いつも怪しい泉澤祐希はただのいい人だった 泉澤をかばう松岡茉優「ギークス」第7話ネタバレと第8話予告

08月23日10時30分ドラマ
©フジテレビ

8月22日に放送された第7話、ストーカー被害にあっている女子高生(中山ひなの)に頼られた杉田翔(泉澤祐希)だったが、真犯人はその女子高生だった。29日「ギークス~警察署の変人たち~」(フジ、木、22時)第8話が放送される。唯(松岡茉優)と刑事課の芹沢直樹(中村蒼)との恋の展開はあるのか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ木10ドラマ「ギークス」第7話放送後のトピックスと第8話のみどころ
「ギークス」は頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“痛快エンターテイメントドラマ”だ。松岡茉優、田中みな実、滝沢カレンが個性的な「ギーク」を演じる。その第7話が22日に放送された。第7話は連続するストーカー事件と思わせて、実際は第一の事件の被害者と思われた女子高生(中山ひなの)による犯罪だった。

鑑識の新人・杉田翔(泉澤祐希)は真犯人のようでいつも“白”!


小鳥遊署のパソコンにウイルスが入れられた時も“知識があって唯に犯罪を押しつけられる”人物として杉田は視聴者から「真犯人」か?と思われたが、この第7話でも女子高生のストーカー事件で「消えた犯人」なのでは?と思われた。しかし、どちらの事件にも全く関与せず、ただただ懸命に市民のためにと働いていた「いい人」に過ぎなかった。

唯(松岡茉優)を見つめる芹沢(中村蒼)の視線に注目

妹のれいな(中村里帆)が東京にやってきたことで起きた騒動のラスト。芹沢と唯がつきあってしまえばという流れになり、当然のように唯はそんな気は全く無いと言い切るが、その唯を見つめる芹沢の視線が怪しい。これまで、足立(白洲迅)と唯の恋愛はどうなるかと思わせていたが、実は芹沢と唯という組み合わせもありなのか?



足立(白洲迅)は唯と同類?

唯に向けられていたパソコンにウイルスを仕込んだという案件が片付いたにもかかわらず、相変わらず、唯との距離を保っている足立だが、実はプライベートと仕事はきっちりとわけたいタイプだといい、「デートしませんか?」と唯を誘ってくる。そんな足立に即答で断るものの自分の部屋に入るとデレデレになっている唯がいた。



いつもの居酒屋ではなくマッサージサロンでくつろいでいるところに事件の連絡!

今後の事件は企業に対する脅迫だ。それも、自分の会社で起きている不都合なことを自発的に暴露させるというもので、その脅迫が来ただけで企業は炎上してしまうという。そんな事件を唯、吉良ます美(田中みな実)、基山伊織(滝沢カレン)は片付けることができるのか?

毎日、アフター5を居酒屋で楽しむ3人だが、第8話ではあまりにも疲れ切った3人がマッサージ店に集う。ゲストの乙葉がゆったりムードで3人を癒やす。



■前回:第7話ネタバレあらすじ

小鳥遊署の鑑識官・西条唯(松岡茉優)は、後輩の杉田翔(泉澤祐希)が高校生の加納ミサ(中山ひなの)から「知らない男が急に棒で襲いかかってきた」と相談を受けているのを知る。偶然、通りかかった道でミサから助けを求められた杉田は犯人の後を追おうとしたが、ミサに「怖い」と言われてその場にとどまった。そしてそれ以降、杉田はミサと連絡を取り合い、励ましてきた。そして、杉田は「絶体に捕まえる」とミサに誓う。

西条、吉良ます美(田中みな実)、基山伊織(滝沢カレン)のもとに芹沢直樹(中村蒼)が助けを求めて駆け込んできた。さらに芹沢を追って若い女性がやってきた。彼女は芹沢の妹・れいな(中村里帆)で大学生。地元企業から内定をもらっていたので遊びに来たのだ。母親に頼まれて芹沢にお見合いを確約させるための書類にサインするよう芹沢を追いかけ回していたのだ。母親はサインさせれば東京に遊びにきた交通費を出すといっていた。

芹沢の家に泊まろうとしていたれいなだが、芹沢はそれを断り、西条の家に泊まるように言う。芹沢のおかげで処罰されないですんだという弱みがあるため、唯はれいなを泊めることを承諾した。

部屋にやってきたれいなは、家の中でダンスしたり、パーティを開いたりと好き放題だ。唯が楽しみにとっていた食材を使ってしまったり、後少しで完成するはずのジグソーパズルも勝手にされていた。そんなれいなの陽キャすぎる行動に疲れが溜まる。

一方、通り魔事件の捜査の状況が気になるミサは、杉田の元を訪れて状況を聞く。杉田は職務を超えてミサを助けようとする。

そんな中、もう一人同じような被害がでた。ミサと同じようにピアニストを目指している音楽教師だ。同じような事件ながら、微妙に違いがある。2番目の事件は道路に凶器をしまうときにつけた金属片がついていたが、1番目の事件現場にはなかった。基山は2つの事件の道路図をみて第一の事件は犯人の逃げ場がないことに気がついた。

もう一度、第一の事件の調書を熟読する唯。ミサに聞いた話、基山たちの意見から一つの答えが出た。そして、つづく事件を防ぐため、現場に急いだ。

音楽教師が襲われそうになった時、杉田が間に入って自らが殴られて教師を守った。犯人はミサだった。そして、音楽教師はミサの中学時代の教師でもあった。

ミサは悪びれることなく、事件を起こしたのは不公平だと思ったからだという。教師はたった一つの音楽学校への推薦枠を自分ではない男子生徒に決めた。そのために自分は程度の低い学校になってしまったという。それなのに、教師は自らもコンクールにでようとしているのを知り、犯行を思いついたという。自分は教師によって、人生を台無しにされたという。そんなミサにます美は「今、あなたの未来音を立てて崩れていった」という。

ミサは自分は子どもだし、大人は子どもを守るべきだといい、反省しない。唯たち3人が席をたってしまおうとするが、杉田だけはミサから話を聞くという。そんな杉田にミサは「もはやバカ過ぎて引くわ」と言い切る。すると唯はミサのもとへ向かい「加納さん。確かに杉田はやり過ぎます。でもあなたにバカにされる筋合いはない!」と強く言い切った。

いつもの居酒屋で1日職業体験の打ち上げをしていると芹沢と妹のれいなが来る。れいなは警察に入りたいといい、芹沢もやっと納得した。芹沢が「自分のような刑事は」と説明しようとすると、れいなは芹沢のような警官ではなく、唯のようにプライベートと仕事をきっちりとわける警官になりたいと告げた。



■第8話あらすじ

「ジャッジマン」と名乗る人物から、脅迫状が届いた企業が次々に炎上する。手紙の内容は不正やハラスメントを告発するものだった。

次のターゲットになったのは大手銀行「なのはな銀行」小鳥遊支店だ。早速、ネットには多数の誹謗中傷が書き込まれ、支店の窓ガラスが割られる事態に発展してしまう。

一方、勤務を終えた小鳥遊署の鑑識官・西条唯(松岡茉優)、医務室勤務の吉良ます美(田中みな実)、交通課の基山伊織(滝沢カレン)は、マッサージサロンでくつろいでいた。それぞれにストレスを抱えた三人は、オーナーセラピストの城之内エミリ(乙葉)の施術とトークに深く癒されていた。

刑事課の芹沢直樹(中村蒼)らは、ネット犯罪専門で銀行の顧問弁護士でもある薮下慶(上谷圭吾)とパラリーガルの相田誠二(モロ師岡)の同席のもと、「なのはな銀行」小鳥遊支店の支店長・神谷(林和義)から話を聞く。脅迫状には「3日後の20時までに、上層部の不正行為を謝罪しないと真実をすべて晒す」と書かれていた。最初はデマだと言っていた神谷だが薮下に迫られ、不正を認める謝罪会見を開くことになった。そんな中、薮下の事務所にもジャッジマンからの脅迫状が届いた。 

フジテレビ 2024年7月4日スタート。毎週木曜日22時放送「ギークス~警察署の変人たち~」。出演:松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、中村蒼、白洲迅、泉澤祐希、あの、マギー、徳井優、若林時英、阿部亮平ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@geeks_fujitv」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。



フジテレビ「ギークス~警察署の変人たち~」番組公式サイト

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