「クラッシュ(크래시)」を盛り上げた“シム・ソヨン捜し”…最終回まで出演、一人5役でもはやレギュラー?
イ・ミンギ、クァク・ソニョン、ホ・ソンテらレギュラーの間でこっそりと楽しさを提供する俳優がいる。数々の韓国ドラマでコミカルからシリアスまで様々な演技で魅せるシム・ソヨンだ。
ENA月火ドラマでディズニープラスで独占配信中の「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム(크래시)」がいよいよ今夜、最終回を迎える。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。⇒【各話のあらすじと見どころ】
昨日17日放送の11話では、ピョ・ミョンハク(ホ・ジョンド)とジョンウク(カン・ギドゥン)父子に対して正義の鉄槌を下したTCIの5人組だったが、なんとチームが解散となってしまった。そんな5人が、イ・ミンギの新たな赴任先で再集結し、11話の視聴率も全国5.5%、首都圏5.5%を記録し、首都圏では1分あたりの最高視聴率が6.2%に上昇し、月曜・火曜ドラマの中で1位となった。(ニールセン・コリア提供)
TCI復活への期待が爆発する中で、隠れたレギュラーともいうべき、シム・ソヨンが11話に島の島長として登場し、視聴者を喜ばせた。
シム・ソヨンは本作では、1話と2話で食堂のおばちゃん役、3話と4話ではムーダン(巫女)と、被害女性の母親役と、ほぼ毎回のように異なる役どころで出演し、視聴者は“シム・ソヨン捜し”に大いに盛り上がった。その後、しばらくは姿を消したが、第9話でナイトクラブのママ役で登場した。
そして最終回前話11話では、チャ・ヨノ(イ・ミング)の新たな赴任地、和平島の島長として登場し、同作品で一人5役という快挙を成しとげている。先行公開された12話の予告にも登場しており、最後までドラマを盛り上げてくれそうだ。
YouTube|ENA「크래시」予告より「クラッシュ」の関係者は「シム・ソヨン俳優が多様なキャラクターを全て見事に消化する。それで制作陣が『クラッシュ』の隠れた楽しみポイントとしてマルチキャラクターの特別出演をお願いした」と伝えた。
特別出演で特別な存在感を示すシム・ソヨン。彼は演劇俳優出身で、2020年に放送されたtvNドラマ「九尾狐伝」でオドゥクシニとして出演し、大衆の目に留まった。その後、2021年のSBSドラマ「復讐代行人~模範タクシー」(シーズン1)でリム・ボクジャ役を務め、「リム夫人」として視聴者の大きな反応を得たことがある。
その後も、「還魂」、クァク・ソニョンがメインキャストを務めた「エージェントなお仕事」、「還魂:光と影」、「パンドラ:偽りの楽園」、「高麗契丹戦争」などに出演。様々な作品でキャラクターと一体となった演技力でドラマに欠かせない「シーンスティーラー」として位置づけられた。時には本来の顔すら隠す変装で「どこかで見たような」と探させる。
短い登場にもかかわらず深い印象を残す俳優シム・ソヨン。「クラッシュ」で「シム・ソヨン探し」として視聴の楽しさを倍増させる最強の「シーンスティーラー」だ。そんな彼女が最後まで盛り上げるドラマ「クラッシュ」最終回は、18日(火)22時よりENAで放送、その後、ディズニープラスで世界配信される。
◇YouTube「クラッシュ」第12話予告
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