元恋人・田辺桃子の登場で視聴者混乱「笑うマトリョーシカ」櫻井翔の本当の黒幕は誰?第2話ネタバレと第3話予告

07月06日09時58分 
(2024年07月12日16時58分 更新)
ドラマ
@TBS

5日、TBS「笑うマトリョーシカ」(金曜22時)第2話が放送された。清家一郎(櫻井翔)を操っているのは秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)ではなく、元恋人(田辺桃子)なのか?道上香苗(水川あさみ)も視聴者も混乱。第3話は7月12日に放送される。予告動画は番組サイトで公開中だ。



「笑うマトリョーシカ」第2話ネタバレと第3話のみどころ紹介


「笑うマトリョーシカ」は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)、と、秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追う政治サスペンスドラマだ。その第2話が5日に放送された。第2話の衝撃は、秘書・鈴木が交通事故にあったことだ。そして新しく登場した大学時代の恋人・美恵子の存在だ。黒幕だと思われていた鈴木の事故に視聴者も混乱した。

大学時代の彼女(田辺桃子)の登場がキーポイントに


新聞記者・道上香苗が清家の著書「悲願」の文体を熱心に研究したところ、ほとんどは清家本人が書いているのではなく、秘書・鈴木が書いていると思われた。ただ、清家が本当に記載していると思われたのは大学時代につきあっていた、仮名・美恵子(田辺桃子)との出会いのシーンだ。

そして、この美恵子は、指導教授の記憶によれば頭がよく、清家の考えを左右していたというのだ。道上が見た論文は大学3年のころに書いたもの。そこでは、ヒットラーやヒットラーの右腕とも言われたハヌッセンを尊敬しているように書かれているが、大学の卒論では一転してハヌッセンを否定している。大学3年生のころに出会った美恵子が清家の思想に影響を与えたと考えられた。

美恵子の現在が高岡早紀なのか?


清家の学生時代の友人・佐々木(渡辺大)が経営している料理屋のシーンで、佐々木がある女性に電話をかけている。一瞬しか映らないが、清家の現在の行動を連絡してもらっているようだ。このシーンで一瞬映ったのは高岡早紀だ。恋人の美恵子の現在の姿なのか?

年齢もポイントに!黒幕は誰?


清家が27歳で議員になったこと、鈴木が43歳で事故にあって命の危険にさらされたこと。どちらも、恋人の美恵子がかかわっているようだ。43歳で暗殺されそうになった鈴木はただのブレーンだったのか?本当の黒幕は美恵子なのかということも視聴者が注目している。

第3話のみどころ


黒幕が鈴木ではなく、美恵子だと思った道上は美恵子をさぐってゆく。ただ、これまで「邪魔な人間」は簡単に殺しているような黒幕が美恵子だとすると、その人物を探ることは道上も危機に陥る。美恵子が三好美和子という人物だということまではわかるが、いったいどんな人物で清家になにをさせたいのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ


BG株事件を闇に葬りたい秘書の鈴木(玉山鉄二)によって父・兼髙(渡辺いっけい)が殺されたのではないかと道上(水川あさみ)は疑いを強める。道上が清家(櫻井翔)のもとを訪れようとした矢先、道上の部屋に何者かが侵入し荒らされる事件が発生する。盗られたのはBG株事件に関する兼髙の資料や取材ノートのみ。道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていくのだった。

これ以上調べるのは危険だと社会部の山中(丸山智己)は道上を制しようとするが、危険なことを調べるのも記者だといって道上はとめない。

そんな中、道上は代議士・武智(小木茂光)もまた、兼髙と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知る。清家は武智のもとで私設秘書として働いていたことがある。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していた。武智が死ななければ、地盤をついで議員になれなかったことを考えると、武智の交通事故もしくまれたものではないかと道上は疑惑を強める。武智の事故の犯人も、道上の父(渡辺いっけい)の事故の犯人も自分の非をすぐに認め、多額の慰謝料を払っていることも共通している。鈴木に対する疑惑はさらに強まった。

道上は清家の密着取材を進める。その道上を他社の記者が「出禁では?」という。道上は1年前、的場議員の秘書の柏木(高松克弥)の告発を記事を書いた。その後、柏木は自殺未遂をしてしまう。そのことで妻から責められ、他社からも記事をかかれていた。

道上は清家の許可をとっているのでそのまま取材を進める。すると清家から学生時代の友人・佐々木(渡辺大)が経営している料理屋に呼び出された。道上は清家に、悪いことをしたのは議員であり、そのことを報じた道上に「ありがとうございます」という。その時、道上と清家があっていることを佐々木はある女性(高岡早紀)に電話で連絡していた。

後輩の記者・青山(曽田陵介)に鈴木を見張ってもらって、道上は鈴木についての調べを進める。清家に「本当は関係を絶ちたいと思っているのでは?」と聞いた時に、鈴木が交通事故にあったことがわかった。一命は取り留めたが、はっていた青山も怪我をしてしまった。

道上は送られてきた清家の論文の文体と著書「悲願」の文体を調べると、一致していないところが多く、ほとんどを鈴木が書いたのではと予想する。ただ、恋人とのシーンだけは文体は一致する。大学時代に出会った美恵子(田辺桃子)と付き合いだした。

道上は清家の大学時代の恩師の元に向かい、大学時代の論文について話を聞く。すると、道上のもとに送られてきた論文は大学3年で書かれたもので、同じテーマで書いた卒論では意見が全く違うものだった。大学3年からの1年間で清家にあったことといえば、美恵子との付き合いだ。

美恵子は清家に27歳までになにものかにならないとと力説していた。清家が事故死した武智の地盤を継いで議員になったのは27歳だ。さらに、論文でテーマとしていたヒットラーの右腕とも言われたハヌッセンがヒットラーによって暗殺されたのは43歳。鈴木の今の年齢は43歳だ。鈴木が黒幕ではなく、美恵子が黒幕ではと清家は考え始め、清家に話を聞こうとする。しかし、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった。



■第3話あらすじ


取材を拒否された道上(水川あさみ)は清家(櫻井翔)の大沢時代の同窓生を取材し、美恵子(田辺桃子)の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。

同じ頃鈴木(玉山鉄二)も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。

そして道上は、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。

TBS「笑うマトリョーシカ」は2024年6月28日から、毎週金曜日22時放送。出演:水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔、田辺桃子、筒井真理子、渡辺いっけい、和田正人、渡辺大、加藤雅也、高岡早紀、丸山智己、曽田陵介ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@matryoshka_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。

TBS「笑うマトリョーシカ」番組公式サイト

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