田辺桃子の現在の姿が高岡早紀?怖すぎると評判 「笑うマトリョーシカ」第3話ネタバレと第4話予告

07月13日08時32分 
(2024年07月13日08時35分 更新)
ドラマ
©TBS

12日、TBS「笑うマトリョーシカ」(金曜22時)第3話が放送され、ラストシーンの清家(櫻井翔)の台詞「僕のことをしっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから」に圧倒された。第4話は7月19日に放送される。ついに元恋人(田辺桃子)の実態があきらかに?予告動画は番組サイトで公開中だ。



「笑うマトリョーシカ」第3話放送後の話題と第4話のみどころ紹介
「笑うマトリョーシカ」は、主人公の新聞記者・道上香苗(水川あさみ)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)、と、秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追う政治サスペンスドラマだ。その第3話が12日に放送された。

藤田(国広富之)があかす清家の心


武智議員(小木茂光)に清家と鈴木は秘書として使えていたが、同時期に政策秘書として使えていたのは藤田だ。藤田に話を聞くと、鈴木がブレーンとは考えられないという。そして「清家くんには心がない」という。父親とは別れて育った環境がそうさせたのか?人の意見を自分の意見のようにまとめ上げるその力は心がないからこそ出来るのか?

元恋人・美恵子(田辺桃子)の恐ろしさ!


清家の大学時代の友人に美恵子のことを聞くと、本名は「美和子」だと教えてもらう。それで調べるのだが、さらに、その名前も偽名で本名は「真中亜里沙」だとわかる。学生時代の美和子【真中亜里沙】は自信満々で、清家を政治家にするという。二人は清家が政治家になる前に別れたというが、それは本当なのか?武智の事故、道上の父の事故、鈴木の事故を企んだのが美和子【真中亜里沙】だとすると、自分の野望のためには人の命をなんとも思わない恐ろしい人物が浮かびあがる。

第4話のみどころ


19日に放送される第4話では、ついに謎の女性(高岡早紀)が登場する。たぶん美和子【真中亜里沙】ではないかと思われているが、その目的は一体何なのか?

さらに、予告動画では清家の近くで交通事故が起きていたことがわかる。それも美和子【真中亜里沙】がからんでいるのか?

フリー記者となって誰からも圧力にも屈せず取材が出来るようになる代わりに、身の危険がさらにせまる道上の行動が楽しみになる。

原作者・小説家の早見和真が出した要望


ドラマ化にあたり原作者の考えはどうであったかについて原作者の早見和真にインタビューした内容が番組公式サイトに掲載されている。ドラマ化について聞かれると、本人は自分の作品はドラマ化されることが多いほうだと自覚しているといい、以前はそれがコンプレックスだったが、今では「僕が小説で伝えようとしていることは、どんな分厚い物語を書いたとしても、おそらく1つか2つだと思っています。その大切な1つか2つのことを、映像側の人たちが外側だけでなく、きちんとくみ取ってくれているのならば、信頼して原作を預けるというスタンスになりました」と話している。今回のドラマ化では唯一要望を出したのは、大事な場面は愛媛県の愛南町・外泊で撮影してほしいことだという。小説の中でこの地が「日本の中でここにしかない景色」と感じさせてくれる場所として大切に描かれているという。全文は番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第3話ネタバレあらすじ


取材を拒否された道上(水川あさみ)は清家(櫻井翔)の大沢時代の同窓生を取材し、美恵子(田辺桃子)の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。それは、美和子が脚本家を目指して、コンクールにも出していたのだ。道上はテレビ局に連絡をいれてそのシナリオを手に入れようとするが、個人情報を盾に断られる。

同じ頃鈴木(玉山鉄二)も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。

そして道上は、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れる。簡単にはあってくれない藤田になんとか会いたいと思った道上は、藤田が入っている老人ホームが主催する子ども向けの行事に息子の勇気(森優理斗)と参加した。送ってきてくれた元夫の旗手健太郎(和田正人)は道上とよりをもどして3人で暮すことを考えていると話した。道上もやっと勇気と暮らせることができると喜ぶ。

行事には参加していなかった藤田が通りかかったのをみて、道上は勇気をその場において、藤田に話を聞きに行く。誰が清家の黒幕なのかと尋ね、鈴木がハヌッセンか?と聞いてみた。すると藤田は鈴木はそんなたまではないという。さらに清家には心がないとも話した。美和子のことを聞いてみると、一度あったことがあるといい、自信満々で「私が27歳までに一郎君を立派な政治家にして世にだします」と語ったと教えてくれた。道上は美和子が武智を殺したのではないかときく。すると、武智はもともと地盤を清家にゆずって次の選挙で交代することを考えていたのだという。さらに、事故にあったころ、武智は不倫をしていてその女性に夢中だったことも教えてくれた。ただ、その女性が誰だかはわからない。

藤田は自分が清家の秘書にならなかったのは断られたからだという。そして、ハヌッセンがいるなら、たぶん、清家のすぐ近くにいること、そして、道上の身も危ないことを気をつけるようにと話した。

藤田との話に夢中になっているうちに、夕方になり、行事も終わり、勇気はひとりぽつねんと待っていた。健太郎が迎えに来ると、「前言撤回」といって、勇気を一人にして取材をしていた道上を責めた。

道上は鈴木を病院に見舞う。そして、美和子が書いたシナリオを手に入れて欲しいと頼む。鈴木はその依頼を断った。道上が帰った後で、清家が当選したころのことを思い出していた。二人で議員会館の部屋で祝杯をあげた。これからはけじめとして敬語を使い、先生と呼ぶことにすると清家に伝えた。そんな鈴木に頼みがあるといって、清家は藤田を秘書にしないことを告げる。

鈴木のおかげでシナリオが手に入った。そのシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」に書かれていた本名は【真中亜里沙】だった。

清家から呼び出されていた道上が料亭の裏庭にゆくと、清家は今後連絡を絶つという。それは道上のためだといい「僕のことをしっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから」と強い視線で語った。

■第4話あらすじ


清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する美和子の本名が “真中亜里沙”だと知る。

しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していた。新聞社への圧力により、道上は退社し、フリージャーナリストとして美和子【真中亜里沙】を探る。そこである事実が判明する。

TBS「笑うマトリョーシカ」は2024年6月28日から、毎週金曜日22時放送。出演:水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔、田辺桃子、筒井真理子、渡辺いっけい、和田正人、渡辺大、加藤雅也、高岡早紀、丸山智己、曽田陵介ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@matryoshka_tbs」。TVerとTBSFREEで最新話無料配信、U-NEXTで最新話まで全話配信中。

TBS「笑うマトリョーシカ」番組公式サイト

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