌに向けたヘインの真心からの告白が書かれていた。
ヘインはヒョヌに会いに行く。しかし、ヘインの車にGPSを仕掛けていたウンソンは彼女がヒョヌの会いに行ったことに気づき、追いかける。ヒョヌとヘインは道路を挟んで見つめ合う。ところがバスが通り過ぎた後、ヘインが消えた。ヘインを探そうと道路に出たヒョヌはウンソンが運転する車に跳ねられた…。
■見どころ
この回では龍頭里での2つの愛も描かれた。一つは、ボムジャが成り行きでインカムをつけたままヨンソンに告白し、村人全員に盗聴されてしまったロマンス。ヨンソンを演じたキム・ミョンミンは、「愛の不時着」では監視盗聴室所属の軍人チョン・マンボク役だっただけに笑える。
もう一つは、スチョル(クァク・ドンヨン)だ。拉致されそうになったダヘ(イ・ジュビン)を命がけで救う姿は『ロッキー』や『あしたのジョー』くらいカッコよく泣かされた。
最終回前話となる15話ではキム・スヒョン主演の「星から来たあなた」に“ホン・ヘイン役”で出演したホン・ジンギョンと、チョ・セホ、ナム・チャンヒがサプライズ登場してファンを喜ばせた。
毎回のエピローグではヘインとヒョヌの愛が明かされてきたが、今話のエピローグはホン・ジンギョンにより、ウンソンのなりきり作戦は失敗すると分析し、ラストのヒョヌの身に起きた悲劇も予言していた。「<星から来たあなた>組がカメオ出演」で詳しく解説している。
いよいよ今夜、最終回を迎える「涙の女王」…果たしてヘインは何処に?ヒョヌの命は?最終回(第16話)は、4月28日21時10分に放送、その後Netflixで独占配信される。予告動画は以下のYouTubeでも視聴できる。
◇YouTube|눈물의여왕 EP.16
◇tvN HP
◇YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編
【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】