まるで当て書き?「笑うマトリョーシカ」櫻井翔の政治家役がはまりすぎと評判に!第1話ネタバレと第2話予告
28日、TBS「笑うマトリョーシカ」(金曜22時)第1話が放送された。清家(櫻井翔)の過去を知る恋人・美恵子(田辺桃子)にたどり着いた道上(水川あさみ)だが、調べるほどに危険が迫る。第2話は7月5日に放送される。予告動画は番組サイトで公開中だ。
櫻井翔のはまりっぷりが話題の「笑うマトリョーシカ」第1話ネタバレと第2話のみどころ紹介
「笑うマトリョーシカ」は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)、と、秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追う政治サスペンスドラマ。早見和真の同名小説が原作。タイトルにもある「マトリョーシカ」は、ロシアの伝統的な入れ子人形を指し、物語の多層的な構造を象徴している。夏ドラマの先陣を切って、「9ボーダー」の最終回から1週もあけずに28日に第1話を放送した。
スピーディーな展開に体感速度が速すぎる!
第1話は冒頭で社会部の敏腕記者である父・兼髙(渡辺いっけい)の乗っている車にトラックが激突してくるという衝撃的なシーンで始まった。そして、その謎を探ってゆく内にあっという間に1時間が過ぎていた。冒頭シーンの迫力といい、話の展開スピードといいサスペンスドラマとして満点のスタートをきった。
櫻井翔の政治家役がはまりすぎと評判!
©TBSドラマの話題は櫻井翔が演じる政治家・若手議員・清家一郎にも集まった。完璧な笑顔をみせて演説するが、しかし、実際になにを考えているのかわかりかねる演技に視聴者もはまった。「まるで当て書きみたい」「はまり役すぎる」などという意見も散見された。ドラマのプロデューサーも太鼓判を押している。今後もその演技に注目が集まるのは必然だ。
どんどんと謎がふかまる第2話のみどころ
5日に放送される第2話。道上が清家とその秘書・鈴木に近づいてゆく。清家と鈴木が関係した交通事故が過去にもあったことも判明する。いったり二人は、鈴木は何をしたのか?
さらに、第2話からは清家の昔の恋人役で、大学時代の清家をよく知る人物・美恵子として田辺桃子も出演が発表された。大学時代、まだ、政治家になる前の清家はいったいどんな人物だったのか?
■前回:第1話ネタバレあらすじ
2022年4月。新内閣が発足され、厚生労働大臣として若手議員・清家一郎(櫻井翔)が初入閣を果たす。リベラルな言動が国民の指示を得て、未来の総理候補と目されている。若返りを図る新内閣の目だととして華々しく注目を集めた。その清家の姿を見つめているのは秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)だった。
一方、東都新聞文芸部の記者・道上早苗(水川)は、清家が敢行した自叙伝「悲願」の紹介記事の取材で愛媛県・松山の彼の母校へ向かった。担任の口からきいたのは、現在の清家の頼もしいイメージとかけ離れたものだった。しかも、自叙伝には登場しない秘書でブレーンである鈴木俊哉(玉山)が同級生で、清家を指導して生徒会長に押し上げたことも分かった。
学生時代から現在に渡って、清家にとって重要な人物を「なぜ、清家は自叙伝に登場させなかったのか…」違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、取材を始める。
そんな中、道上に社会部の敏腕記者である父・兼髙(渡辺いっけい)から電話が入る。ところが「調べていることがある」と言った瞬間、交通事故に遭い、絶命してしまう。兼高はBG株事件を追っていて、鈴木を面会するために約束の場所で待っていたのだ。そこにトラックが突っ込んできて絶命した。
父の死の謎をときたいと思っていた道上だったが、自叙伝の取材ということで清家に直接取材することが可能になった。取材の最後に清家は「これからも僕を見ていてくださいね」と道上に話した。
さらに道上は、清家を密着取材する機会を得る。なんと清家が直接道上に話しを持ち込んだのだ。そして、道上の元に郵便が届いた。内容は清家の卒業論文だった。その内容はヒトラーやヒトラーのブレーンであるエリック・ヤン・ハヌッセンを絶賛する内容だった。もしも、この論文が世に出れば、ヒトラーをあがめる危険思想の持ち主と判断される。しかし、これは清家が本当に書いたものなのかと道上は疑問を持つ。
テレビで清家の会見が放送される。すると、清家は道上が取材の時に話した親族里親の件を見事に自分の意見のように話したのだ。人の意見を真綿にくるんだように話す才能。もし、清家にそんな才能があるなら、自分の意見を清家に取り込ませて自分の考えを採用しようと企む人間がでるのではないか?道上は鈴木に対する疑念をますます深めてゆく。
■第2話あらすじ
BG株事件を闇に葬りたい秘書の鈴木(玉山鉄二)によって父・兼髙(渡辺いっけい)が殺されたのではないかと道上(水川あさみ)は疑いを強める。道上が清家(櫻井翔)のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼髙の資料や取材ノートのみ。道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていくのだった。
そんな中、道上は代議士・武智(小木茂光)もまた、兼髙と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。武智のもとで清家は私設秘書として働いていたことがある。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していた。
TBS「笑うマトリョーシカ」は2024年6月28日から、毎週金曜日22時放送。出演:水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔、田辺桃子、筒井真理子、渡辺いっけい、和田正人、渡辺大、加藤雅也、高岡早紀、丸山智己、曽田陵介ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@matryoshka_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。
◇TBS「笑うマトリョーシカ」番組公式サイト
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